2023 晩秋の円山川鮎漁
鮎は年魚のため秋も深まる時期になると、産卵のために、群れで川を下り始めます。それを狙うのが投網漁です。この近辺で「投網の名人」と知られる釣具屋を営むT君の出番です。
その後、浅瀬についた鮎は、鉤針のついた竿で鉤を曳きずる漁(ゾロ掛け)で釣られます。
産卵後は「落ち鮎」と呼ばれ、雌雄とも黒みを帯び、腹部に婚姻色と呼ばれるオレンジ色の帯が目立つようになります。「鮎ハンター」達の飽くなき追尾を逃れた鮎だけが河口近くで産卵し、その生涯を終えるのです。
網をたぐって & 網から外す
獲物のお裾分け & 今晩のおかず(雌鮎に卵、雄鮎に白子)
実は伊佐屋君は小学生の頃から鮎釣りに惚けていて、中・高の試験中も川に出ていたとの伝説?が残っています。その後足を洗い、40年前にUターンしてからは、趣味は山歩きと菜園仕事に精を出すようになりました。それでもハンターと近所なので、好物のお裾分けを頂きます。
かって円山川本流下流域の上郷橋は鮎漁の聖地でした。往時を偲ぶマイブログ記事が残っています。
◎ 2012年10月21日 (日) 「鮎漁の終わり」 ← クリックして投網の名人芸をご覧ください (記事の左端「←」(戻るボタン) でもとに記事に戻ります。
◎ 2023年 6月1日(木) 「円山川鮎漁の解禁」 ← この記事で上郷橋周辺の鮎漁の盛衰を知ることができます。
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