府市場七地蔵めぐり
お地蔵さまはすべての民を救済してくださり、関西では子供を守る仏として、府市場でも8月23日の「地蔵盆」には子供たちが主役で、お団子をお供えしお祭りしてきました。
2005年(平成17年)から子供中心の「地蔵盆」を「地蔵まつり」と変えて、区全体で取り組み、バザーを用意し、区民の懇親・交流をはかる夏祭りとなりました。
雨に咲くクチナシ
新型コロナウイルスの関係で、今年の祭りは中止が決まりましたが、普段通りの飾り付けをして、子供によるお祭りは行なわれます。
それぞれご縁があるお地蔵様をお飾りしお祭りするのですが、地蔵盆を機に区内全部のお地蔵さんに親しんでもらうため、子供育成会で「七地蔵めぐりスタンプラリー」を企画中です。
七ヶ所にあるお地蔵様の「いわれ」を教えて欲しいとの依頼があり、写真を撮り、像や礎石に刻まれた文字を調べてみました。
死者への供養と現世と来世の救いを求める願いがこもっているのですが、中には「首切り地蔵」という物騒な名前がついたお地蔵さまが祭られています。
また、18体のお地蔵さまも様々です。
持物は、両手に何も持たず手の印だけ、両手に宝珠のみ、錫杖だけ、宝珠と錫杖、宝珠と数珠、何も持たず合掌があります。
お姿は、立像、座像、半跏像(片足を垂れてもう一方の足を組む)があります。
明日から七回に渡って「府市場七地蔵」を巡ってみます。
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