畑の雑草(オヒシバ編)
秋から冬にかけて畑に広がり、根を張る厄介者がオヒシバです。
日向を好む芝であり、メヒシバに比べて逞しいことから「雄日芝」と名づけられます。
伊佐屋菜園にはこれがはびこって苦戦中です。
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除草鎌を使って掘り起こして、法面にまで持って行って捨てます。
繁殖はたくさんの種を風で飛ばし、種は春まで休眠して暖かくなると成長するといいます。
対策はできる限り取り除き、夏冬野菜を収穫した後のマルチをそのままにしておきます。
前回紹介した隣接農園の「ハキダメギク」は雪に遭い枯れてしまい、ダイコンがやっと目立つようになりました。
実は死んだふりをしているだけで、春に耕耘すると種が一気に広がります。
他にタンポポやアザミなどロゼット形(地面に葉が広がって立ち上がっていない )で、冬を過ごす野草があります。
地表に葉を広げ風から身を守り、太陽の光を全面に受け、温められた地面の熱も利用し、空間を確保して春に花を咲かせるのです。
畑のほか空き地や野や山のどこにでも見られます。厳しい冬を越す植物の知恵ですね。
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