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2021年11月30日 (火)

2021 庭の紅葉

11月末になって紅葉が目立ちます。
モミジの赤、ドウダンツツジの黄、マツの緑が主役です。

庭の紅葉 & ドウダンツツジ
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モミジ & マツ
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いままで見た紅葉で見事なのは、北アルプス涸沢の紅葉です。
しかも3度(2009、2011、2017)も見ました。
上高地から約6時間歩いて登ったものだけのご褒美です。
こちらはナナカマドの葉と実の赤、ダケカンバの黄、ハイマツの緑の組み合わせが見事です。
それに砂礫や残雪の灰色と岩峰の暗灰色も・・・・。

2017年涸沢の紅葉
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涸沢の紅葉は「2017 涸沢・穂高紀行 Ⅱ (三木隊)」をクリックしてご覧ください。



 

 

 

 

2021年11月28日 (日)

2021 冬の到来

27日になって冬型が強まり、里にも雹(ひょう)と見まごう大きな霰(あられ)が降りました。
28日朝には但馬妙見山や蘇武岳など1000mを越す高山に初雪が残っています。
当地では「高山に二度降ると、三度目は里に来る」と言います。
奧神鍋スキー場では造雪機が稼働したと聞きました。
石油の値上がりで燃料費が嵩み、積雪があると随分助かるはずです。
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里の伊佐屋家も車を軽のサポカーに変えたので、少し早めですが早期割引期間中にスノータイヤを購入・装着しました。
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2021年11月25日 (木)

2021 伊佐屋の豆収穫

2021年の伊佐屋菜園の報告です。
豆は大好物で年中作ります。
春はインゲン、枝豆の早生種、夏はエダマメの中生種、秋は七夕豆、小豆、黒鶴(在来種)です。黒鶴は若取りして秋にエダマメで食べます。
ということは春夏秋の3シーズン、ビールのつまみを作っていることになります。 o(^o^)o

天日乾燥 & 赤:アズキ
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白:七夕豆 & 黒:黒鶴
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秋物の収穫は11月となるので、中旬を過ぎると雨が多い但馬では、文字どおり「日和見」しながら干すタイミングを計ります。
府市場で南と言えば進美寺山が目印、菜園のそばに区公民館が建っていて犬走りが真南に広がっています。
誰に許可を得たわけではありませんが、後片付けや掃除を欠かさず「有効利用」させてもらっています。

アズキの赤、七夕豆の白、黒鶴の黒が並んで広がっているさまは見事なものです。
アズキは餡餅がメインで赤飯にも使います。
収穫量が多い黒鶴は、10月中旬にエダマメとして半分以上食べて、残りは黒豆として煮たりご飯や餅に入れます。
一昨年の「有機農業の講演会」で僅か2粒いただいたものを2年かけてここまで増やし、山野草仲間にも種を分けています。

白の七夕豆はインゲンの一種で、若サヤを差し上げると美味しいとの評判です。
ツルで熟したのものをさらに干して、来年の種として利用します。
これも在来種で、昨年は山仲間2軒から、今年は3軒の農家さんからリクエストがきています。
種苗店で販売されていない在来種は、農家同士が種を融通しながら守っているのです。











2021年11月20日 (土)

2021 スモーククッキングパーティ

30回を数えるスモーククッキングパーティ(薫製を楽しむ会)ですが、昨年は新型コロナの感染が進みやむなく中止しました。
今年は事前に世話人が集まり・・・
①第5波もピークを越えてから、感染者がかなり減少していること。
②11月中には希望者のほとんどがワクチン接種を終える見込みであること。
③個々がワクチン接種・マスク着用・手指消毒・密回避などの感染対策ができていること。
以上を勘案し、主催者側も消毒の徹底、密対策をとりながら、実施することとなりました。

          山里広場 全景
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紅葉の八鹿町三谷 & スモーク会場
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薫製メニューは、肉系ではシカ肉・シカジャーキー、鶏ムネ肉・手羽元・ササミ・合鴨ロース、魚系ではサバ・イカ、ほかにプロセスチーズ、卵、ウインナーソーセージ、11台のスモーカーがフル稼働しました。

漬け込み & 材料別スモーカー
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肉や魚は事前に自家製薫製液につけたり、塩・スパイスを混ぜ込むなど前処理をします。
乾きの弱いものは、スモーカーにセットしたあと、煙をかけずに炭火の火力を使って1時間弱あぶります。その後燻煙作業になりますが、短いものは1時間長いものは3時間強、手に入りやすく何にでも合うサクラチップを使いました。
スモーカー毎に担当を決め、温度と煙の量を炭火とチップの補充で管理し、都度出来具合を確かめます。

