« 2022年6月 | トップページ | 2022年8月 »

2022年7月30日 (土)

2022 伊佐屋の庭仕事 盛夏編

庭の手入れがやっと終わりました。

炎天下での仕事がいやで、通年管理に変えたつもりでしたが、やはり「お盆前にみっともない」という気になりました。11年前にリタイアして暇が売るほどあるのと、費用削減のため見よう見まねの自前作業を続けています。「暇はあるけど金はない、出来ることは自分でやる。出来ないことでもやってみる」のです。
各種の剪定ばさみや電動トリマー、脚立など揃えています。

剪定道具 & 高枝切り挟み
P7300007   P7300010
築山となっている不安定な前庭の高所作業は危険が伴い、膝と腰に不安があるので、脚立は一番低いものを使い、高枝は専用の高枝切り挟みを使います。マキ、マツ、紅梅、ヒイラギ、モッコク、モクセイなどの高木はすべて上部3分の一をカットし、姿形を犠牲にして安全剪定を心がけています。

正面二方向
P7300011 P7300015

庭の内側 & 剪定後の枝と葉
P7300022 P7300018
昨日から二日がかりというものの、暑さで30分働いては30分休む贅沢仕事です。
剪定した枝や葉は明日処分します。
主木となるマツは冬が剪定適期であり、正月前の冬仕事に残しておきます。
道路に面した生け垣ベニカナメモチやウメ・マキが伸び放題になっていてみっともなかったのが、これですっきりしました。

  
   

2022年7月26日 (火)

2022 コウノトリ山本巣塔 巣立ち完了

12日に1羽が巣立ちしてから、巣塔の上にずっと2羽が仲良く並んでいました。
昨日25日に見ると、巣は空っぽです。23日にいるのを確認しているので、24日または25日に巣立ったものと思われます。
今日26日に周囲を確認すると、巣塔から僅か離れたところに2羽を見つけました。
足環で確認すれば良いのでしょうが、そこまでは私には無理です。
周りの稲は穂が出始めたところで、オタマジャクシから孵化したカエルがあちこち飛び跳ねていて、餌取りに苦労は要らないでしょう。

25日の巣塔は空っぽ
P7250030_20220726155601 P7250029_20220726155601

26日に2羽が近くで餌取り(人や車の風景に馴染んでいます)
P7260035 P7260042

昨年の巣立ちは8月20日頃、今年は4月7日の産卵推定から、抱卵・孵化・育雛そして巣立ちまで3ヶ月半観察しました。
いろいろ気を揉むことはありましたが、これでめでたしめでたし。このまま順調に育ってもらいたいものです。




 

 



2022年7月25日 (月)

安倍元総理の国葬に反対します

岸田内閣は参議院選挙中奈良市で、自民党候補者の応援中に銃撃され死亡した安倍元首相の国葬を、9月27日に実施することを決定しました。
そもそも国葬とは?戦前を除けば天皇は別として、昭和42年の吉田元総理しかなく、この時も法的根拠がないと批判を受け、以後実施されていません。

民主主義国家として、許されることがないテロで犠牲になった安倍氏を悼むのは、万人共通の思いでしょう。
その思いを利用して、ろくな議論もせず、政治家として安倍氏の活動を全面賛美する国葬として、国民や地方自治体・学校・関連団体に強制するのは許されません。

犯人が、「世界平和統一家庭連合」(旧世界基督教統一神霊協会=統一教会)への恨みを安倍氏に向けたのが犯行の動機と自供しています。
この組織は私の学生時代から、反共産主義の活動を続けていた「国際勝共連合」と一体とされています。当時から教団の始祖文鮮明と安倍氏の祖父岸信介氏との近さは知られていました。

旧統一教会の霊感商法、多額寄付の強制、教祖指名の合同結婚式など社会的不正義があらためて暴かれ、安倍氏を始め自民党右派政治家との浅からぬ関係も明らかになりました。
実態がわかるにつれて、「国葬」に対する疑問や反対の声が大きくなっています。

2007年4月から2015年5月まで8年間の記録である「伊佐屋三木のblog」で「安倍」と検索すると12記事、その続編の「伊佐屋三木のblog2」では、なんと25の記事が出てきます。
平和を望み、憲法9条を大切にする伊佐屋にとって、対外的には「アメリカ依存」「富国強兵」、内政面では「弱肉強食」の安倍政治とは相容れぬ存在なのです。

