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2020年12月30日 (水)

快適生活の脆さ

12月14日に降り積もった雪で、一部地域に被害がありました。
その中で昔と違うレベルの被害が気になりました。
豊岡市の一部地域で、着雪による停電が発生し数日間に及んだ地域がありました。
その時市内のホームセンターから「旧式の灯油ストーブ」姿を消しました。

電気で動く電化製品はもちろん使えないのは当然ですが、オール電化を取り入れているお家はパニックになります。
ざっと挙げても照明はもちろんのこと、台所、給湯、冷暖房、通信すべて使えなくなります。
特に雪国の冬は厳しく、暖房は欠かせません。

オール電化をしていない我が家は、まず煮炊きはプロパンガスで着火は電池式、ガスカートリッジのコンロと予備ボンベも置いています。
次に照明は、キャンプ用のランタンを2個、ロウソク、懐中電灯も何個か用意し、交換電池もしっかり備蓄しています。
そして暖房は、主力となるファンヒーターが使えないため「放射式石油ストーブ」を用意しています。
このストーブの着火は電池式で電気を必要としません。
そして熱湯を入れると、長時間保温材となる古い「湯たんぽ」も用意しています。

ファンヒーター & 反射式石油ストーブ
Dsc_0109 Dsc_0106
聞くと何軒かが旧式のストーブを使ったり用意していました。
もちろん田舎なので、米や野菜・保存食品など半月くらい食いつなぐ準備は出来ています。

車が通れなければ、即「孤立」と判定されます。
「孤立」とはなんぞや、ちょっと意味を考えさせられます。

都会人や若者世代はいつの間にか便利さに慣れて、ライフラインが停止したときのリスクを考えなくなりました。

 

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