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2022年6月20日 (月)

第5回全国子ども落語大会

 一昨年は中止、昨年は開催時期を延期するなど、コロナ禍で苦労を重ねて5回目となります。
18日(土)に2箇所で予選を行ない、19日(日)に芝居小屋永楽館で決勝が行なわれました。
『こどもを対象とした落語コンテストは、宮崎県や大阪府などでも開催されておりますが、お囃子が生演奏であることとあること、お客様が審査員であること、そして何より「決勝大会」の高座が近畿最古の芝居小屋・永楽館であることなど、他に類を見ない極めて魅力的な特徴を持っています。』(実行委員会「サポーターになってください」から抜粋)

決勝は近畿最古の芝居小屋「永楽館」

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前日の予選を勝ち抜いた8人が、練り上げた芸を披露しました。
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広福亭竹児くん(小5) & 春乃そよかぜさん(中3)(NHK Live Love ひょうご)
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5歳からから中3までが得意演目を掲げ競いますが、150人を超す聴衆に物怖じせず、上方落語の古典をベースに、表情や身振り手振りの仕草を加えて語ります。

幕間には座布団を返したり、小道具を置いたり、演目のめくりを返したりするお茶子さんは、OBの「なべやまろにい」さんが勤めます。もちろん三味線・太鼓の囃子方もついて、寄席の雰囲気がたっぷり楽しめます。

兵庫県を始め、大阪府・奈良県・和歌山県、遠くは神奈川県から参加もあります。
「笑門来福=笑う門には福きたる」、この子達の家庭では、笑いが絶えないことでしょう。
おもしろいのが観客が審査員で、もう一度聞きたい、友だちにも聞かせたいなどの基準で上位3人を選びます。優勝は「隣の桜」を演じた春乃そよかぜさんでした。

第1回落語甲子園のポスター
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「全国こども落語大会」は中学3年生までが対象ですが、なんと「落語甲子園」と銘打って、高校生の部が開催されます。
「第1回落語甲子園」
日 時 : 8月21日(日)13時半開宴
場 所 : 出石永楽館
木戸銭 : 400円(小中学生200円) 

過去の大会で活躍した中学生の芸も見られるでしょうし、出石永楽館が、高校生落語の聖地となる日も遠くないかも知れません。



  

 

 

 

 

 

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コメント

たしか新聞に出てましたね。
こういった娯楽を楽しむことは本当にいいことです。
これは演者もそうですし聴衆側も。

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