2023年度前期 NHK連続テレビ小説『らんまん』
今日からNHK朝ドラ「らんまん」の『第1週「バイカオウレン」』が始まりました。
(ウメに似た形の白い花を早春に咲かせます。山地や森林など湿った場所に生えます。花の直径は1.5cm、春に花が咲いた後、冬になっても葉が残る常緑の植物です)
主題歌「愛の花」を(あいみょん)、語りは(宮崎あおい)が担当します。
幕末から昭和の初めにかけて生き、 植物の神様といわれた男 牧野富太郎がモデルです。
仕事をリタイアした11年前から、「神鍋山野草を愛でる会」に入会し、野山を中心とする花や野草・木々を観察してきました。
春から秋にかけて月2回の例会で、10個覚えて8個忘れる頼りなさでしたが、覚えたものが少しづつずつ貯まってきました。
一方「愛でる会」も年を重ね、花だけを愛でるのではなく、「春に花を咲かせ、夏に葉の色を濃くし実をつけ、秋になって実や葉を彩り、冬に葉を落とす」植物の自然の営みを楽しむようになりました。そして山野草だけでなく、住んでいる田や畑、野原・空き地に生きる草花にも目が向くようになりました。
ところで、牧野富太郎に関連する言葉で・・・
「雑草という植物などない。名がないなら、つけてあげればいい。ひとつひとつの草花にはそれぞれにちがいがあり、それぞれに、精いっぱい生きている。名をつけることで、それぞれのちがいがはっきりして、生き生きして見える」
(『横山充雄著・ウチダヒロコ編 牧野富太郎: 植物の神様といわれた男』より)「植物は人間がいなくても少しも構わずに生活するが、人間は植物が無くては生活の出来ぬ事である。そうすると、植物と人間とを比べると人間の方が植物より弱虫であるといえよう。つまり人間は植物に向こうてオジギをせねばならぬ立場にある。
(『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』より)
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