塩サバ & 卵・ウインナーが出来上がり
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昼食の盛り付け & 具だくさんの豚汁
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集まったのが、阪神・播磨・丹波・但馬から27家族、48人でした。
中にはネパール人のシェルパ(ポーター・ガイド)さんも・・・。

薫製以外に、石窯による焼きたてパン、赤米パン、野菜、鍋物は具だくさんの豚汁が用意されました。自分達が作った燻製を食べながら交流し、帰りには仕上がった薫製を土産に持ち帰れます。

昼食パーティ & 各グループの自己紹介
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おみやげ
Pb200865天気予報「北部は終日曇りながら、弱い通り雨もある」がぴったり当たりました。
2度弱い通り雨に遭いましたが、支障が出るほどのことは無く順調にすすみました。

養父市八鹿町三谷の山里で、温かい焚き火や立ち上るマイルドな煙が人の心を和らげてくれます。参加の皆さんは、山と海の恵みを頂きながらゆく秋の紅葉を十分楽しんでいただけたと思います。

「山里交流ネットワーク」さんには、事前の準備から、当日の運営や指導までお世話をいただきました。
この会が始まったのが平成2年とのこと、30回も数えれば世話をする側も歳を重ね、身体が思うにまかせぬようです。
11台のスモーカーの面倒を見るのは大変です。会を続けるにはメニューの種類及び量の見直しとともに、作業の分担や世話人の増員など課題も多く見つかりました。


2021年11月14日 (日)

但馬山友会 納山会 兎和野高原 瀞川山

最後の行事は「納山会」、コロナ禍でもあり登山がメインです。
具だくさんのお汁を作り食事をしながら、ファイヤーを囲んでフォークダンスや山の歌を歌い、一年の活動をたたえ合うスタイルから変わりました。
曇り時々晴れの予報と最後の山歩きとあって48名が参加し、深まり行く秋の風情を楽しみました。

宇和野高原から瀞川山ルートは「やまもり村岡」さんの瀞川山登山MAP 
            ダウンロード - toro_map.pdf

神鍋蘇武の紅葉 & 兎和野高原野外センター集合
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はちまき展望台(750m)の眺望 & 木の殿堂(650m)コースの紅葉
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五合目・十石山山頂(870m) & 基幹林道に合流
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ナナカマド & 紅葉のカラマツ林
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瀞川山頂(1039m) & 昼食タイム・奥に鉢伏山・氷ノ山
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山頂からの眺望・妙見山・粟鹿山・須留ヶ峰・藤無山など
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下山は十石山を経由して木の殿堂へ
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登山後、野外活動センターの学習棟をお借りして、山の歌を歌いお茶会で納会セレモニーを行いました。
コロナと悪天候に阻まれて、一年を通じた活動ができませんでしたが、11月の2回の例会が盛況に終わりました。「終わりよければすべてよし」、役員の皆さんお世話になりました。

春の新緑と違って紅葉前線は山頂からふもとに降りてきます。
1000m級の山では落葉が目立ち、これから麓が紅葉期を迎えます。
3日前の12日朝、氷ノ山の初冠雪が記録されました。
いよいよ雪国但馬の冬が間近に迫っています。




   








 

2021年11月 9日 (火)

2021 神鍋山野草を愛でる会 神鍋山周辺観察・納会

いよいよ本年度最後の例会です。会員のほとんどの22人が集まりました。
3月23日の総会から14回を予定していて、緊急事態宣言下でも感染対策をしながらほぼ予定通り実施できました。

花や樹木を愛でるだけでなく、ごみ拾いや特定外来植物のオオキンケイギクの駆除など自然を守る活動、ジャコウソウ・ミカエリソウ・ナツエビネなど希少種をシカや人間から守る活動も行なっています。

世に言う「不要不急な活動」などではなく、固定メンバーによる屋外行事で自然に親しみながら、地域の歴史や地形を学び、老後の体力維持、仲間作りを目的とした「必要不可欠な活動」であることは言うまでもありません。
道の駅付近のイチョウ並木 & 神鍋山スコリア層
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キチジョウソウ & ノコンギク
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トウバナ & ミコシバナ(ゲンノショウコ)
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ツルリンドウ(実) & アキノキリンソウ
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カエデの紅葉
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クサボタン(穂) & リンドウ
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  右から大杉山・金山・備前山 : 紅葉が山から麓へ移動
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道の駅特製弁当 & 納会風景
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観察後、道の駅かんなべ高原へ場所を移し、特製のお弁当をいただきながら、今年を振り返り来年への期待を語り合いました。
山野草を愛でる会らしく、箸置きやテーブルの花瓶に秋の草花が飾られています。

この日の観察の詳細は → 神鍋山野草を愛でる会の公式ブログ ← クリックしてご覧ください                            


2021年11月 7日 (日)

