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2023年3月29日 (水)

2023 神鍋山野草を愛でる会 活動開始

彼岸が過ぎ、里でも高原でも桜が咲き始めました。雪解けであちらこちらに山野草が顔を見せています。
灰色だった山が全体としてピンクがかり、タムシバの白い花や早咲きのヤマザクラが目立つようになりました。
新型コロナウイルスも落ち着きを見せ、行動制限がなくなりました。
マスク着用も一部を除き個人の判断となり、徐々に減ってくることでしょう。
春の訪れとともに「神鍋山野草を愛でる会」が活動を開始しました。
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退会及び新入会員も紹介され、6班体制で分担しながら活動を行ないます。
今年は兵庫県立「全但バス但馬ドーム」さんと協力して、「神鍋高原の山野草を守り、育てる活動」に取り組むことになり、「ひょうご環境保全創造事業」として承認を受けました。
今までの活動の延長ですが、「全但バス但馬ドーム」の敷地を利用して保存・育成を始めます。

山野草コロニーで落ち葉や枯れ枝の除去 & 広がったタジマタムラソウ
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ショウジョウバカマ & ウグイスカグラ
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ヤマエンゴサク & エンレイソウ
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キクザキイチゲ
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コブシ
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タムシバ & カタクリ
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朝夕はひんやり、お昼はぽかぽかとなる春の陽気です。
4月の例会は11日(火)9時30分、「道の駅かんなべ高原」集合で、クリ-ン活動(ゴミ拾い)を行ないます。

この日の観察の詳細は「神鍋山野草を愛でる会公式ブログ」 ← クリックしてご覧ください。

                       







 





 



2023年3月23日 (木)

2023 府市場桜の開花

'21は21日、’22は30日に開花した府市場桜が、21日開花しました。
11日も遅れた昨年は別として、例年並といったところでしょう。
区内に数本ある桜の中で、標準木は妙見堂広場の左右に植えられている古木です。

23日の府市場桜
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21日の彼岸の中日に開花し、翌日の夏日に近い陽気で一気に開きました。

<府市場桜の開花記事>
2018年府市場桜の開花
2019年府市場桜の開花
2021年府市場桜の開花
2022年府市場桜の開花

2023年3月22日 (水)

2023 春彼岸の夕陽

我が家から真西は蘇武岳と△形の金山の間です。ことしは21日が中日ですが、天候の関係で22日に沈む夕陽の写真です。
冬至となると南の但馬妙見山の左肩に夕陽が沈み、夏至になると北の大岡山の右肩に沈みます。蘇武岳を中心に15度ずつ半年かけて動きます。

2022 夏至の夕日 ← <クリックしてご覧ください。 (開いた画面上左端の「←」ボタンでもとの記事に戻ります)> 

   真西に沈む夕陽(右:大岡山、左:但馬妙見山)
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   (真西:蘇武岳と△が金山)
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太陽が真西に沈む「お彼岸」、3月の春分の日、9月の秋分の日を中日として、その前後3日ずつの1週間をご縁とした仏教週間とされます。
太陽の軌跡を人生になぞらえ、朝日が昇る東の方向に命の誕生をみて薬師瑠璃光如来に救っていただき 、夕日が沈む西の方向に命が終わる死を感じて、阿弥陀如来に迎えていただき、西方浄土に旅立つとされます

 

 

  

2023年3月21日 (火)

2023 但馬山友会 城崎・大師山 街中ウオーク

2月の総会で新年度の活動を開始し但馬山友会の初例会は、城崎大師山と街中ウオークです。
案内ハガキには「歴史と出で湯の街城崎温泉を回るウオークです」「登山と町歩きで、知らなかった城崎が見えてきます」と書いてあります。
駐車場所を確保するのが難しい城崎温泉街で運良く、祭日ならばと提供していただけました。晴れときどき曇りの予報は数日前から、曇り一時雨と変りました。
コースが初級設定であること、経験がない温泉街ウオークに興味を持つ41人が集まりました。
山頂までは観光客用のロープウエイがあるのですが、当然麓から中腹の温泉寺を経由して自力で登ります。


