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2021年1月29日 (金)

立春間近の雪

大寒が過ぎ、立春を前にしての積雪です。
周囲に降った雪も消え、裏庭から神鍋山や蘇武岳に積もる雪が残っています。
市内に4ヶ所あるスキー場は積雪はあるものの、緊急事態宣言下でお客は少ないようです。
昨年は暖冬で雪無し、雪が積もった今年はコロナ禍と悩みは尽きません。

二階からの雪景色 登校する児童も
Dsc_0005_20210129085901日本海にある低気圧が発達して、夜には暴風雪警報が出されました。
風が収まると気温が低下し、夜半から雪が降り、朝には数センチ積もりました。
予報では一日中雪だるまマークです。

2021年の立春は2月3日で、節分は124年ぶりに2日となります。
一年に少しずつ誤差がでて、閏年と同様調整されるようです。

冬至から1ヶ月を過ぎ、日の入りが長くなったのに気づきます。
大寒から節分のころが最も寒い時期で、昔からこの時期になると寒の餅(かき餅)を搗いて乾かし、子供たちのおやつとして保存します。
25年使っていた餅つき器を新調したことでもあり、久しぶりにかき餅を作ってみますか。

 

 

 

2021年1月23日 (土)

緊急事態宣言下の愛宕講

私が所属するのは府市場区(旧手辺)2隣保、正月行事として「愛宕講」が新年会も兼ねています。
100年近く続く「愛宕講の由来と歴史」については、  ダウンロード - atagokouyurai.pdf

2021年神事
Dsc_0008_20210124100001

あいにく新型コロナウイルスの再拡大で11都府県に緊急事態宣言が出されてて、兵庫県も対象となっています。
隣保長から案内文書です。

「新型コロナウイルスの感染が収まらず、大都市を中心に全国に拡大しつつあります。
このような状況下で府市場区総会も、役員選出だけにとどめ、新年会を中止しました。
区内の各隣保も同様の方向と聞いています。
●愛宕さんは神事のみとし、家庭の代表者1名がお参りください。
●新年会は実施せず、愛宕さん終了後、幕の内弁当2個ずつ持ち帰って頂きます。」

昨年までは、お参り後料理屋のバスに乗り、新年会場 にまっしぐら。
ご馳走を食べながら、飲めや歌えの大騒ぎのパターンでした。
中止して会費を返金した隣保もありますが、地域経済への貢献の意味で、少し贅沢なお弁当を注文することにしました。
「愛宕講の由来と歴史」文書も配布され、持ち帰ったお弁当を食べながら、家族で火の用心を誓いたいものです。

次は節分祭で2隣保が担当します。
今年は124年ぶりに2日が節分に当たるそうです。
節分とは各季節の分かれ目を意味しますが、立春前日の節分は、神様へのお参りや豆まき行事で、邪気を追い払い、一年の無病息災を願う行事として引き継がれてきました。

マスク着用、手指の消毒、互いの間隔を空けながら時間を絞って実施することにしています。

2021年1月18日 (月)

ためになるブラタモリ

17日の新聞で冷やかしに大学共通テストの問題を見てびっくり。
16日実施の地理Bの第5問は宮津市がテーマです。

【第5問】地域調査(京都府宮津市周辺)

問2 地形図と古地図の判読に関する説明文の正誤判定。
問3 天橋立の景観写真の判別。
・・・・・・

問2と問3は1月12日の放送を見ていれば簡単に解けます。
もっとも少しばかりの地図読み力・判断力がある受験生なられば簡単でしょう。
NHKの人気番組として、「〇〇に乾杯」や「にっぽん縦断〇旅」がありますが、日本全国の町の新たな魅力や歴史・文化などを再発見する「ブラタモリ」が面白くてためになります。

<12日の天橋立編を見て、14日に友だちや娘達に送ったメールです>

「ブラタモリ 豊岡」の再放送は12日の23時45分で終わったそうですが、次の番組「天橋立編」がおすすめです。
天橋立は室町や江戸時代と現代では砂州の成長でいろいろが変化し、見る場所が北からと南からでは違うのと見え方が違います。
橋と見えるか龍に見えるか?国宝「雪舟の天橋立図」との比較など面白かったし、勉強になります。
丹後の国府がおかれた場所で、国分寺、一宮の籠神社、天橋立神社など、当時の賑わいや参詣の様子が史跡から偲ばれます。
テレビ再放送は19日23時45分です。

