膝関節手術後の経過
山仲間だけでなく、知人に会うと「その後足の具合はどうですか?」と心配していただきます。
2019年12月に右膝を、2020年11月に左膝を人工関節に換える手術を受けました。
入院中は傷口の熱もすぐに収まり、血圧も安定し、血中酸素濃度も問題なく、リハビリも順調でした。経験がある2度目は「模範囚」だったこともあって、早めの「釈放」が決まりました。
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人工関節置換手術後の左膝 & 両膝手術跡
両膝が人工関節に置き換わったことで、痛みはなくなりました。
それでも右膝にはむくみが、左膝には少し熱が残っています。
70年間使っていた骨関節を金属に置き換えるのだから、神経や腱・肉が馴染むに時間がかかるのはしょうがないですね。
母が遺したエアロバイク
当然のこととして、機能が元に戻るわけもなく、動きが悪いのは否めません。
特に段差があるところで、下りには苦労させられます。
機能回復にはリハビリが一番で、膝の曲げ伸ばしに役立つ「自転車漕ぎ」が欠かせません。
25年前に母が買っていた「エアロバイク」が活躍しています。段差と負荷が調整できるので、症状によって使い分けることができます。おかげで両膝とも痛みがほとんどなくなりました。
ウオーキングも大事なエクササイズですが、悲しいかな腰痛が進んで5分と歩けません。
最近では、寝ていても痛みが出てくることがあります。
脊柱管狭窄症の「お墨付き」をいただいていて、腰を伸ばすと脊椎の神経を圧迫して痛み、腰を曲げると少し収まります。
もっぱら近場の移動手段は痛みのない自転車となります。
「一難去ってまた一難」、膝の回復に努めながら今度は腰痛との闘いが始まります。
人間が火を使うようになると火事リスクが、直立歩行するようになったら膝腰の痛みと、宿命のようなものです。
ということで、当分山歩きはお預け、低山や沢で山野草を楽しむことも難しくなってきました。