大師山山頂のロープウエイ & 中間駅の温泉寺到着
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アセビの花盛り & 大師山山頂を目指す
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大師山山から温泉街 & テレビでおなじみNHK定点カメラ
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山頂公園で休憩 &  満開のタムシバ
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温泉街に下るトレッキングコース & ときどき急坂も
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温泉街を見下ろす景色 工事中の城崎大橋も
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民家横のジンチョウゲ2種 & ヒメリュウキンカ
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城崎温駅駅(カニのハサミ) 昼食場所の東山公園
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スミレ & キブシ
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ヤブツバキ & ショウジョウバカマ
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ヒメカンスゲ
P3210120心配された雨も、城崎駅付近で小雨が降っただけで、東山公園での昼食タイムにはやみました。
大師山から城崎文芸館に至る下りは、急坂もありながらも景色がよく楽しい山歩きでした。
普段通らない裏道や細道・辻を歩く町歩きは珍しさが一杯でした。桃島池では、通過中のJR豪華列車瑞風にも出合うことがで来ました。

膝はほとんど回復していて、唯一の不安材料は腰痛です。
痛み止めや湿布の効果も出て、山を下るまでは痛みは出ませんでしたが、後半の街歩きで、腰痛が出て途中ショートカットしました。

次回例会は、4月8日(土)丹波市の金山が予定されています。
2代前の明治期の鐘ヶ坂トンネルの見学や鬼の架け橋も訪ねます。
残っていれば鐘ヶ坂公園の桜、盛りのヒカゲツツジに出合えることでしょう。


 






 

2023年3月16日 (木)

2023 神鍋山野草を愛でる会 有志観察会

春暖が続いていたのが、13日の冬のような寒気に神鍋はマイナス2度で霜柱が立ったそうです。
一年の始まりに、各班の班長と三役が集まり今年のの基本方向を話し合いました。
班編制の手直しと分担する時期をずらすこと、絶滅の危機にある山野草の保護に資するため新たな活動拠点を検討することなどでした。

会議終了後の午後から有志による観察会が行なわれました。
3月に入ってからの陽気で、野草の開花も早まっているのでしょう。
「まず咲く」が語源とされる「マンサク」を始め、春の使いを紹介します。

マンサク & ウグイスカグラ
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フクジュソウ & ナニワズ
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ミスミソウ
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アツミカンアオイの花 & ヤマネコノメソウ
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キンキマメザクラ & アオキの実
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ザゼンソウ2種
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ツノハシバミ(雌花・雄花) & ヤマナラシ雌木
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ダンコウバイ & ショウジョウバカマ(蕾)
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愛でる会の活動開始は、28日(火)9時30分神鍋道の駅に集合します。
年度初めの班分けと活動方針を確認して、さっそく早春の観察会を始めます。
今年度も自然や山野草に親しみながら、会員相互の親睦を深めつつ、自らの健康維持に努めましょう。
併せて自然環境を守ることを肝に銘じて活動します。

               





 

2023年3月12日 (日)

東大寺 修二会 お松明編(再録)

今日12日は・お水取りが行なわれます。
3月2日に2018年の「若狭神宮寺のお水送り」を再録したので、東大寺修二会も再録します。

2016年3月、以前から興味があった修二会の行事見学のお誘いがありました。
古建築を研究するグループの企画です。

この見学会に向けて2月に「事前学習会」でDVDを見ながら特別に撮影された練行衆の行法を学びました。
当日の4日(土)マイクロバスにて出発、夕方に現地到着し二月堂の建築を学び、19時からお松明を見学後、21時から夜中まで練行衆によっておこなわれる堂内での行法に参加しました。
(修二会は1日から始まり、14日まで続き、12日に行われる「お水取り」が有名)