 

 

 

 

 

2021年1月17日 (日)

我が家の雪害

12月半ばと大晦日から元旦にかけての積雪で、我が家の庭木や果樹が被害を受けました。
「雪で枝が折れるのは自然が剪定してくれるのだ」なんて言う人もいますが、負荷をかけぬよう枝を透かせたつもりでしたが、過去の積雪での折れ傷から腐ってきたのでしょう。

樹齢30数年のスモモの木
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桜が終わると小さな白花を一杯咲かせ、少ないながらも美味しい実を付けてくれました。
大きなダメージを受けても、もうひとがんばりしてくれることでしょう。

幹が裂けたレモン樹
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植えて7年目のレモンですが、「別荘滞在中」におもわぬ大雪となり、養生が間に合いませんでした。
葉も枯れてきており、これだけ見事に裂けると、再生は難しいかも知れません。

 

2021年1月16日 (土)

とまどうロウバイの花

1月の半ば過ぎても蠟梅(ロウバイ)の花が咲きません。
正月の風物として、厳しい寒さに凜として咲くさまが何度か登場しました。

蕾が少し膨らんだロウバイ
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12月半ばの積雪と元旦の積雪が効いたのでしょう。
早まったり遅れたり季節の進み具合に差があるのは当然です。


2021年1月10日 (日)

役員選任総会

府市場区役員の任期は2年、今年は改選の年にあたります。
事業年度は4月から始まり、翌年3月までなのですが、行政や地域コミュニティへの報告に間に合うよう新年会もかねて正月の三ヶ日を外した最初に日曜日に行ないます。
普段は大広間に座って、肩触れあう状況で投票し、役員選出後に幕の内弁当とお酒で新年を祝います。

投票風景
Dsc_0091総会開催通知には「新型コロナウイルス感染が再拡大する中、密によるリスクを避けるため、極めて異例ですが、全体を2組に分割し、時間差を設けて投票を行なうことを了承願います。また、恒例の新年会は中止とし、投票後弁当を持って帰っていただきますとなっています。

投票は区長と副区長候補への信任、氏子総代3人、議長3人、監事2人の記名投票、最後に氏神伊智神社の耐震補強や土台等の取り替え工事(案)に対する承認の5種類を順番に行ないます。

玄関で検温、消毒、マスク着用の確認の上、間隔を空けて投票します。
密になりそうな時間もありましたが、慣れたもので整然と投票が行なわれました。即時開票後新役員が決定し、即時隣保回覧で結果が報告されます。

「コロナ元年」は、いろいろな行事が中止や変更される中で、経験したことのないスタイルもありました。
新型コロナ感染者が但馬だけでなく、豊岡市にも出始めている現状では、やむを得ないことですね。

新年の会食は中止としたものの、地域経済への貢献を考えて「幕の内弁当」の配布を決めました。
隣保新年会も兼ねた「愛宕講」も神事だけ開催し、各家庭に「ちょっぴり贅沢な弁当」を用意し、各家庭で楽しんで頂くことにしました。
「何でも中止」でなく、多少でも地域業者さんに貢献することも大切です。

私は3度目の副区長と、2年度は隣保長、寿会班長と伊智神社の祭礼年当番と大当たりの年でした。
あと3ヶ月弱のお務めですが、山を越えたことでホッ!としています。

 

 

 

 

    

 

2021年1月 9日 (土)

真冬の寒気

7日から強烈な寒波が日本列島を襲って、北陸、上信越、東北にどか雪をもたらせました。
兵庫北部も大雪への警戒を求められていますが、積雪はさほど、いやほとんどありません。
気圧配置の偏りで、福井・金沢・富山・新潟・山形・秋田に記録的な積雪で自衛隊が除雪に出動しているところもあります。

