2024 波乱の幕開け
元旦の16時過ぎに、能登半島で大地震が起きて、たまたま畑にいて地面がグラついたのを感じました。畝と畝に貯まった水が波打っていて、電線が揺れていました。時間を確認すると16時20分で、その後震度4と発表されました。
豊岡市の防災無線が、地震発生を知らせサイレンを鳴らしています。津波注意報・警報が出されたのです。
能登半島の市町は大きな打撃を受け、輪島市・珠洲市の海沿いでは、地震・津波が、輪島の朝市近辺はさらに火災に襲われました。現時点では死者は126人となり、安否不明者は210人、県内の避難者は3万373人と報道されています。
コロナも落ち着き、久しぶりに里帰りして家族揃って新年を祝った矢先に被害を受けた方もいます。まさに「むごい」の一言に尽きます。
今日から山陰・北陸は冬型気圧配置が強まり、雨と雪が予報されています。道路が寸断され孤立集落が多く、物資や支援が届きにくい状況の中での追い討ちに、悔しさ歯がゆさを感じます。
依然として予断を許さない状況が続いていますが、被災地域の安全確保と一日も早い復旧をお祈りします。
一方、翌2日夕刻、羽田空港にて着陸の日航機と海上保安庁の飛行機が衝突し、海保機の乗員5人が死亡し、日航機も炎上しました。
原因究明中ですが、日航機の乗客・乗員に犠牲者が出なかったことが不幸中の幸いでした。
天災・戦火・飢饉・疫病などに襲われたとき、人は神仏に助けを求めるしかない時期がありました。平安末期・鎌倉・室町期に仏教各派が興こった所以(ゆえん)です。
地震・台風・落雷・洪水など自然現象は、人の力の及ばぬところでしたが、地球温暖化を初め人の所業も影響するといわれます。
正月早々、天災と事故が続き不安な幕開けとなった2024年ですが、安全と平和を心に刻んで暮らしていきたいものです。
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