注意事項は堂内の外陣や局で行法を見学するので邪魔にならぬよう配慮することと、ともかく寒いので防寒対策と、堂内の灯明でススが付いたり、お松明の火の粉が飛ぶので上等な服は着ていかないことの3点でした。

二月堂 & 詰めかける参拝者
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若狭井(送られた香水が汲まれる) & お松明
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後でガイド役の先生から、内陣での行の途中、練行衆の一人がすねを骨折されたとお聞きしました。

東大寺修二会 お松明編 ←クリックで記事、左端の戻るボタン「←」で元記事

東大寺修二会 内陣参拝編←クリックで記事、左端の戻るボタン「←」で元記事

 

 

 

 

 

2023年3月 9日 (木)

2023 コウノトリ山本巣塔 抱卵推定

3月1日に二羽が仲良く並んでいました。
2023 コウノトリ山本巣塔 営巣準備中」← クリックで記事が読めます


その後、産卵したようでずっと一羽が卵を抱いているような感じです。

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昨年はペアの交代騒動があって、産卵推定が4月でした。
今後は順調に抱卵→孵化→子育て→巣立ちと進むよう願っています。

 

 

 

     

2023年3月 8日 (水)

竹野猫崎半島 賀嶋山

今週に入っても好天が続きます。
山仲間Hご夫妻のお誘いもあって、往復2時間で景色のよい竹野猫崎半島 賀嶋山141mに出かけました。
高さはなくとも2つのピークをアップダウンするコースです。

ガイドマップ & 竹野浜と町内
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雲一つ無い快晴で、暑くも寒くもない快適なハイキング日和です。

山頂141m(但馬山友会作の看板)& 急坂の道

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た凪の海 & 猫埼灯台 (昭和36年造)
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東方向:京都府経ヶ岬 & 西方向:御崎・伊笹岬
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♪・・はるかに見える 青い海 お船がとおく 霞んでる・・ ♪
温かい春に日差しを浴びながら、灯台でのんびりお弁当です。
我々とは別に出雲からこられたもう一組だけでした。
道中左右はツバキの森が広がり、花盛りでしたが、野草はほとんど見られませんでした。


 

2023年3月 3日 (金)

伊佐屋のひな祭り

今日3月3日は桃の節句、雛(ひな)を飾ったり、お供えをして子の健やかな成長を祈ります。
当地では5月5日端午の節句と同じく一月遅れでお祝いしますが、都市部に住んでいる長女と次女からLINEでひな飾りの様子が届きました。

長女・孫3宅 & 次女・孫1宅
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どちらも、嫁さんの手作りちりめん細工のひな飾りで、10数年前の作品です。
都市部に住んでいる両家にはコンパクトで場所や時間が節約できて喜ばれます。
我が家は向かって右にお殿様を飾る京風です。

伊佐屋宅にある長女・次女のひな飾り
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こちらは1974年(昭和49年)に長女が生まれたとき、嫁さんの実家から送ってもらいました。
7段飾りの豪華版で、当時は3Kの公団住宅に飾ると1室を占拠しました。

但馬にUターン後は床の間を背にして、娘二人が嬉しそうに飾っていました。
規模や形は変わっても、孫のしあわせを願うジジババのプレゼントです。











  

 

2023年3月 2日 (木)

2018 若狭神宮寺お水送り(再録)

東大寺の修二会・お水取りほど知られていませんが、関連行事である若狭神宮寺の「お水送り」に2018年に参加した時の記事です。
1日の修二会開始の翌日の2日に開催されます。
今年から手松明の奉納の一般参加が、3年ぶりに認められることになりました。

1日から奈良東大寺二月堂で「修二会」が始まり、一斉に新聞報道されました。
14日まで続き、12日に行われる「お水取り」が有名です。
今年で1267回を数える希有な伝統行事なのと、これが終わると春が到来することからも親しまれています。

