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2020年8月25日 (火)

神鍋山野草を愛でる会 8月例会 神鍋渓谷

観察は万劫地区、稲葉川源流・神鍋渓谷を遡ると、160m下には蘇武トンネルが通っています。
トンネルは長さ県下2番目3,700mで、工事中の湧水により9カ月中断して、2003年に9年かかって開通しました。
トンネル入り口の水量は1分当たり17トンで、西気地区上水道として、水力発電装置でトンネルの照明や融雪にも利用されています。
この日の観察は12名、神鍋渓谷公園から渓流を遡ります。

渓流渡り & ヤマジノホトトギス
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ミズタマソウ & キンミズヒキ
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ナツエビネ & ミゾホウズキ
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万劫の大カツラ と カツラをバックにYさんのオカリナ演奏
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「カツラの滝」(仮称) & ノギラン 
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イワタバコ & アカショウマ
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豊岡市は38度の予報でしたが、500m近い標高・蘇武山系から流れる渓流と木陰のお陰で、30度を下回りちょっぴり快適さを味わいました。

この日の観察の詳細は → 神鍋山野草を愛でる会のブログ をどうぞ!



  

2020年8月23日 (日)

地蔵盆 七地蔵スタンプラリー

お地蔵さまはすべての民を救済してくださり、関西では子供を守る仏として、府市場でも8月23日の「地蔵盆」には子供たちが主役で、お団子をお供えしお祭りしてきました。
2005年(平成17年)から子供中心の「地蔵盆」を「地蔵まつり」と変えて、区全体で取り組み、バザーを用意し、区民の懇親・交流をはかる夏祭りとなりました。

ところが、新型コロナウイルス感染拡大が依然として続き、府市場区全体としての夏祭りは取りやめとなりました。
夏祭りはなくなっても、子供育成会では、小学生が薬師堂のお地蔵様、中学生が観音堂のお地蔵様をお祭りすることになりました。
合せて区内7ヶ所にあるお地蔵様を巡る、スマホによるスタンプラリーが企画されました。
ICTが得意なT育成会長がスタンプラリー作成ソフトを使って作ってくれました。
お参りとお地蔵様ごとのクイズも楽しめます。

  スマホ 「府市場七尊お地蔵様巡り」スタート画面
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区内七ヶ所のお地蔵様
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マップもついて、1問目のクイズ
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2問と3問目クイズ
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4問と5問目クイズ
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6問と7問目クイズ
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「府市場七尊お地蔵様巡り」に参加するとそれぞれご褒美があります。

参加賞(ジュース)& 3ヶ所お参り賞(鬼滅の刃のロングステッカーガム)
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7ヶ所コンプリート賞(おたのしみ?)
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マイブログで「府市場七地蔵めぐり」9回連載もお役に立ちました。

せっかくなので、それぞれのお地蔵様の由来や特徴を知ってもらえば嬉しいです。

折しも日曜日、コロナ禍の最中ですが、スマホを片手に親子で地蔵巡りを体験してもらいたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

       

 

  

2020年8月22日 (土)

隣保別防災ミーティング

府市場区は、85戸(共同住宅4棟27戸を除く)が7つの隣保(生活協同単位)に分かれています。
初めての隣保別ミーティンを行なったのは、各戸別の災害危険をを確認することと、準備・対応を隣保単位で行なうことがもっとも合理的かつ有効だからです。

マスク着用、換気をしながら密を避けて短時間のミーティング
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防災マップによる戸別、隣保別の災害危険の確認
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近くに山が無いので土砂災害は考えられませんが、円山川に近いことから大雨・洪水による浸水被害が現実になります。

防災マップで確認すると、外水氾濫時に家屋の場所と標高により3つのリスクがあります。
「日高町府市場区の防災マップ」は右をクリック → ダウンロード - fuichibabousaimap.pdf

①外水氾濫時に家屋倒壊の危険エリア(赤斜線囲い)→7隣保の大半、6・3隣保の一部
②1階床上浸水(水色・0.5m~3m未満) → 2・3・4・5隣保のほとんどと1隣保の半数
③床下浸水(黄色・0.5m未満) → 1隣保の半数

以上を踏まえて、訓練時に防災無線の放送に従って、次のように行動してもらうようお願いしました。
①のエリアは安全な知人宅か指定避難場所に早めに避難する。(マスク、飲み水持参)
②のエリアは在宅避難=2階に避難する(1階建ては知人宅又は指定避難場所)
③のエリアは在宅避難=自宅にとどまる(2階ならさらに安全)

