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2025年5月30日 (金)

2025 落花生の定植

30373一昨年から再開した落花生栽培です。1年目はさんざんな結果で、2年目はまずまずでした。
落花生はカタカナでなく漢字で書くほうがしっくりきます。花が咲いた後に子房柄が下に伸びて地中に潜って実になるからです。
10年以上前に作ったものの、収穫した莢を洗って乾かして、焙烙で煎って食べる手間に降参して止めました。

ところが、収穫した落花生を洗うだけで、湯がいて食べる「塩茹で落花生」を教えてもらってから嵌りました。
ビールのお供に最高!関東では千葉県や神奈川県産が、「茹で落花生」用として生で売られていると聞きます。

その落花生の定植が終わりました。昨年の5割増し2本立ちを24株です。芽出しは種豆を一晩水につけたほうが順調でした。今年の春が寒かったので、苗物の生育が遅かったそうです。来年から5月中旬に苗作りを始めます。
品種は「千葉半立」、香ばしく甘みのある濃厚な味わいで、「煎り」のほか「茹で」も楽しめます。

伊佐屋菜園(A)は河川の堆積土で、土が細かく砂交じりなので栽培に向いています。収穫は秋、ビール好きにはたまらない「塩茹で落花生」が楽しみです。

昨年の苗づくりの様子は 「落花生栽培に再チャレンジⅠ ← クリックしてご覧ください。画面上部左端の(  )で元の記事に戻ります。






2025年5月28日 (水)

ユリノキが満開です

日高町にある「植村直己冒険館」の玄関から奥へと続くユリノキが満開です。

冒険館 & ユリノキ並木
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花(チューリップに似た形)
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葉(半纏:はんてんに似た形)
P5270257葉の形から和名「ハンテンボク」、花の形から洋名「チューリップツリー」と呼ばれます。モクレン科の落葉高木です。

2004年の10月20日、台風23号で由良川が氾濫し、北陸旅行から帰る途中の観光バスが水没して、但馬の乗客ら37人が濁流渦巻くバスの屋根で一夜を明かして助かりました。バスが流されるのを防ぐため流れてきた竹竿とバスのカーテンで作った紐で結んだのが、由良川沿いに植えられた街路樹ユリノキでした。この話は童話「バスの屋根の上で」にもなりました。



  

2025年5月25日 (日)

北但大震災 写真集

北但大震災の記録として大正14年に大阪毎日新聞社が発行した「但馬丹後震災画報」が残っています。知人から見せてもらった記事の一部を紹介します。

表紙
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地蔵湯から見た城崎町市街地 & 豊岡小学校に集まった被災者
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震源地は城崎町近くの「田結地区」で、城崎温泉、豊岡市街地に被害が集中しています。記事には「・・・・死傷者八百余名、倒壊焼失家屋三千七百、豊岡町城崎町は殆ど焦土と化して全滅し・・・ただに地方的災害であるのみならず、関東大震災に次いで日本が受けた第二の大災害であったと云える。」と書かれています。

日高町は震源地から離れていて大きな被害はなく、我が家の土蔵の壁にひびが入ったと当時10歳だった父が話していました。

 

 

2025年5月24日 (土)

北但大震災 ボランティアの先駆け

今年5月23日で北但大地震100年を迎えました。100前にボランティア活動が行われています。
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1995の阪神淡路大震災で、住民同士の絆の大切さと今までにない形のボランティア活動が注目され、この年を「ボランティア元年」と呼ぶようになりました。

その先駆けともいえるボランティア活動が当地の記録に残っています。
96年前の1925年(大正14年)5月23日に豊岡や城崎など北但一帯を襲った地震は、多くの家屋が倒壊・焼失し、多数の負傷者や死者が出ました。

旧制豊岡中学校(現豊岡高校)には、但馬各地から一年生から五年生まで、567人が在校していました。
地震直後から寄宿舎生約80名と鉄道不通のため帰宅出来なかった遠距離通学生たちが中心となって倒壊家屋の下敷きになった死傷者の救出や消火、家財の搬出など、通学生も併せてた190人が活躍し、知事から感謝状が贈られたことが資料に残っています。

北但大震災で救命・消火の最前線で活躍した生徒が、その後作文を残しています。

・学校運動場が炊き出し場所になったり、被災者案内が 掲示されたり、阪神大震災と様子が似ています。
・円山川改修工事に来ていた朝鮮人労働者による救援活動に感動し、高く評価しています。
 
