伊佐屋物語 反戦平和編 Ⅰ
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文字どおりブログ作成者の自己紹介が書いてあります。私の場合は、加えて自分の平和への思いを書いています。
平和への思いが強いのは、大学入学が1966年(昭和41年)で、アメリカによるベトナム侵略・安保改定・沖縄返還・大学紛争など政治的エポックを通じて、社会を考えた団塊世代でした。
当時は60年に結ばれた日米安全保障条約(日米安保)の改定期でもあり、その上沖縄県はまだアメリカの占領下にありました。
戦後27年間日本国憲法が適用されず、立法・行政・司法といった施政権は米国が握っていたのです。現在も、全国の米軍専用施設の7割が、国土面積の0・6%しかない沖縄に集中するなど、復帰時の問題は残されたままです。
それどころか日本政府がアメリカの対中軍事政策の片棒を担ぐことで、有事の際の最前線基地の役割が大きくなっています。
仮想敵国(中国・北朝鮮・ロシア)をつくり、侵攻に対する「抑止力」がアメリカ軍であり、日本の軍事力強化である。という考えは危険です。
矛盾の語源である「矛と楯」、我々は昭和の歴史でそれを学んだはずです。
「軍事には軍事」、「力には力」で対抗するのではなく、憲法9条の精神を守り、平和を願う外交努力による道を求めます。
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