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2023年8月 6日 (日)

手辺市(盆)

お盆を前にして、各商業施設でセールが始まりました。

私の住む府市場区の国道を挟んで西部を「手辺」(てへん)と呼び、農家が多い
東部の国府市場(こうのいちば)と比べて商店が建ち並んでいました。
また、盆と暮れには豊岡・江原の商人も店を出し、露店も集まって、年2回の「手辺市」で賑わいました。
我が家もここで菓子屋「伊佐屋」を営み、羊羹・巻きせんべい、水飴・松露糖の他に文房具なども販売していました。
盆、
暮れに開かれる特別な市には、近隣からも八代や中筋など遠方からも買いに来たそうです。

手辺市で賑わった通り
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●年代 : 明治期から大正期を経て昭和初期まで           
●時期 : 盆(8月7日ごろ)と暮れ(12月23日ごろ)
●期間 : 一週間程度
●場所 : 府中郵便局の上から南へ旧街道沿い両側200mほど
●形式 : 手辺商店街の一斉大売り出しと近隣商店や露店も出店
●店舗 : 酒屋・魚屋・豆腐・小間物・菓子・呉服・金物・農具・履物・雑貨
●露天商: (盆)玩具・鯛焼・易者・盆用品・アイスクリーム・アメ湯・七夕紙など
       (暮)玩具・鯛焼・易者・正月飾り・神飾り・数の子・おせち材料など
大正期の手辺の町並み(菅村驛一氏 匂うふるさと) 
Tehen_20230805134301
堤防の付け替えとともに新道ができたことで、我が家付近から土居・松岡の住宅添いは旧道となりました。
100年も経つと、社会、経済環境も変化し、当時の商家40軒のうち残っているのは、「よろずや・しゃかん」を前身とする「田結庄釣具店・ワンリーフ不動産」と、
明治15年に開設された府中郵便局だけとなりました。





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