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秋から冬にかけて畑に広がり、根を張る厄介者がオヒシバです。
日向を好む芝であり、メヒシバに比べて逞しいことから「雄日芝」と名づけられます。
伊佐屋菜園にはこれがはびこって苦戦中です。
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除草鎌を使って掘り起こして、法面にまで持って行って捨てます。
繁殖はたくさんの種を風で飛ばし、種は春まで休眠して暖かくなると成長するといいます。
対策はできる限り取り除き、夏冬野菜を収穫した後のマルチをそのままにしておきます。
前回紹介した隣接農園の「ハキダメギク」は雪に遭い枯れてしまい、ダイコンがやっと目立つようになりました。
実は死んだふりをしているだけで、春に耕耘すると種が一気に広がります。
他にタンポポやアザミなどロゼット形(地面に葉が広がって立ち上がっていない )で、冬を過ごす野草があります。
地表に葉を広げ風から身を守り、太陽の光を全面に受け、温められた地面の熱も利用し、空間を確保して春に花を咲かせるのです。
畑のほか空き地や野や山のどこにでも見られます。厳しい冬を越す植物の知恵ですね。
柿花火(12月19日)
葉が全部落ちてしまった柿の木に、実だけがびっしり付いていて、花火が開いているように見えます。
俳句の季語にもあり、冬空に葉が散った後なお実がたくさん残り、霜で赤らんだその姿がまるで真夏に打ち上げられた花火のように見えるさまを言うのだそうです。
子守柿(12月18日)
一方、「子(木)守柿」も冬の季語とされています。木守柿とは何個か実を残しておき、来年もよく実がつくようにと願うのと、小鳥の分をとってあるのだとも言われます。
今年はかってないほどの柿の生り年で、「柿花火」は随所に見かけても、「子(木)守柿」はまれです。
昔はどの家の庭には必ず柿を植えていたものです。
甘柿は勿論のこと、渋柿も合わせ(渋抜き)たり、干したりして食べ、そのまま放置することは考えられませんでした。
子供達にとっても、秋はもちろん、コタツに当たりながら食べる柿は大切なおやつとして欠かせませんでした。
人知れぬ山奥でしか見なかった「柿花火」が、いまではどこでも見られるようになったのは、食生活や住環境の変化でしょう。
「雑草という植物などない。名がないなら、つけてあげればいい 」高名な植物学者の言葉とされています。
我が家を始め近くの菜園には、いわゆる雑草が住み?ついています。
春・夏・秋・そして冬に繁殖するものがあり、人が必要とする作物の成長を妨げます。
秋から冬にかけて府市場土手外菜園にはびこっているのが、ハキダメギクです。
この可哀想な名の由来は マイブログ記事 → 『連続テレビ小説・「らんまん」』
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土手外のハキダメギク & 幼花
組合のダイコン畑とハキダメギクの競演
取り入れが終わると、トラクターですき込むので、その時は目立ちませんが、成長する時期になるとさらに増えて広がります。
除草が追いつかず放置した結果、秋に花が咲き実を付け、種が落ち広がるのです。
手をかけられないのは耕作者の減少と高齢化の結果、省力化?が進んでいるからです。
隣接する伊佐屋菜園は頑固な耕作主が、ハキダメギクを水際ならぬ畝際でガードしているので、全くといってよいほどありません。
当地の畑や空き地で目立つのは・・・
(冬・春)ハコベ・ナズナ・オオイヌノフグリ・ホトケノザ・ノゲシ・スギナ
(夏・秋)スベリヒユ・メヒシバ・イヌビエ・カヤツリグサ・ヒメジオン・コニシキソウ
(秋・冬)ハキダメギク・オヒシバ・タンポポ・ハコベ
久しぶりに参加してきました。
「山の会」の今年の大きな活動は・・
①山陰海岸ジオパーク七坂古道トレイル 10月30日
②薬師岳(2926m)登山 7月29日~31日 遠征登山は三年ぶりに実施されました。
体力に自信が無く、いずれも参加できませんでしたが、忘年会なら別物と参加しました。
「文太郎」名が入った地元の酒 & 乾杯は日本酒で
新温泉町制定の「乾杯は日本酒で条例」(日本酒の普及促進条例)に基づいて、地酒「文太郎」の乾杯から忘年会の始まりです。