(3年前の関東大震災で、「朝鮮人が火をつけた」「暴動をおこした」などの流言が飛び、罪もない人達が、民間の自警団に殺されたことから考えると、地方では人間同士の助け合う心が発揮されています)

鳥取高等農学校(現鳥取大学農学部)の学生たちが、寮生大会で支援を決議し、身近にある農具を持って、鉄道が不通区間は徒歩で支援に駆けつけました。 これは学校に無断で行動したことですが、学校側も不問に付しました。

平成16年10月台風23号により、豊岡市は大水害を蒙りましたが、このときも多くの方々の支援を頂きました。
災害自体は不幸なことですが、人がお互いを思い合うこと、そして助け合うことの大切さを教えてくれますね。

 

 

 

 

 

2025年5月23日 (金)

北但大震災 100年

今日5月23日で北但大地震100年を迎えました。
豊岡市を中心に大きな被害をもたらした北但大震災が起こったのが大正14年5月23日で午前11時10分した。
その後は台風被害はあっても、地震は阪神淡路大震災の震度5でもほとんど被害を受けませんでした。
「天災は忘れた頃にやってくる」(寺田寅彦の言葉とされる)こともあり、予知が全くと言っていいほどできない地震ですが、過去や歴史から学んでおきたいものです。

被災様子がよくわかる写真は 「venex1 さん」のブログをクリックしてどうぞ! → 「絵葉書に見る北但大震災
(上部左端の ← ボタンで元の記事に戻ります)

 



 

2025年5月22日 (木)

2025 庭の草花(5月下旬編)

最近のブログテーマは、花と野菜が多くなりました。初夏から梅雨に進む時期になって新たな仲間が咲きだしました。

ニゲラ & ムギナデシコ
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スダチの花 & カキの花
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スモモ & ミニトマト
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ベニカナメモチの花 & マユミの花
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アヤメ & バラ
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果物が実をつけるにはまず花が咲きます。花々と違い少し控えめな花です。
ベニカナメモチは、常緑樹で新芽が鮮やかな赤色になります。そのため生垣として人気があります






2025年5月16日 (金)

2025 庭の草花(5月中旬編)

家の裏の水路沿いにシャクヤクが植えてあります。小学生のころ父が切り取って学校に持たせてくれました。

シャクヤク
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ワスレナグサ & サクランボ
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中央にカラスビシャク & タジマタムラソウ
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ライラック(リラ) & フタリシズカ
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ミニバラ & シキザキナデシコ
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シラン
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ツユクサ & ホウチャクソウ
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アッツザクラ
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2025年5月15日 (木)

2025 さなぼり

250517080918611 「さなぼり」とは、田植えの終了の意味で使われます。「さなぶり」と呼ぶ地域もあります。嫁さんの実家岡山県では「シロミテ」と呼ぶそうです。「代が満てる」の表現でしょうが、わかりやすいですね。
我が家は6aの狭い田んぼですが、娘二人の家族も入れた消費を賄っています。
コメの値段が5㎏で4,000円超と2倍近くになったので、値打ちが出てきました。玄米で保管し、リクエストの都度15㎏を精米して送ります。ということは12,000円です。

肥料が5割程度値上がりしたのと、燃料の高騰などで作業料も上がっています。
耕耘・代搔き・田植え・稲刈りの機械仕事はご近所のSさんにお任せして、肥料と水管理だけが私の仕事です。家の側で変形している田んぼなので、田植えや稲刈りが手間どって申し訳ない気がします。
お詫びというか手間賃に、田植えと稲刈りの都度よく冷えたロング缶6本とおつまみをお渡しします。

4か月後の9月中旬には「伊佐屋の稲刈り」が始まり、最短で翌日には新米が食べられます。

 

 

 

2025年5月12日 (月)

2025 伊佐屋菜園(初夏編)Ⅱ

ビニールトンネルの中で、ゴーヤ・カボチャ・ズッキーニ・ラッカセイ・バジル・リーフレタスの苗づくりをしています。
空いている場所も苗ができるとほとんど埋まります。
伊佐屋菜園では少量多品種を旨とし、作らないのはソラマメとゴボウ
くらいなものです。

