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2025年3月31日 (月)

2025 伊佐屋菜園早春編

彼岸を過ぎると暖かくなるはずが、「彼岸寒波」に続き、「年度末寒波」で寒い日が続いています。
30日は雪がちらつき、神鍋高原はうっすら積もりました。麓から見ると山はまだまだ白く輝いています。

   伊佐屋菜園(A)全景(クリックで拡大します)
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エンドウ & タマネギ
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マルチをかけたイチゴ & マルチ栽培のジャガイモ

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ニンニク & ニラ

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薹を食べるノラボウナ
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トンネル育苗
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ジャガイモは、男爵系のキタアカリとメークインをそれぞれ2㎏、カットしてマルチシートを張った畝の74穴に植えています。
昨年から始めたマルチ栽培は、成長の促進、追肥が不要、収穫が簡単など効果があります。 マイブログ 初のマルチ栽培が成功 ← クリック
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トンネルで苗づくりは、スイートコーン・エダマメ・インゲン・リーフレタスです。
通常の直播より半月早く成長します。畑の用意ができていない早春時期に便利です。
一緒にサトイモを浅植えして芽出しを早めます。

 

   

2025年3月27日 (木)

星のクライマー歌碑

植村直己冒険館に新たなメモリアルが誕生しました。
約40年前の2月、北米最高峰デナリ(旧マッキンリー)で亡くなった植村直己さんを称え、松任谷由実(ユーミン)さんが作詞した「星のクライマー」の自筆歌碑です。
場所は冒険館のユリノキ並木の中ほど、冒険館の中入り口付近です。
ステンレス製直径1mほどの大きさなので、うっかり見逃すこともあります。

冒険館入り口 & 歌碑
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ユーミン作詞自筆の歌碑 
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  新聞記事(朝日新聞ひょうご版 3月18日)
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北米アラスカ州にある北米大陸最高峰を当時はマッキンリー(6190m)と呼びました。第25代アメリカ合衆国大統領の名を冠した山です。
その後アラスカ先住民の呼び名を尊重して、アラスカ州政府は「デナリ」として、オバマ大統領も「デナリ」と呼ぶように決めました。

ところがトランプ大統領就任直後、偉大な?大統領名の「マッキンリー」と改名を決めました。併せてメキシコ湾をアメリカ湾と変えました。
新大陸に移り住み戦争や買収で領土を広げ、片っ端から名をつけたアメリカと違って、日本では古来から伝わる名前を大切にしていて、伯耆の名峰大山(だいせん)を「石破山」とすることはありません。  

 

     

2025年3月26日 (水)

2025 神鍋山野草を愛でる会 活動開始

23日に但馬山友会例会、神鍋山野草を愛でる会も25日に活動を始めました。神鍋山は麓から見るとたっぷりに雪がみえますが、高原のあちらこちらに雪解けが進んでいます。少し遅れた春ですが、速足で近づいているのが感じられます。
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但馬ドームも雪解けが進む & フクジュソウ
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管理地のアオキにシカ食害
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シカの足跡 & フキノトウ
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総会では新しい役員を選び、神鍋高原周辺地を中心とした観察を行うこと。新たに5班に編成して、分担して例会を担当することが決まりました。

昼食後は但馬ドーム森林ウオーク地の野草の状態を確認しました。思ったより雪解けが進んでいました。
神鍋高原内の管理地は雪が積もっていて、雪解け後の整備が必要です。


2025年3月23日 (日)

2025 但馬山友会 鋳物師戻しの大岩(280m)

竹野・城崎をつなぐ県道途中に「鋳物師戻峠」があります。例会はこの名の由来となった「大岩」を訪ねる古道歩きがメインです。
シーズン初めにもかかわらずお天気は上々で、気温が25度近くなること、もう一つ北部はスギ花粉がピークとなること、おまけに黄砂が舞うことも予報されています。
昭和61年に全面開通した県道9号豊岡竹野線ですが、以前は峠越えの険しい山道でした。昭和50年に「鋳物師戻峠トンネル」が開通し、竹野町阿金谷から城崎温泉街まで車で10分程度でつながっています。