酒造りの杜氏を多く輩出している新温泉町として清酒による乾杯の習慣を広めることにより、消費拡大と伝統技能の継承に努めたい事情があるのです。仮に条例に違反しても罰則はないようです。(笑)
長老K先生が乾杯の御発声 & マルワ海渡辺水産:ご馳走の一部
活動が再開された2012年に入会し、遠征登山は燕岳~常念岳縦走、2013年白馬岳、2014年白峰三山縦走、浜坂三山縦走など活動に参加してきました。< 太字をそれぞれクリックしてご覧ください。 (開いた画面の上左端の「←」ボタンでもとの記事に戻ります) >
コロナ禍で十分な活動ができなかった3年間でしたが、各テーブルでは今年の薬師岳登山や昔話に花が咲いていました。
事前に「浜坂海岸レクレーションセンター松の湯」に宿泊予約しました。
過去何年も「浜坂麒麟獅子マラソン」で、5キロ~10キロを軽やかに?駆け抜けた私が、松の湯から忘年会場までの数百メートルを腰の痛みに耐えながら、休み休み向かうのは悔しいことでした。
泊まりは、朝来町のIさん、Hさん、温泉町のYさんで、遅くまで話が弾みました。
「2022秋仕舞い」として、タマネギ定植のあと莢エンドウ、実エンドウ、スナックエンドウの3種を播きました。
約1ヶ月経って芽出しを確認すると、莢エンドウはバッチリ、実エンドウもOK、スナックとなるとまったくといってよいほど芽が出ません。スナップエンドウともいい、アメリカ原産の比較的新しい品種で、豆が熟してもさやが固くならず甘さもあるので、さやごとそのまま食べます。
どれも1箇所に4~5粒播いて、春に2本にします。
莢エンドウ & 実エンドウ
スナックエンドウ & 育苗ポットのスナックエンドウ
前年収穫した種
すべて条件は同じでも、それぞれの特性によると思われます。
豆類の発芽時の水分過多は、芽が出にくいことから、播種前にたっぷり水をやって、その後散水はしなくとも地面にひびが入り徐々に顔を出すはずです。播種後の何回かの雨で、スナックだけはひびがそのまま閉じて、種は腐ってしまいます。
毎年同じ過ちを繰り返しているので、別に軒先で育苗ポットに植えて育てて移植することにしています。
豆類は枝豆を除いて、小豆、七夕豆、黒豆など種は買わずに前年のものを利用します。エンドウも今年はスナックだけ購入しました。
「秋ブラ・エイト」ポスター & 会場の公民館
府市場区収穫祭が昨年のセブンに続いて、エイトでが開催されました。
ポスターにある「エイト」は8回目、「秋ブラ」は、秋にランチがてらぶらりと寄ってみてねという意味だそうです。府市場区農会・府市場区環境保全会・府市場農産の3者の共催です。
野菜即売場(なんでも百円) & 手辺ソバ(百円)と炊込みご飯(無料)
「手辺ソバ」の手辺とは、府市場近辺を昔は手辺と呼んだことによるものです。府市場農産作業場横で栽培したソバを二八に配合し、2人のソバ打ち名人が、500グラムずつ15回、合計130杯を打ったとお聞きしました
手辺ブランドは府市場農産の「手辺みそ」にも使われています。
ハクサイ、キャベツ、ダイコン、ゴボウ、ニンジン、サトイモなど秋冬野菜が一束百円の格安料金です。菜園ですべて自給しているつもりの伊佐屋もゴボウだけは作っていないので、ここで購入しました。
お好み焼き(百円)& お楽しみクイズ
お楽しみクイズは、びんの小豆の数、ゴボウ3本の総延長、展示のミニ耕耘機の重量で、それぞれ数と長さと重さを問われます。
新型コロナウイルス感染が落ち着きつつあるこの時期、これだけ多く家族が集まり楽しんでいるのは久しぶりです。お隣村の上郷区など他区の方のお姿もありました。
12月から2月まで、季節は冬となります。
待ちかねたように初雪の知らせです。
まず、初日に兵庫県最高峰である氷ノ山の初冠雪が報告されました。豊岡市内最高峰である蘇武岳や神鍋連山もうっすら冠雪したとの報告がありました。
1日朝の神鍋高原(愛でる会グループLINE、I 氏の投稿)
2日になると神鍋山に積雪があったことが麓から確認ができたのと、近くのが法沢山や床ノ尾山など600m超の山頂が白くなりました。
昔から「妙見山や蘇武岳に雪が二度降ると、次は里にくる」との言い伝えがあります。
蘇武岳と奧神鍋スキー場(府市場から)
昨年の初雪は12月18日でした。→ 「2018年初雪」 ← クリックで記事へ
今年は先ず一回目、中旬には初雪が訪れます。
スノータイヤへの交換、植木の屋内への取り込み、庭の木々の冬養生など始める時期となりました。