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2021年12月 4日 (土)

円山川上郷橋付近堤防補強工事

2004年の10月20日~21日にかけて、台風23号(tokage)の集中豪雨により円山川本流支流の堤防決壊・氾濫、土石流・山崩れによって大きな被害がもたらされました。
あれからもう17年になるのですね。

その後各所において河川改修・築堤・堤防補強がなされました。
また下流部は1万分の1程度の勾配で、非常に流れが緩やかなことが水害をもたらします。
その対策として、河川の中にある「ひのそ島」を削ったり、川底を掘って流れをよくしたり、遊水池を作ったりする工事が現在も行なわれています。

府市場近辺でも堤防補強の工事が数度にわたって行なわれています。
台風前ですが桜づつみ堤防事業がなされ、続いて堤防天端の舗装、堤防河川側のテトラブロック補強に続き、堤防外側の法尻テトラブロック工事が行なわれています。
いままで大水の時に伊佐屋菜園がある上郷橋近辺の下部で水が湧き出ることがありましたが、これで無くなるでしょう。

   上郷橋から西に広がる府市場区の家並み
   Pb280877

法尻補強工事 & コンクリートブロック
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敷設工事中
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改修済みの河川側法尻
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河川は大きな恵みをもたらしてくれるとともに、ひとたび牙をむけば氾濫・洪水をもたらす危険があります。
府市場区では山がないため、土石流の心配がありませんが、円山川流域に接しています。
近年の大雨の規模を考えると17年前を上回ることも十分考えられます。

住民も行政作成の「ハザードマップ」をもとに、防災ミーティングで災害時の対応を確認しています。今後も自然の脅威との闘いが続きます。









 

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