かっての佐藤栄作氏のように、「自民党、国民有志による国民葬」として自前でおやりなさい。
その際には、遠い豊岡の地から合掌し死を悼むことにしましょう。

 

 

 

  

 

2022年7月21日 (木)

2022 伊佐屋の七夕豆

昨年は「京都の別荘」滞在中だったので、助手に頼んで植えてもらった七夕豆ですが、芽も出て収穫も上出来でした。
幸い今年は自宅にいるので5日前に畝を作り、今朝入念に種まきしました。

2021年産の種 & 播種後の畝
P7210105  Dsc_0075

2mを超えるつる有り種 & 若サヤを収穫
Dsc_0597_20220721132401 Dsc_0569


昨年秋にブログの記事を見て、兵庫県に住んでいて、ご実家が岡山県の県北にある女性から種を分けて欲しいとの連絡がありました。
昨年芽が出ず不出来だったので、来年作るのを諦めていたところ記事を見てメールされたとのことです。

いままでもブログを見た方から種を所望され、数回送ったことがあります。
当地での播種適期は20日頃と申し上げたので、今日あたり種まきされたことでしょう。
秋彼岸の頃に美味しいサヤができるのを楽しみにしています。




 

2022年7月16日 (土)

出石永楽館・全国こども落語大会サポーター

6月19日に芝居小屋永楽館でおこなわれた「第5回全国こども落語大会」で、運営継続のためサポーターを募集していて、帰りに申し込んできました。
お代は3,000円、お礼として今回の大会のDVDと来年の第6大会も無料で招待されます。

お礼状 & 予選・決勝のDVD
Photo_20220716065901  Img_20220716_0001
第1回落語甲子園ポスター
Photo_20220716070901同封されたDVDのお陰で、予選も決勝も全出場者の話芸を聴くことができました。
おまけに8月21日開催の「第1回落語甲子園」の招待券まで入っていました。
サポーターの有効期限は1年限りですが、6月に行なわれる中学生3年生までと8月の高校生の2回こども落語に接する楽しみが増えました。

たぶん過去のこども落語大会に出場したOB・OGの高校生も参加してくれるでしょう。
できる限り参加してサポートを続けるつもりです。


 











  

 

2022年7月15日 (金)

2022 神鍋山野草を愛でる会 7月例会(京丹後市丹後町)

7月例会は12日(火)足を延ばして、京丹後市竹野町・大成古墳~立岩の海岸遊歩道を観察しました。豊岡市内から約50km、道の駅「てんきてんき村」近く、久しぶりのお出かけ例会に15人が参加しました。
今回のお目当ては、海岸に咲くユウスゲで、名の通り夕方から開くので集合時間を遅らせました。
数日前からの予報は雨模様で気を揉んでいましたが、曇りに変わり時折日が差してきました。夕方でもあって、海風が心地よく暑さを和らげてくれました。

丹後町海岸 大成古墳
P7120007 P7120025

遊歩道 & 立岩付近の海岸線
P7120049 P7120052

カワラナデシコ & ハマナデシコ
P7120094 P7120035

丹後町竹野漁港とユウスゲ
P7120047 P7120038

夕陽に映えるユウスゲの花
S__62906380  S__62906382

フナバラソウ & スナビキソウ
P7120040  P7120054

ナミキソウ & ハマゴウ
P7120058_20220714071701   P7120087

立岩 & 母子像(間人皇后と聖徳太子)
P7120099 P7120097

この日の観察の詳細は「神鍋山野草を愛でる会公式ブログ」 ← クリックしてご覧ください。

余談ですが、丹後には美人女性縁(ゆかり)の地があります。
乙姫・羽衣天女・間人皇后・静御前・小野小町・細川ガラシャ・安寿姫の七姫です。

丹後に伝わる七姫伝説 ← クリックしてご確認ください
                             

















2022年7月14日 (木)

2022 コウノトリ山本巣塔 1羽巣立ち

昨日は「か?」でしたが、現場にいた観察員の方にお聞きすると、「J0489号は12日に巣立ちが確認されました」とのこと。
親鳥と一緒に日高町内にいたことも確認されています。残っていたのはJ0488号です。
巣立ち時期は20日頃の予想から、1週間程度早かったようです。
この春「ペア交代」して話題となったJ0011号J0024号の子供です。

14日の幼鳥2羽
P7140002今日は巣に帰って2羽が仲良く並んでいました。
先に巣立った方が活発に動いていたので、オスかも?と考えました。
さにあらず、ホームページで個体検索するとメスで、残っているのがオスでした。

コウノトリ個体検索」 ← クリックして番号や足輪の色で調べられます。



 

 

 

 

 

     

2022年7月13日 (水)

2022 コウノトリ山本巣塔 1羽巣立ちか?