一方、9日の自宅付近の様子です。

東方向(自宅前) & 西方向(大岡山)
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ただ、朝の気温がマイナス2度、昼になっても1度あるかないかと凍てついています。

当地では珍しい霜柱 & ブランコ下の氷り
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どか雪に比べたら、氷点下の気温など辛抱できます。
雪国但馬でスノータイヤを付けていない住民はいませんが、凍結による事故防止のため安全運転が求められます。
ただ、今夜から明日にかけて大雪に注意の予報もあり、油断はできません。

 

  

 

   

 

 

 

 

2021年1月 7日 (木)

七草がゆ

今朝の七草がゆ
P1070039 カテゴリー「風物・歳時記」にはぴったりのお題ですね。
朝のニュースで鳥取市の老人グループが、「鳥追いの歌」を歌いながら、菜っ葉を刻んでいました。
代表者曰く「田や畑に害をおよぼす鳥や獣を追い払う意味がある。これからも伝えていきたい」と。

歌は子供の頃、父が菜を刻む時、まな板を叩いて大きな音をさせて唱えていたものとほぼ同じです。
「♪ 唐土(とうど)の鳥が、日本の国に渡らぬうちに七草そろえ・・・・・♪」
1月6日の「鳥追い行事」と7日の「七草がゆ」一緒にしたものかも知れません。
害鳥を追い、疫病が流行せぬことを願った厄除けと、正月にかけて酷使した胃をいたわり休ませることにもあるのでしょう。
物が少ない昔でもその必要性が言われたのに、ましてやメタボ社会の現代、春の七草を粥に入れて胃を休める意味はますます大きくなります。

 

 

 

 

              

2021年1月 3日 (日)

昭和30年代の積雪写真

積雪の写真がないかアルバムを探してみると2枚ありました。
たぶん昭和32~33年、小学2~3年生(10歳)頃だと思います。

6歳違いの兄とツーショット ポーズをとる坊ちゃん刈りの伊佐屋くん
Photo_20210103100001  1-1  
左の写真は、昔の母屋の屋根に登って撮ったもののようで、兄が背中を持ってくれていても顔が引きつっています。
6歳違いの兄は戦時に使われた「防空頭巾(ずきん)」、伊佐屋君は耳当てがついたハイカラな「スキー帽」をかぶっています。
靴はゴムの長靴で、藁で編んだ雪靴はこの頃には姿を消しました。

積雪で居室の戸が開きにくくなれば、雪下ろしのサインです。
いまは降っては溶け、溶けたら降るの繰り返しで、屋根の雪下ろし風景は山間部でも見られなくなりました。

寒くて冷たい但馬の冬も、居間の掘りごたつで暖まり、長火鉢でかき餅や干し芋を焼いて食べるのが楽しみでした。
寝るころには、母が豆炭行火(あんか)を用意してくれていて、それぞれ十の字になって重たい木綿布団に潜り込んで寝ました。

 

 

 

 

       

2021年1月 1日 (金)

2021 初詣

伊佐屋における神仏への初詣です。
朝はまず家族揃って神棚へお参り、続いて仏壇にお参りします。
そして、席について新年の挨拶と乾杯で会食の始まりが常でした。
コロナ禍でお盆に続いて、正月も娘家族の里帰りはなく、老夫婦だけで新年を迎えました。

神棚&仏壇にお参り
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10時前になると、伊佐屋のお墓と府市場区の産土神:伊智神社に参拝します。
本来は檀那寺である出石町福成寺にお参りするのでしょうが、遠いこともあって毎年失礼しています。
但馬一宮だとか、但馬五社などの神様にもお参りしません。

伊佐屋墓地&氏神伊智神社
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今年はお花と線香の他、スコップ持参でお墓参りです。
大晦日からの雪も、峠を越して小康状態です。

2020は一年中新型コロナウイルス感染に悩まされました。
「人類や文明に対する試練」だという人がいます。
「自助」と「自己責任論」が社会的弱者を苦しめ、民主主義を危うくします。

我々に出来るのは感染防止に留意することしかありません。
接種開始となったワクチンの有効性に期待するのと、治療法がさらに進むことを望みます。



  





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