自主防災会の情報担当である私から、以下の2点をPRしておきました。
①防災マップは豊岡市のホームページ防災のサイトからダウンロードできること
(2016年配布の防災マップを持参したのは約半数、残りの人には区でコピーを配布)
②スマホの専用アプリ「ひょうご防災ネット」をダウンロードして、豊岡市を登録すると防災情報がスマホにリアルタイムで届くこと
高齢者が多く、「らくらくフォン」の使用者はセキュリティの関係もあり、アプリのダウンロードが出来ないか慣れていない方がほとんどです。
自分が契約している通信会社にその旨を告げて、サポートを受けてもらうよう話しておきました。

我が家は在宅避難(2階)に該当し、今後緊急持ち出し品の洗い出しと事前準備が求められます。

 

 

  

2020年8月20日 (木)

風水害に対する備え

真夏を過ぎ、9月から台風時期となり風水害が懸念されます。
私が当地に生を受け70有余年、過去に伊勢湾台風、第2室戸台風による災害がありました。
大事なものやご飯を炊いたお釜やヤカンに入れた飲み水を二階に上げて、避難準備をしたことも何回かありました。
近年では2004年(平成16年)10月20日の台風23号の大雨による大被害が記憶に新しいところです。
幸い府市場区では紙一重のところで大きな災害に至りませんでした。

40ページの資料と 府市場区水位観測所
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豊岡市では8月30日に、「風水害市民一斉避難訓練」が予定されています。
府市場区では、7月19日に役員12名で構成する自主防災会主催で、市防災課の担当をお迎えして「防災出前講習」を行ないました。

2018年7月の西日本を中心とする豪雨災害、2019年の台風19号で、関東地方や甲信地方、東北地方などで記録的な大雨となり、甚大な被害をもたらました。
今年に入って7月九州で豪雨による河川の氾濫、土砂崩れ等で大きな被害が出ています。
温暖化による異常気象によるものか、被害想定や過去の経験が通用せず、いつどこに災害が起きてもおかしくない時代なのでしょう。

府市場区自主防災会として、講習会を踏まえ以下のとおり決めました。

①隣保別防災ミーティングの開催(8月16日~24日まで)
・防災マップによる戸別、隣保別、区別の災害リスクの確認
・避難先の確認
・要介護者、支援者の確認
・避難完了時の報告

②市民一斉避難訓練(8月30日)の内容と手順の徹底
・隣保別避難者と避難先の確認(自宅二階、知人宅、緊急避難所)
・自主防災会による集計と検証

 

 

 

 

     

2020年8月15日 (土)

果物の生り年

今年はカキだけでなく果物の「生り年」です。

先ずはスモモ、2種類3本が鈴生りとなりました。
嫁さんの努力の甲斐なく、大半が風で落ちたり、ハチやヒヨドリの餌食となりました。
次いでスダチとカキ、花ユズと続きます。
以前はブドウ・キュウイ・サクランボ・ナツメ・ユスラウメ・小ウメもあったけど、それぞれ手に合わなくなって処分しました。

摘果スダチ & 樹上のスダチ
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摘果カキ & 樹上のカキ
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そういえば2015年の柿が豊作でした。

たくさんなった果物を放置することで木に負担がかかり、翌年は実が少なくなります。
特に手入れしなかった我が家も柿農家さんの助言を得て、剪定・摘果に励んで数をコントロールした分、やや大きな実が穫れるようになりました。
脚立に登って目につく物を半分以上取ったつもりでも、後で気づくと3分の1になりません。
摘果時期が遅かったこともあって、今年はさほどよい実とならないかも。

次に向かうはユズ、小ぶりな花ユズゆえに鈴なりになっています。
柑橘類は棘が出ていて摘果も一苦労です。
娘1のリクエストで植えたレモンは、まだまだ実を付けることはありません。



 

2020年8月13日 (木)

コロナ元年 静かなお盆

お盆が始まりました。
墓参りや帰省が「自主規制」され、区内や近所に子や孫連れがほとんど見られなくなりました。
我が家も娘1と娘2の両家族とも、自粛による取りやめを告げてきました。
私たち夫婦とも70歳を越え重症化しやすいことを考え、都市部からの持ち込みを懸念したものです。