6月始めに2羽の孵化を確認した山本巣塔のコウノトリですが、大きくなり立っていることも多くなりました。
幼鳥は焼けつく暑さや降り続く雨に、身を寄せながら耐えてきました。
またこの時期になると、親鳥は巣を空けたり、餌を持ちこむ間隔を空けて、巣立ちを促します。

その後ずっと2羽のヒナがいるのを11日まで確認してきました。なんと13日に立ち寄ると巣塔には1羽しか確認出来ません。周囲を何度も見渡しても、巣立ったはずの1羽がいません。

もともと2羽のヒナの1羽が活発で、ずっと立ち上がっていて、片方は座っていることが多かったように思います。
活発なヒナが巣立って、ひ弱そうなヒナが残ったのでしょうか?
「巣立ち」とは、巣から飛び立って地面に着地することで、飛び立っても巣に戻ると巣立ちとは言わないそうです。

同時に巣立たなくとも、片方に学んでやがて巣立つものです。それがずっと座ったままでいるのが気になりますね。





7月9日の巣塔 & 近くで見守る母鳥
P7090001 P7090006_20220714074901

7月13日の巣塔 1羽だけ座っているのが確認
P7130029 P7130009

草刈り機手前はシラサギとカラス
P7130010  P7130014
巣立ってもしばらくは巣塔に帰ってくるはずなので、もうしばらく観察を続けます。

 

    

2022年7月11日 (月)

来年度前期 連続テレビ小説『らんまん』

2023年度前期 連続テレビ小説が、『らんまん』に決まりました。
春らんまんの明治の世を 天真らんまんに駆け抜けた―ある天才植物学者の物語、 第108作『らんまん』 のモデルは、日本の植物学の父 牧野富太郎(まきの・とみたろう)氏。 主演は神木隆之介さんです。

その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を美しい草花やみずみずしい里山の情景とともに描き、日本の朝に癒やしと感動のひとときをお届けします。※実在の人物である牧野富太郎(1862―1957)をモデルとしますが、激動の時代の渦中で、ただひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語として大胆に再構成します。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描きます。原作はありません。(NHKホームページより)

仕事をリタイアした10年前から、「神鍋山野草を愛でる会」に入会し、野山を中心とする花や野草・木々を観察してきました。
春から秋にかけて月2回の例会で、10個覚えて8個忘れる頼りなさでしたが、覚えたものが少しづつずつ貯まってきました。

バイカモ & キバナアキギリ
1352 Photo_20220712073501
「愛でる会」も年を重ね、花だけを愛でるのではなく、「春に花を咲かせ、夏に葉の色を濃くし実をつけ、秋になって実や葉を彩り、冬に葉を落とす」植物の自然の営みを楽しむようになりました。そして山野草だけでなく、住んでいる田や畑、野原・空き地に生きる草花にも目が向くようになりました。

ところで、牧野富太郎に関連する言葉で・・・
雑草という植物などない。名がないなら、つけてあげればいい。ひとつひとつの草花にはそれぞれにちがいがあり、それぞれに、精いっぱい生きている。名をつけることで、それぞれのちがいがはっきりして、生き生きして見える」(『横山充雄著・ウチダヒロコ編 牧野富太郎: 植物の神様といわれた男』より)

植物は人間がいなくても少しも構わずに生活するが、人間は植物が無くては生活の出来ぬ事である。そうすると、植物と人間とを比べると人間の方が植物より弱虫であるといえよう。つまり人間は植物に向こうてオジギをせねばならぬ立場にある。『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』より」

ハキダメギク(掃溜菊)
P7120007この時期畑を覆い、秋に実をつけ種を飛ばして子孫を広げようとする菊に似た「雑草」に、「ハキダメギク」があります。可哀想な名は、東京世田谷区のゴミ捨て場で牧野富太郎が発見し名付けました。
北米原産で大正時代、見つけられた場所がこの花には不運でした。

昔はごみを掻き集めて捨てるごみ置き場のようなものを「掃き溜め」といっていました。
似つかわしくない場所に優れたものがあると「掃きだめに鶴」といいます。こちらも褒められる相手の引き立て役に使われます。

 

 

    

 