    「荊木(いばらき)山アメニティロード」
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集合は竹野川河川敷 & 登山口
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急な階段上り & 竹野川河口・猫崎半島
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アセビ & シキミの花
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カンスゲ & 大岩登り口
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伝説の大岩 & 本堂前で全員集合
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アメニティロード出発点の真言宗金亀(きんこう)院さんに、トイレや昼食場所を提供していただきお世話になりました。
お寺でしだれ梅が迎えてくれましたが、桜はまだ固い蕾、雪国ミツバツツジもイカリソウも咲いていませんでした。
下山後は竹野川を下り、竹野浜に出て竹野川港館(仲田光成記念館)、式内社鷹野神社にお参りして帰りました。

8年前の2016年4月10日に「鋳物師戻山(仮称)」として、登った記録があります。
桜が咲く好時期で 60人の参加がありました。今回は彼岸時期の忙しいこともあってか、参加者はちょっと少なめの35人でした。

 

 

 

 

2025年3月17日 (月)

2025 彼岸の小鳥殺し

17日(月)は彼岸の入りに当たります。ところが九州上空に真冬並みの寒気が流れ込んでいて、我が家付近も朝からみぞれが降り、山が白くなっているのがわかります。

彼岸に降る雪を当地では「彼岸の小鳥殺し」と言います。
「彼岸の小鳥殺し」とは、春の彼岸の頃に降る雪のことで、陽気に誘われて出てきた小鳥達を、不意打ちのように寒くて冷たい雪が襲うこと。 暖かくなって油断した小鳥を直撃するかのような雪をいいます

タイヤ交換を済ませた私も小鳥と同じく油断していました。

雪国では
ありがちな話です。
19日にもう一度雪が降り、20日(木)の春分の日にやっと寒さが緩み、今週末は4月並みの暖かさになる予報です。

 

 

 

    

2025年3月15日 (土)

2025 春の兆し

一番バッターのロウバイも終わり、スイセンとリュウキンカが咲き、コウバイも開いてきました。
昨年繁殖家からいただいた、地上部分が枯れていたオキナグサも、芽を出してきました。数度にわたる寒波で遅れていた春が芽吹いてきました。

スイセン & リュウキンカ
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コウバイ & オキナグサの芽
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2025年3月10日 (月)

2025 菜園初仕事

畑の雪が溶けても、畝や土が乾燥するまで少し時間がかかります。やっと年越し野菜の追肥が可能となりました。
追肥の前にまず除草を行います。伊佐屋菜園は晩秋の除草を徹底したことでさほどの手間がかかりません。

追肥済みのイチゴ & タマネギ
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ニンニク & 青ネギの植え付け
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ロマネスコ・ブロッコリーの残果 & これから薹をのばすのらぼう菜
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エンドウ(3種)& 冬越しダイコ
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タマネギはマルチを外し、イチゴは保温と果実の汚れ防止のため黒マルチをかけます。
エンドウ(実・サヤ・スナック)はつる有り種なので、支柱を立ててツルを誘引します。

寒さにじっと耐えて冬越したものが、気温地温が上がり日照時間も長くなり、追肥による栄養補給で一気に伸びて花を咲かせ実をならせます。
昨年まではこの作業を2月中に済ませていました。この遅れがどう影響するのでしょうか?もとはと言えばこれが但馬の季節感です。

次は、除草・石灰散布を行い春野菜を植える準備として、土づくりを始めます。








2025年3月 8日 (土)

2025 コウノトリ営巣準備

2度にわたる積雪で、コウノトリ山本巣塔の営巣行動が起きてています。
3月に入ってやっとつがいのコウノトリが巣塔に見られるようになりました。

昨年は2月10日に「2024 山本巣塔 営巣準備」を記事にしていて、約1か月近く遅れています。

3月3日(巣塔のオス、田んぼのメス)
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3月8日
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動物は気候が温暖になり、餌も豊富な春に出産し子育てを始めます。種として生き残り、子孫を残していくための知恵です。  
カレンダーを持っているわけでなく、気温や周囲の様子から子育て開始サインがでるのでしょう。