晩生のタマネギ(早生は収穫済み) & キャベツ
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イチゴ & 青ネギ
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エンドウ(3種) & ニンニク
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小玉スイカ・プリンスメロン & 夏野菜(トマ・トナス・ピーマン・オクラ)
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ジャガイモ(2㎏+2㎏) & サトイモ(30個)
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インゲン & スイートコーン
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大ショウガ & キュウリ
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ご覧のようにマルチを適宜使用したのが奏功しています。また暇があれば草取りに励んだおかげで、ほとんど草が目立ちません。ともかく小さいうちに抜いてしまいます。
周りの畑は、タンポポ・ノゲシ・イヌガラシ・ナズナ・ハキダメギクがはびこっています。それらの種が空を飛んでやってきます。

トラクターで耕すと一時的に草がないように見えます。広い場所なのでやむをえないでしょうが、草の種をばらまいているようなもので、後で苦労することになります。
大きくさせない」「花を咲かせない」「実をつけさせない」ことが大切です。






2025年5月11日 (日)

2025 伊佐屋菜園(初夏編)Ⅰ

年越し野菜の代表選手であるタマネギの早生種「ソニック」の収穫を終えました。赤タマネギ50本と貯蔵性の良い晩生の「モミジ3号」はもう少し後になります。近年べと病になるものが多く、吊って保存中に腐って落ちることが多くなりました。JAお勧めの薬剤を2度散布したところ、青々として太い茎のタマネギになりました。また董立ちしたタマネギもどの畑にも見られません。寒かったシーズンが影響したのでしょうか?

伊佐屋菜園A全景
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西半分 & 東半分
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同じ年越し野菜であるエンドウ3種も収穫が始まり、イチゴも間もなく始まります。
3月末に植えたジャガイモが、大きくなって蕾をつけています。

GW明けに植えた夏冬野菜の苗が活着を終え、これから暑くなると成長を始めます。
夏野菜のほとんどが支柱が必要なので、作る側は大忙しです。





2025年5月10日 (土)

有子山城跡登山

出石に用があり、待ち時間を利用して久しぶりに有子山城(321m)に登ってきました。
  
有子山城跡 & 麓から山頂左端に鯉のぼり
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遊歩道(登山道)山頂まで980mで約60分
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中間点500m & 土橋・堀切
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有子山城主郭に鯉のぼり
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北:出石市街地が一望 & 西:大岡山・神鍋山・蘇武岳・妙見山
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氷ノ山 & 但馬ドームの白屋根
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満開のホウの花 & 山頂の鯉のぼりの正体
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250510132456919_20250516091401 気温は30度近くなるとのこと、遊歩道は木陰が多く暑さを和らげてくれます。
標高321mは竹田城跡(353m)と同じくらいですが、こちらが山名氏の本城です

久しぶりの山歩きで、息が上がり何度も休憩しながらやっと登りました。
時間の関係上、石切り場や千畳敷はいけませんでしたが、過去に何度が訪れたことがあります。
清々しい5月の風もあり、農作業の汗と違った汗をかきました。
途中であったのは女子大生風の8人だけ、にぎあう城下町と比べて静かなものでした。





2025年5月 8日 (木)

2025 庭の草花(5月初旬編)

次々に咲きだしました。かってはあったものが無くなったり、新しい仲間が増えたりしています。5月25日は母の25回目の命日です。

シラン(紫と白)
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オオデマリ & クレマチス
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オダマキ & クンシラン
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サクラソウ & ライラック
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2025年5月 3日 (土)

花後のオキナグサ

オキナグサが咲き、花後に種になる様子です。
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オキナグサは本州、四国、九州の日当たりのよい草原や林縁に生える多年草です。花後にできるタネに白く長い毛があり、そのタネが密集して風にそよぐ姿を老人の白髪に見立てて「オキナグサ(翁草)」と呼ばれているといわれます。(みんなの趣味の園芸より)

確かに老人の白髪を思い起こさせてくれます。
我が家で一日中日が当たる水路沿いに植えています。
4月17日に「オキナグサが咲きました」で記事にしています。

2年前に種をもらって播いたり、株を貰って植えたものが今年始めて咲きました。今年は4株が花をつけ、うち1株は神鍋高原の某所に移植する予定です。

 

2025年5月 1日 (木)

2025 庭の草花(メーデー編)

モッコウバラ
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ベニカナメモチ新芽 & プリムラ
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タジマタムラソウ & スズラン
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エビネ & チョウジソウ
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タツナミソウ(紫・白)
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