2020 伊佐屋の七夕豆
「ひょうごの在来作物」という本で、但馬の在来種として紹介されている七夕豆です。
伊佐屋では十数年前に近所の方から種をいただき、以後継続して栽培しています。
昨年は小豆との連作障害が出て不調のところ、台風19号で影響を受けました。
辛うじて種を確保し、今年は連作でないところに植えました。
豊作となったの七夕豆
今年は樹勢も強く豊作となり、あちこちに配り喜んでいただきました。
インゲンの仲間なので、咲いた花のすべてに実を付けます。
七夕豆は虫にも病気にも強く、栽培しやすいのですが、最大の敵は台風なのです。
背丈が2mを越えて葉が茂るので、まともに台風の強風を受けます。
しかも収穫時期の10月始めは台風シーズンで、過去に何度も痛い目に遭いました。
倒壊すると根がやられ、食べる実はもちろん翌年の種豆まで穫れなくなります。
在来種なので種苗店にはなく、近所の農家で種を融通し合います。
いわゆる「バックアップ=保険」のようなもので、農家の知恵とチームワークで守り育てているのです。
やはり心配していたとおり、台風14号が週末に列島を襲うことが確実になりました。
明日にでもロープによる補強をするつもりです。
« 伊佐屋のキンモクセイ | トップページ | カリフラワー ロマネスコ »
「家庭菜園・農業・食べ物」カテゴリの記事
- 2024 家庭菜園豆類の出来は?(2024.09.19)
- 2024 不作の年(2024.09.07)
- 2024 伊佐屋菜園(B)お盆編(2024.08.14)
- 2024 伊佐屋菜園(A)お盆編(2024.08.14)
- 2024 伊佐屋菜園(B) 梅雨明け(2024.07.22)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント