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2022年1月14日 (金)

アライグマ捕獲大作戦

私の住む府市場区西側は市街地ですが、最近「獣害」も報告されるようになりました。
畑の作物が荒らされたり、溝蓋に糞が残っていたり、家の天井から騒音や糞尿が落ちるなどです。空き家が増えて人の手が入らないことで、巣を作っているようです。
先日散歩の途中に仕掛けてある罠を覗いてみると、大きな獣がかかっています。

捕獲器 & 掛かったアライグマ & 挟まれた足
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<区役員Bさんの経過説明 >     
昨年区民の報告を受けて豊岡市農林課と相談して、ビデオと罠が設置されましたが、イタチが2匹かかっただけで、期限の1ヶ月が過ぎたのでいったん撤収されました。
当該場所は府市場区の国道沿いでも、「アライグマは周期的に移動するのと、空き家や高い木がある場所なので、諦めず時期がきたら連絡下さい」との指導でした。

稲刈りが終わり、田んぼに隠れ家などがなくなるとまた、4隣保周辺で4~5匹の目撃情報があり、あらためて2器設置されました。費用は獣害駆除対策として、府市場農会と豊岡市農林課からそれぞれ半額補助を受けました。

場所を変えたり、アライグマのフンを檻の中に入れたり、エサもキャラメルコーンや、アユの干物を入れるなど工夫をしたところ、程なく1匹かかりました。その後も周辺で4~5匹が目撃されていて、順次檻に入るようになり、5匹は捕獲されたと思います。

因みに件の獣の処理は「兵庫猟友会豊岡支部」の方にお願いしています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ただ、私が年末に国道を渡るのを見たのは、確かに顔の周辺が白く、鼻先が少し長い「アナグマ」でした。
アライグマはアナグマやタヌキと違って尻尾が太く、長く、5~10本の黒いしま模様があるといいます。今回檻に入った獣は顔や尻尾が見えませんでした。
写真のように罠に挟まれている足を見ると、長く鋭い穴掘り爪がなく、空き家に巣くっているとなるとアライグマですね。

2010年の記事「アライグマ捕獲大作戦クリック(画面左端の「」マークで元記事へ
2016年の記事「府市場アナグマ」←クリック(画面左端の「」マークで元記事へ)

アライグマなら、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づき有害獣として処置されます。
ところが、アナグマとなると環境省でも認められている害獣である反面、鳥獣保護管理法という法律で保護されている動物だそうで、少し扱いが異なるようです。

どちらにしても、有害獣に変わりはありません。
区内の空き家は減るどころか過疎化で徐々に増えています。
獣害を解決するには住民が「気づき」を怠らず、根気よく駆除を続けていくしかないようです。

  

 

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環境・まちづくり」カテゴリの記事

コメント

うちのほうではあまり聞きませんが
かみさんの実家のほうでは結構被害があるみたいですね。

この記事へのコメントは終了しました。

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