« 2025年5月 | トップページ | 2025年7月 »

2025年6月30日 (月)

2025 伊佐屋菜園(A) 梅雨明け編

6月9日に梅雨入りした近畿ですが、入梅前期は前線が南にあることで北部はさほど雨が降りません。代わりに後期となると太平洋高気圧が勢力を増し前線を北に押し上げ、大雨に見舞われます。ところが今年は後期に入る前の6月27日に梅雨明けとの発表がありました。
「九州北部や中国、四国、近畿地方で、6月に梅雨明けが発表されるのは統計史上初めてで、記録的な早さとなっています」との報道です。

伊佐屋菜園は夏野菜(キュウリ・トマト・ナス・ズッキーニなど)が採れ始めるころで、梅雨後期の雨と高温によって一気に生育が進みます。
雨が少なかったことで、今後作物の出来にどう関係してくるのでしょう。特にサトイモ・ショウガは水分が生育に大きく影響します。昨年は高温少雨で葉を茂らせることができずに散々な結果でした。

伊佐屋菜園(A)全景
250628160839739_20250630122101

菜園(A)西側 & 菜園(A)東側
250628160956151_20250630121901 250628161001438_20250630121901

サトイモ & スイカ・メロン
250629081346884 250629081126493_20250630091601

移植したニラ・第2次コーン・ズッキーニ & キュウリ・トマト・ナス・ピーマン
250629081330138250629081245905

イチゴ苗取り床 & 落花生・オクラ・スイートバジル
250629081309474 250629081203734
ご覧のようにほとんど雑草がありません。周りの畑はこの時期メヒシバ・オヒシバ・スベリヒユ・ハキダメギク・ノゲシ・ノボロギク・カタバミ・コニシキソウ・スギナ・アオビユが覇を競うが如く伸びています。写真では耕耘してすぐなのであまり目立ちませんが・・・・
花が咲き実がつき目立ったころに耕耘しても、種を畑中にまき散らすようなもので、土に潜った種はその時期になると芽を出します。
成長し花を咲かせ実から種を作り、子孫を増やす種子植物のことは中学生物で習いました。またキク科のタンポポやノゲシは綿毛を風に飛ばして子孫を広げます。

伊佐屋菜園では、「伸びた時点で根ごと抜く、花を咲かせたり種をつけさせない」ことを徹底して、毎年雑草が減っています。タンポポやノゲシ・ノボロギクなど綿毛となって飛んでくるのも困りものです。これからもマルチを上手に利用しながら雑草管理を徹底していきます。







2025年6月29日 (日)

2025 スイカの収穫

GW明けに植えた小玉スイカの初収穫です。毎年JAを通じてメロン苗2本とともに購入しました。品種は赤小玉スイカ「たべて味」です。
土作り耕耘と元肥・追肥は私が、蔓の芯を止めたり整枝や受粉は嫁さんの担当です。
昔は放置しても実がなりましたが、近年蜂がいなくなって、雄花の花粉を雌花につける人工授粉が必要です。
シカは来ませんが、獣や鳥よけのネットもスイートコーンとともに設置します。甘くておいしいものは誰も好きなのです。

獣除けにネットで囲い込み
250629081126493 250629081141298

鳥よけに糸とネット & 4.6㎏と6.4㎏
250629081151716 250628102638044
1本の苗に10~12個ならせます。小玉スイカは通常2㎏程度、4㎏~6㎏となるともはや中玉スイカの大きさです。
イチゴとともにスイカとメロンの生育管理と収穫は甘いものに目がない嫁さんが担当します。










 

 

2025年6月21日 (土)

2025 ジャガイモの収穫

3月末に植えたジャガイモの収穫期です。花が咲き終え茎が倒れ枯れ始めるのが掘りごろサインです。
昨年からマルチを使ったら追肥や土寄せが不要な栽培に替えました。黒マルチシートも昨年のものをそのまま利用しています。

男爵系のキタアカリ、メークインをそれぞれ2㎏の種イモを購入して植えました。昨年との違いは、キタアカリの大きいものの一部に縦に割れ目が入ることです。食べたり保存するには問題ありませんが、体裁が悪いだけのようです。
ネットで調べると「急激な水分吸収や肥料の過多などが原因として考えられる」とあります。芋の成長が早く皮の成長が追い付かないとき、皮の薄いキタアカリに起きるようです。条件が同じにも関わらずメークインにはこの症状は出ません。

手前メークイン奥がキタアカリ & 割れ目が入ったキタアカリ
Photo_20250622083201 250622102458682_20250622103101

マルチ栽培の効用>
①追肥・土寄せが要らない(省力効果)
②地温が高められ茎がよく茂る(温熱効果)
③葉を食べ、卵を産み付けるやっかいものテントウムシダマシが全くいない(防虫効果)
マルチシートが陽を遮って、土寄せしなくとも芋が緑化しない(遮光効果)
⑤芋づる式に持ち上がって収穫が楽である(省力効果)

マルチも穴が広くなったり破れたりして、3度目の利用は無理なようです。
毎年悩まされるテントウムシダマシがほとんどいない理由は、マルチ使用に起因するのか不明です。これが発生するとジャガイモが終わると他のナス科&ウリ科野菜(ナス・トマト・ピーマン・キュウリ)に移り、葉を食べてレース状にしてしまいます。

 

2025年6月20日 (金)

