2024 伊佐屋菜園 秋じまい編
11月も半ばを過ぎると冬の訪れを感じます。最低気温が10度を切ってくるとエアコンやストーブの出番です。
伊佐屋菜園も夏に播き苗を育てた、秋冬野菜の収穫が始まりました。
菜園A(土手外297㎡)は、円山川堤防近くで国道や県道に囲まれています。土手外の名の通り堆積土で水はけのよい肥沃な土地です。(石は全くありません)
1月初旬にタマネギ苗を植え、中旬にエンドウの種まきをして、畑仕事が終える「秋じまい」となります。
菜園A(土手外297㎡) 全景
タマネギ & ニンニク
エンドウ(発芽前) & イチゴ
イチゴはこのまま雪と寒さにさらし、2月になると2回目の肥料を施し、マルチをかけます。
マルチを使うと雑草を抑え、地温を上げ、水分と肥料分を保持することができます。
使ったものは、できるだけ再利用します。
ダイコン & セロリ・ハクサイ
ノラボウ菜、奥にホウレンソウ & ブロッコリー・ミズナ・カブ・ネギ・キクナ
例によって自家消費のため少量多品種の作付けです。
使ったマルチは、雑草防止のため来年の作付けまで置いておきます。
菜園B(芝寺271㎡)「岩津ネギ」が残るだけ
菜園B(芝寺271㎡)は、菜園(C)と同じ芝寺に位置し、集合墓地周辺を取り囲んでいます。
メインとなるクロツルとサツマイモは収穫済みなので、残るのはこれから鍋物に合う「岩津ネギ(注)」です。本場の岩津ネギとは言えませんが、同じ苗から種を採っています。雪が積もる北但では、葉折れを防ぐため積雪前に収穫します。
(注)朝来市岩津地区で栽培される岩津ネギは23日に出荷解禁されました。関東などに流通している白ネギと比べて、青葉の部分まで柔らかく、すべて食べられるのが特長です。 特に冬の冷え込みが厳しくなると、甘さと柔らかさが一段と増し、肉厚の青い葉にとろりとした水分が含まれてさらに美味しくなります。白い部分が25㎝以上という規格があり、何回かの土寄せが行われます。
昔からほかの農家さんに貸していた菜園C(芝寺954㎡) は、 耕作主が亡くなりました。
返されても広すぎて、伊佐屋君の手に合わないので府市場農産に無償で貸しています。
昨年に続いて手辺ソバを植え、収穫もまずまずだそうです。
ソバを刈り終えた 菜園C(芝寺954㎡)