昭和30年代の積雪写真
積雪の写真がないかアルバムを探してみると2枚ありました。
たぶん昭和32~33年、小学2~3年生(10歳)頃だと思います。
6歳違いの兄とツーショット ポーズをとる坊ちゃん刈りの伊佐屋くん
左の写真は、昔の母屋の屋根に登って撮ったもののようで、兄が背中を持ってくれていても顔が引きつっています。
6歳違いの兄は戦時に使われた「防空頭巾(ずきん)」、伊佐屋君は耳当てがついたハイカラな「スキー帽」をかぶっています。
靴はゴムの長靴で、藁で編んだ雪靴はこの頃には姿を消しました。
積雪で居室の戸が開きにくくなれば、雪下ろしのサインです。
いまは降っては溶け、溶けたら降るの繰り返しで、屋根の雪下ろし風景は山間部でも見られなくなりました。
寒くて冷たい但馬の冬も、居間の掘りごたつで暖まり、長火鉢でかき餅や干し芋を焼いて食べるのが楽しみでした。
寝るころには、母が豆炭行火(あんか)を用意してくれていて、それぞれ十の字になって重たい木綿布団に潜り込んで寝ました。
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