 

   

2022年7月 6日 (水)

庭の草花 2022 7月上旬編

台風4号の影響で、草花も束の間のお湿りを楽しんだものの、また炎天に戻りました。
庭の草花も夏真っ盛りになってきました。
スス病になって5~6年咲かなかったクチナシが花をつけました。碁や将棋盤の足の形は、この花に似せているそうです。
「クチナシ=口なし」

♪クチナシの白い花♪ & ギボウシ
P7060751  P7070758

ネジバナ & ハンゲショウ
P7060755  P7070771

ヒメヒオウギズイセン & ノウゼンカズラ
P7070769  P7070783

ハマユウ & ミニバラ
P7070001   P7070774

キキョウ & ヤナギバルイラソウ
P7070781  P7070752

緑のカーテン(ゴーヤ・アサガオ)
P7070763  P7070755

アジサイ
P7070784 19380


アガパンサス & オキザリス(四葉)
P7070776   P7070787

レインリリー & グププトペタルム
P7070749  19014_0

スダチ & カキ
P7070004 P7070005

ゴーヤの赤ちゃん
P7070767昨年はスモモ・スダチ・ユズが大豊作でした。
スモモは「ミキプルーン」ならぬ「ミキプラム」と言って、あちこちに押しつけ喜んで頂きました。
スダチも秋が深まって黄色く熟したものも配っていました。
ところが今年はプラムは皆無、スモモ・スダチも不作です。

ただ富有柿は鈴なりになっています。
摘果をすれば良いのでしょうが、そんなレベルではないので、へた虫や大風で自然落下するのを待ちます。












   

2022年7月 2日 (土)

2022 コウノトリ山本巣塔 巣立ち間近

2羽のヒナを確認してから1ヶ月、大きくなりました。
立っていることも多くなりました。羽を広げる動作などすれば巣立ちがさらに近づくでしょう。

足環が着いたヒナ(左2羽) & 飛び立つ親鳥
P7010200 P7010239

餌をあさる親鳥 & 巣で待つヒナ
P7010179 P7010241
よく見るとヒナに足環が着いています。
巣立ちまでのタイミングを計って、足環が装着されます。

足になにをつけている?
足環(あしわ)と言います。私たちの「名札」に当たります。左右の足につけている色の組み合わせで、どこで、いつ生まれて、親が誰かがわかるようになっています。ふ化から約43日後の巣立ちをむかえる前に、巣のヒナを捕まえて足環を着けてから巣に戻します。色は黒・黄・赤・青・緑の5色あります。(コウノトリ郷公園HPより)


5年前に足環をつける作業を見学したことがあります。高所作業車や獣医さんや係の方も含めて大仕事です。

2017 コウノトリ 山本巣塔 足環装着 ← クリックしてご覧ください

巣立ちができるくらい大きくなると、親鳥は餌の間隔を空けて巣立ちを促すといいます。
周りの田んぼは夏干し時期に入り、水がなくなりました。水がなくとも小さいカエルなど生き物がのこるので、餌には不自由しないのでしょう。

 









 

 

 

 

2022年7月 1日 (金)

2022 黒鶴 追肥と土寄せ

6月1日に播いた黒鶴の2回目の土寄せと追肥を行ないました。
豆類は根の根粒菌に空気中のN(窒素)を取り込むので、追肥としてp(リン酸)K(カリウム)を撒いて土にすき込みます。
その後クワで第一本葉のすぐ下まで土を寄せます。
埋もれたところから不定根が出て、根張りをよくして倒伏防止にもなるそうです。

伊佐屋菜園(B) 2回目の土寄せが終わった黒鶴
Dsc_0050 Dsc_0042_20220701102101
通る人には黒豆の早生種で、10月中旬の秋祭りにはエダマメとして食べられますよと説明します。エダマメは「野菜」に分類され、熟して豆にすると「穀物」になります。

菜園(B)には、サツマイモ30株、サトイモ30株、ズッキーニ2株、エンサイ5株を植えています。
来週頃から曇り模様で雨も降る予報です。夕立でもいいのでたまには雨が欲しいものです。


    

« 2022年6月 | トップページ | 2022年8月 »

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

神鍋山野草を愛でる会

道の駅かんなべ高原

お気に入り

伊佐屋三木のblog1

  • 伊佐屋三木のblog1
    2007年4月から2015年5月まで8年間の記録です。 「サイト内検索」にキーワードを入れて検索すると過去記事が見られます。