2022 コウノトリ山本巣塔 繁殖行動
鳥は冬から春にかけて繁殖行動を起こし、季節がよい初夏にヒナて育て巣立ちさせます。
1月末巣塔に姿を見せてから居たり居なかったりが続いた山本巣塔です。
26日は春を思わせる陽気で散歩していたら、山本巣塔の夫婦と別の(たぶん広井巣塔)コウノトリが激しく喧嘩していました。
別のオスがちょっかいをかけ、巣塔のオスが追い払う空中戦を繰り広げていました。
巣塔に近づくとメスもクラッタリングで威嚇します。
これは何かあると思ってカメラを取りに帰って、ウオッチしていると夫婦が巣塔にいて、やけにベタベタしていると思ったら交尾を始めました。多分メスが繁殖のフェロモンを出して、別の雄が狙っていたのでしょう。
それにしても17日から24日まで毎日のように雪が降り、巣塔にも何度か積もりました。
我々人間とともに春を待っていたのでしょう。
山本巣塔と高生平野
巣塔に2羽が揃い、いい感じ(足環があるのがメス無いのがオス)
突然の繁殖行動
お疲れさま
なにはともあれめでたしめでたし。
産卵すると卵を温めるため巣にしゃがみ込むので分かります。
過去10年以上ウオッチしてきましたが、繁殖行動(交尾)を見たのは初めてです。
これから外敵に気を配りながら、抱卵→孵化→育雛→巣立ちと長い子育てが続きます。
<嫁さんの友人でコウノトリ郷公園の職員さんの話>
赤石巣塔では市内今季初の産卵が確認されました。これから他のペアも続くと思います。山本巣塔は確かオスは足輪がない市内伊豆生まれ。メスは野生の血を引き継いでいる血統です。市内ペアの中でもベテラン組です。産卵したら、必ずペアのどちらかが交代で巣に伏せます。
その時間が長くなると産卵と推定されます。ずっと温めないと、孵化しないからです。
今年は冬が長いので、少し遅くなるかも知れないですが、もうそろそろですね。
ただ、別の個体に「見せつける」疑似繁殖行動をすることもあります。
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