但馬山友会 11月例会 三開山

緊急事態宣言と雨天のため今シーズン過去12回の例会で実施できたのは3回だけです。
11月は2回の例会が予定されています。

7日は但馬富士で知られる三開山(202m)が企画され、但馬富士低山ながらも独立峰として豊岡市東部に位置する見晴らしのよい山として知られています。
一方、三開山城跡として中世の山城の特徴である、郭や竪堀が残っています。

深い朝霧は空に雲がない放射冷却によるもので、晴天の証みたいなものです。
久しぶりの例会で、コースが優しいのと小春日和も保証されているとあって、今季最多の52人が参加しました。

案内ハガキ & 但馬富士:三開山
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朝霧の中JAたじま豊岡南支店集合 登山口まで農道を歩く
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瑞峰寺尾根コース 
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シーズン一番とも言える深い朝霧は10時になっても晴れることなく、山頂からは見渡す限り雲の海でした。
時間が経つに連れ、徐々に市街地が見え始めました。
標高202mの低山ながらも、雲海と市街地の展望の双方を楽しむことができました。

北:来日岳・京丹後の山並み & 西:三川山・蘇武岳方向
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晴天時に起きる豊岡盆地と円山川が作り出す大雲海
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三開山の歴史を聞く & 霧が晴れてきて豊岡市内が見えてくる
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中嶋神社参拝、昼食 & 解散時に次回例会の説明
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両膝の手術後、今夏に腰を手術して初めての山歩きでした。
前回参加したのが4月の宝山(350m)で、久しぶりに仲間と会い、言葉を交わせるのは山の会の楽しみの一つです。
高低差も歩行距離も短い例会でしたが、、今回は遅れながらもなんとか完登・完歩できました。
お世話いただいた役員の皆さんにいろいろ気を配っていただき、ゴールしたときにはよく頑張りましたと誉めていただきました。

最後の例会は納山会として、14日(日)兎和野野外教育センターから瀞川山(1039m)に登り、下山後に同センター学習棟で納会セレモニーが予定されています。











2021年11月 4日 (木)

庭の草花 2021 11月上旬

秋も深まり晴天の日には朝霧が立ちのぼり、各所で雲海が見られるようになりました。
伊佐屋の草花も徐々に秋バージョンに変わってきました。

ツワブキ & ダリア
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シュウメイギク & ヤエザキシュウメイギク
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コギク
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ブルワリア & オキザリス
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キバナコスモス & フジバカマ
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ガウラ & ルドベキア
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モクセイ & ヒイラギ
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ナンテン & センリョウ
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ミセバヤ & ラッキョウの花
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2021年11月 3日 (水)

日本国憲法公布日

11月3日は日本国憲法が公布された日で、文化の日として祝日です。
それまでの11月3日は、明治節と呼び明治天皇の誕生日で、その遺徳を偲ぶための祭日でした。公布をこの日にしたのは、何か関係があるのでしょう。
その後半年の周知徹底期間を設けて5月3日に施行され、この日を憲法記念日として祝日としました。
公布と施行の両日とも祝日としたのは、国民主権・基本的人権の尊重・平和主義の三原則をもとに、新生日本を象徴する重大事だったからです。

高校時代は、1946年を覚えるのに「いくよろしく」と覚えていました。
コロンブスのアメリカ大陸発見の1492年を「いよ!くにがみえる」と覚えた語呂合わせにぴったりでした。

先日の衆議院議員選挙で、改憲・加憲を問わず自民・公明・維新が発議に必要な3分の2を超えたことは残念なことでした。
来年には参議院議員選挙が行なわれ、ここで改憲勢力が3分の2を超えるといよいよ改憲が現実となります。

特に自民は当初「占領軍による押し憲法」と批判し、9条を改定し自衛権放棄や戦力不保持の条項削除・、自衛隊の明記を主目的としました。
最近は災害など「緊急事態対応」を加えること大きく取り上げ、他の政党も新型コロナウイルス感染拡大時の緊急事態対応を課題にしています。
改憲勢力の本当の狙いは、中国・北朝鮮を仮想敵国として、それに見合う戦力を保持する体制づくりです。
明らかに憲法に違反する「敵基地攻撃能力」保有について、選択肢として検討するとし、軍事費の大幅増も主張しています。

日清・日露戦争に続く昭和のアジア・太平洋戦争で諸外国に多くの犠牲を与え、日本国民も財産や父や母、夫や子供を失いました。
新憲法が施行されたとき、国民の多くが戦争放棄の宣言に「もう誰も殺さなくてよい、誰にも殺されない」と喜んだことは印象的です。
政治的思惑や利害で曲げられることなく、公布・施行当時の思いを新たに、日本国憲法とその精神を「いくよろしく」引き継ぎたいものです。

参考までにマイブログ「日本国憲法施行70年」(2017年)をクリックしてご覧ください。




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