神宮寺参拝口                    本堂と境内広場
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神事は11時から下根来八幡宮で営まれる「山八神事」から始まりますが、18時からの「修二会」に合わせて参拝者が続々本堂前の広場に集まります。

護摩横の中松明                 山伏姿の行者や白装束の僧侶が上堂
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修二会の始まり                  達陀の(だったん)
の行
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御香水を手に下堂                護摩焚き・祈祷
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大護摩に火が移され護摩焚きと祈祷へと続きます。
最後に大松明、中松明へ点火して、次に3千人といわれる手松明を持った参拝者に移されます。
約2km離れた鵜の瀬まで「御香水」を護りながら松明の列が、延々と続く様子はまさに幻想的です。

大松明へ                      手松明へ
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延々と続くたいまつ行列             遠敷川 鵜の瀬
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1日の爆弾低気圧による強風下なら縮小か中止となったでしょうが、2日は午後から晴れで、満天の星空にひときわ輝くオリオンと満月が厳かな神事を見守っているようでした。

中松明が入瀬                  鳥居越しに満月
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大松明、中松明に続き、手松明を持った参拝者の行列が遠敷川(おにゅうがわ)鵜の瀬に到着すると、護摩壇に移され祈祷が始まります。

参拝者で大混雑                 鵜の瀬の淵
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護摩焚き・祈祷
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21時前に護摩・祈祷が終わると対岸に移動し、ホラ貝の音と読経が響く中で、住職が剣で邪気を祓い、送水文を読み上げ、御香水を遠敷川に注ぎ入れます。

対岸へ移動                   水送り(御香水を遠敷川へ)
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御香水は10日後の12日、奈良東大寺の若狭井で汲み上げられます。
有名な「お水取り」と較べて、名は知っていても意外と知られていない行事ですが、近年ツアー参加者も多く、平日にもかかわらず数千人を超えているようです。
聞けば今日は神宮寺、明日は東大寺と神事を掛け持ちしたツアーもあるようです。

「若狭と奈良との縁は?」「遠敷川が流れるのは日本海小浜湾、なんで大和の奈良へ?」

お疑いはごもっともです。
「当地の伝承では、ある年、奈良市の東大寺二月堂の修二会で神名帳を読んで全国の神を招いたが、遠敷明神は漁で忙しかったため遅刻してしまった。そのお詫びとして、遠敷明神は二月堂の本尊である十一面観音にお供えの閼伽水を送ると約束したという。
白石から下った所にある鵜ノ瀬と呼ばれる淵は、二月堂の若狭井に通じているとされている」(森林の水PR館 小浜市神宮寺)

千早振る神代の昔、神力・法力は常人の想像を超えているのです。
友人2人を誘って片道2時間半で竜前臨時駐車に到着し、先に若狭一宮である若狭彦神社と若狭姫神社にもお参りしました。
平日なのでお参りの大半がリタイヤ組と見受けられました。
歳を重ねると神仏に手を合わせるようになるのは同じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月 1日 (水)

2023 コウノトリ山本巣塔 営巣準備中

今週になって一気に春めいてきました。
1週間前くらいから巣塔に座る姿を目にして、いよいよ抱卵かとと思ったところ、今日は2羽が立ち姿です。
 
東方向、広がる国府平野 & 巣塔の先に但馬コウノトリ空港・豊岡自動車道
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足環のないオスと足環付きのメス
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このペアに因縁があります。
去年長年連れ添っていたメスが新しいメスに競り負けてでていきました。

2022 コウノトリ山本巣塔 ペア交代」 ← クリックで記事が見られます。

先妻J0399の足環は、右脚が上から「青・黒・なし」で、左足は「黒・緑・緑」で、後妻J0024の足環は、右脚が上から「黒・黒・なし」で、左足は「黒・緑・緑」とされています。

一緒にいるのは昨年の新ペアのはずです。
写真を拡大して足環を見てみると、やはり後妻さんでした。
先妻はどこでどう暮らしているのでしょう



 

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