昨年は中学生の孫2君が、横浜から6日に来て、今それを聞いて高校受験生である京都の孫1ちゃんが遊びに来てくれました。
それぞれ朝のうちに課題をしっかり済ませ、オンライン学習も怠らず、家に居るより能率が上がったようでした。
そのお陰か孫1ちゃんは受験した4校すべてに合格し、志望校に進むことが出来ました。

例年ならお墓参り、海水浴、伊佐屋バーベキューに花火、夜のトランプや花札・麻雀ゲーム(ポンジャン)など一日中賑わっていました。
夫婦二人だけの静かなお盆は、U-ターン後初めての経験です。

伊佐屋三木家 墓地
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ハルのお墓
Dsc_0015_20200814073401 17日は兄と妹夫婦がお墓参りに来てくれます。
叔父と伯父2人は日中戦争で戦死、異父姉と祖父と祖母は私が生まれる前に亡くなっていて、生活を共にした仏は両親とイヌの「晋平」と「ハル」だけです。

 

ハルが亡くなって、場所も晋平の近くの、江戸中期(享保)の年が入った最古の墓石の奧に埋葬してやりました。
コロナ騒動が早く収束して、例年通りの賑やかなお盆を迎えたいものです。


 

 

 

2020年8月11日 (火)

美方大納言小豆栽培記 Ⅲ

夏本番を迎え、猛暑日の35度越えが連日続き、37度も経験しました。
さすがに農作業は早朝と夕方に2時間程度に抑えています。

小豆が生えそろいました。
前作のジャガイモ同様、今年から3分の1に量を減らしています。
ミニ耕耘機「izayamiki2号」で両端を耕して、株間はクワを使い、土寄せもクワで行ないます。
黒豆と同様これが一番大事な作業です。

土寄せ前 & 1回目の土寄せ
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支柱が終わった七夕豆
Dsc_0012_20200811093401  こちらはインゲンの在来種七夕豆
2本立ちにまとめて、予定通り20株となりました。
中耕除草に加え追肥効果で、これからどんどん蔓が伸びてきます。

彼岸過ぎから収穫が始まるので、大敵は台風による風被害です。
過去に何度も倒壊した経験を踏まえ、金属の支柱に4ヶ所筋交いを入れています。
台風襲来が決まれば、ロープによる補強も考えます。





2020年8月10日 (月)

黒鶴栽培記 Ⅳ

7月18日に追肥と2回目の土寄せが終わった黒鶴と丹波黒が順調に生育し花が咲いてきました。

黒豆の花
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花が落ちてサヤとなり実を付けて膨らんできます。
連日の猛暑で過乾燥は困りものです。
水やりをするわけにもいかず、ただただ夕立か台風による雨雲を待っています。

 

 

  



  

2020年8月 8日 (土)

BUSが増える

豊岡市内を走行していたとき、信号待ちのバスの後につきました。
ふと見るとバスの後ろに、少女のイラストと文字がラッピングされています。
5人の少女のイラストの下に「BUSが増える」。
えっ! 美人が多いので有名な雪国但馬に「ブスが増える」?

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よく読んでみると「特急バス大増便中」、城崎と大阪を結ぶ特急バスが増便されるとの宣伝でした。
それにしてもこの少女達を描いていることから考えると、受け狙いのパロディだと気づき思わずニヤリ。
でも私の考えすぎでしょうか?

PRESENTATOR : 峰岸 麗子
但馬に住む高校1年生の女の子。地元が大好きで将来の夢はバスガイド。
時代に敏感でファッションセンスがありおしゃれ。
性格がいい麗子は友達がいっぱいでおじいちゃんおばあちゃんが大好き。
好きな食べ物はもちろん但馬牛。

詳しくは、全但バスホームページ「BUSの本気」をクリックしてみてください。

朝日新聞土曜日の別刷版、「be」に「街のB級言葉図鑑」が掲載されています。
街で見かけた広告や宣伝の文字や言葉を取り上げ、本来の意味や誤用、やがて広がり辞書に入れられるなどの例も紹介されます。
そんなコラム記事に取り上げられそうな言葉でした。

 

   

 

 

  

2020年8月 4日 (火)