山本巣塔でも、巣作り、交尾を経て、産卵→抱卵→孵化→給餌→巣立ちへの長い子育てが始まります。





      

2025年3月 2日 (日)

若狭神宮寺お水送り(再録)

東大寺の修二会・お水取りほど知られていませんが、関連行事である若狭神宮寺の「お水送り」に2018年に参加した時の記事です。
1日の修二会開始の翌日の2日に開催されます。

1日から奈良東大寺二月堂で「修二会」が始まり、一斉に新聞報道されました。
修二会は14日まで続き、特に12日に行われる「お水取り」が有名です。
今年で1267回を数える希有な伝統行事なのと、これが終わると春が到来することからも親しまれています。

神宮寺参拝口                    本堂と境内広場
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神事は11時から下根来八幡宮で営まれる「山八神事」から始まりますが、18時からの「修二会」に合わせて参拝者が続々本堂前の広場に集まります。

護摩横の中松明                 山伏姿の行者や白装束の僧侶が上堂
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修二会の始まり                  達陀の(だったん)
の行
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御香水を手に下堂                護摩焚き・祈祷
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大護摩に火が移され護摩焚きと祈祷へと続きます。
最後に大松明、中松明へ点火して、次に3千人といわれる手松明を持った参拝者に移されます。
約2km離れた鵜の瀬まで「御香水」を護りながら松明の列が、延々と続く様子はまさに幻想的です。

大松明へ                      手松明へ
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延々と続くたいまつ行列             遠敷川 鵜の瀬
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1日の爆弾低気圧による強風下なら縮小か中止となったでしょうが、2日は午後から晴れで、満天の星空にひときわ輝くオリオンと満月が厳かな神事を見守っているようでした。

中松明が入瀬                  鳥居越しに満月
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大松明、中松明に続き、手松明を持った参拝者の行列が遠敷川(おにゅうがわ)鵜の瀬に到着すると、護摩壇に移され祈祷が始まります。

参拝者で大混雑                 鵜の瀬の淵
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護摩焚き・祈祷
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21時前に護摩・祈祷が終わると対岸に移動し、ホラ貝の音と読経が響く中で、住職が剣で邪気を祓い、送水文を読み上げ、御香水を遠敷川に注ぎ入れます。

対岸へ移動                   水送り(御香水を遠敷川へ)
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御香水は10日後の12日、奈良東大寺の若狭井で汲み上げられます。(これが「お水取り」の由来です)
「お水取り」と較べて、名は知っていても意外と知られていない行事ですが、近年ツアー参加者も多く、平日にもかかわらず数千人を超えているようです。
聞けば今日は神宮寺、明日は東大寺と神事を掛け持ちしたツアーもあるようです。

「若狭と奈良との縁は?」「遠敷川が流れるのは日本海小浜湾、なんで大和の奈良へ?」

お疑いはごもっともです。
「当地の伝承では、ある年、奈良市の東大寺二月堂の修二会で神名帳を読んで全国の神を招いたが、遠敷明神は漁で忙しかったため遅刻してしまった。そのお詫びとして、遠敷明神は二月堂の本尊である十一面観音にお供えの閼伽水を送ると約束したという。
白石から下った所にある鵜ノ瀬と呼ばれる淵は、二月堂の若狭井に通じているとされている」(森林の水PR館 小浜市神宮寺)

千早振る神代の昔、神力・法力は常人の想像を超えているのです。
友人2人を誘って片道2時間半で竜前臨時駐車に到着し、先に若狭一宮である若狭彦神社と若狭姫神社にもお参りしました。
平日なのでお参りの大半がリタイヤ組と見受けられました。
歳を重ねると神仏に手を合わせるようになるのは同じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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神鍋山野草を愛でる会

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