庭木の剪定 盛夏編

梅雨が明け庭木が伸び放題になっていました。
お盆前のこの時期植木屋さんは大忙しです。
伊佐屋もかってはお願いし、2~3日分の日当を支払っていました。

夏の剪定が終わった庭
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「暇はあるけど金はない、出来ることは自分でやる。」
11年前にリタイアして年金生活になってからは、自分でするようになりました。
膝腰に難がありバランス感覚も低下した今、マツやモッコク・ヒイラギ・サザンカは樹高を70から100cm低くし、植木屋専用の三脚の使用を止め、小脚立で済むようにしました。

重宝するエッジトリマー(生け垣バリカン)
P8040008  生け垣のベニカナメやヒイラギ・マキは、娘達から父の日にもらった「エッジトリマー」が活躍します。
主木のマツは、剪定適期の12月に入ってからゆっくり一日半かけて行なうことにしています。
仕上がりに目をつぶれば何でも出来るものです。

後片付けは嫁さんに頼んで、一輪車満載3台の剪定グズは伊佐屋菜園Bの空き地に仮置きして、夏の終わりに燃やします。
これですっきりした形でお盆を迎えられます。

 

 

 

 

 

  

 

 

2020年8月 3日 (月)

感染拡大防止策を徹底して、経済社会活動を続ける

兵庫県北部(但馬)に初の感染者が出ました。
感染者が多いのは東京や大阪を中心とする首都圏、愛知・福岡となっています。
人と人との交わりが感染原因で、住民人口や交流人口が多いところほどリスクが高まるのはやむを得ません。

但馬は面積なら兵庫県の25%を占め、東京都の総面積に匹敵します。
人口なら兵庫県の3%、東京都と較べて1.7%しかありません。
もともと人が居ない「過疎地」なのですから、「密」が起こりにくい地域です。

関連する行政がそれぞれ市町長メッセージを出しました。
豊岡市長は、「・・・私たちは今、感染リスクをゼロにすることはできないことを受け入れた上で、感染予防対策と社会経済活動の両立を模索しているところです。したがって、社会経済活動については、引き続き感染予防策を徹底した上で、現状のとおり継続していただければ、と思います。市の活動も、感染予防を、徹底しつつ、原則平常通りといたします。・・・

朝来市・養父市長は、・・・「市民の皆さんにおかれましては、引き続き、こまめな手洗い、マスク着用、咳エチケットの徹底、身体的距離の確保、密集・密接・密閉の「3密」の回避等の感染防止対策を徹底して実施いただきますようお願いします・・・」と共同声明のせいか短いメッセージです。

新温泉町長は、自身がが濃厚接触者となったことを詫びた上で「・・・町民の皆さまにおかれましては、マスクの着用をはじめ、不要不急の外出や三密(密閉、密集、密接)を避けるなどの対応を確実に守っていただくことが重要であります・・・

気になったのが、新温泉町長の「不要不急の外出三密(密閉、密集、密接)を避けるなどの対応・・・」の部分です。
兵庫県は、「・・・感染が再拡大している地域への不要不急の移動を自粛しましょう!特に、県境をまたいでの、接待を伴う飲食店、酒類の提供を行う飲食店、カラオケ等の利用を控えましょう!・・・

「不要不急の外出を避ける」表現は、緊急事態宣言発令時期はともかく、「感染が再拡大している地域への」など 具体的条件を付けずに、乱暴な言い方ではないでしょうか?

但馬山友会も例会再開を決め、8月例会を扇ノ山登山を標高900mの上山高原で集合解散し、具体的な感染防止策をとりながら実施を予定しています。
但馬地域で感染者がでたことを機に、現状把握と今後の行動確認のため役員会を開いたところ、新温泉町の「不要不急の外出を避ける」表現に、案の定「町民が外出を自粛しているのに」「リーダーやサブが地元の人で・・・」などと心配する声が出ました。
結論は感染防止策を更に徹底した上で、予定通りの実施が決まりました。

初感染者がでた今、「社会経済活動については、引き続き感染予防策を徹底した上で、現状のとおり継続していただければ、と思います。
市の活動も、感染予防を、徹底しつつ、原則平常通りといたします。 」と時期に合った合った
基本スタンスを明確にしたのは豊岡市長です。

但馬で初の感染者が出たことで、住民が行政に求めていること、行政が住民に求めることに具体的かつ適切に応えているのは豊岡市長でした。
緊急時のリーダーの言葉の重みを感じさせます。

 

 

 



 

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