2025 タマネギ・ニンニクの収穫

どちらも順調に生育し、6月上旬に収穫できました。
天候を見て畑に3日間放置して、しっかり乾かしてから取り入れます。
ニンニクは2種合わせて250球、タマネギは1か月前に収穫した早生の「ソニック」100球、晩生の「もみじ3号」100球、赤タマネギ50球とに分けました。

早生種ソニック & 晩生種もみじ3号
250628083610621 250621094626005

ニンニク(嘉定)
250621095142859タマネギは例年病原菌によるべと病に悩まされます。今年はしっかり生育し茎が倒れたのを見計らって収穫できました。
JAの農業情報に従って、「プロポーズ水和剤」を水に溶かして、展着剤を加えて2回消毒したのが奏功したのかも。
収穫後はどちらも風通しの良いところに吊るして保存します。

 

 

 

 

 

2025年6月15日 (日)

第8回 出石永楽館・全国子ども落語大会

毎年出石永楽館で開かれる「全国子ども落語大会」15日の決勝を観賞してきました。今年で8回を数え参加者の範囲も広がっています。
兵庫の6人を始め北海道、神奈川、静岡、奈良、大阪、三重、和歌山、鳥取から総勢31人のエントリーがありました。

子ども落語大会」は北海道、大阪、宮崎でも開かれているそうです。出石大会の特徴はなんと言っても、抜群の雰囲気を備える「芝居小屋永楽館」が会場であるのと、審査員が観客全員であることです。事務局の丹馬さんの言によると、審査員を呼ぶ予算がないこともあるそうです。

14日(土)に2会場に分かれて予選が行われ、翌15日に8人が芝居小屋「永楽館」で決勝戦を戦いました。

31人がエントリー & 決勝進出の8人
250616083405448 Img_20250616_0003

最年少「のりのり亭おにぎり君」 & 2位の 「たけのこ亭さと丸」さん
250615105342201 250615111059890

優勝は「薫風亭文鳥」君の「親子酒」 & 表彰式
250615104714801250615115741226
決勝参加者全員がそれぞれ表彰を受け、副賞として「コウノトリはぐくむお米」を貰いました。
参加者一覧にあるように、古典落語の有名噺で、演目がかぶったりしてますが、それぞれ特徴のある噺に仕上げています。

持ち時間は予選10分、決勝は13分です。長い噺の筋やオチを変えることなく時間内に纏めなければなりません。
最優秀賞「薫風亭文鳥」君の「親子酒」は、酔っ払い親子の滑稽話を上手に演じて大いに笑わせてくれました。彼は第6回でも「道具屋」を演じて最優秀賞を獲得しました。
3位になりましたが最年長の「ヒレカツ亭食」君が「ラーメン屋」で、子どもには難しい人情噺をしっかり演じました。
私が投票した3人がいずれも上位に入っていました。見る目・聞く耳が長けてきた?証拠でしょう。


永楽館を拠点として出石・但馬に落語文化が根付いてきていますが、まだ空席もあります。満員の観客の前で子供たちに磨いた技を披露してもらいたいものです。
サポーター登録(3千円)すると毎年入場券と大会のDVD が送られてきます。小学1年生から中学3年生まで幅広い年代の子どもたちが覇を競うのが面白いところです。

余談ですが、今回から演技中、ストロボを使わない写真撮影が認められました。 いままでは演技の邪魔になるとの配慮だったのでしょう。 ネットやSNS全盛の時代に、情報発信に写真や映像を活用すればもっと盛り上がるはずです。

次は「第4回落語甲子園」が8月24日(日)永楽館で開催されます。

 

 

2025年6月11日 (水)

府市場バス停付近 オオキンケイギクの駆除

神鍋高原での除去作戦の後、改めて伊佐屋の地元である府市場区をよく見てみるとオオキンケイギクが目立つ場所がありました。
府市場区公民館の道路を隔てたバス停付近の歩道と横の空き地に繁殖しています。

駆除前の写真
250611082148887  250611082018778

駆除したオオキンケイギク
250611165439392  250611170054717
1時間ほど頑張って小さな株も含めると結構な量になります。個人では処理できないので、市役所コウノトリ共生課に電話で相談したところ、引き取りに来てもらえるということでした。

 広報とよおか6月号
20250611-071621

そういえば広報に、オオキンケイギクの駆除の協力を呼びかける記事がありました。
ただ、株ごと抜いたものの残っていたり、小株も取り切れなかったので、来年以降もウオッチしケアする必要があります。

 

 

 

 

  

 

2025年6月10日 (火)

神鍋山 オオキンケイギクの駆除

5~7月にかけて豊岡市内の国道沿いに黄色の花が目立ちます。
たしか1994年(平成6
年)に開催された「たじまの祭典」に緑化植物として植えられたと記憶していますが、いまは空き地や家庭にまで進出しています。2006年(平成18年)に環境省特定外来生物に指定され、繁殖力の強さから既存の植物に悪影響を与えるので防除の必要があるとされています。

神鍋山周辺で「環境省特定外来生物オオキンケイギク」の除去作戦を雨の中行いました。記録では2015年から始めて11年目を迎えます。
梅雨入りし小雨が降る中、神鍋山野草を愛でる会から14人が参加、豊岡市日高地域振興局、西気地区区長会、神鍋観光協会、アドバンス株式会社の方々も加わって総勢30人を超える大部隊でした。人が多いかった分除去したオオキンケイギクは軽トラいっぱいありました。ビニール袋をしっかり縛って、軽トラに載せてこのまま豊岡市の焼却場で処理されます。

また先月の29日には豊岡市コウノトリ共生部の呼びかけで、植村直己冒険館向い道路法面の除去作業もおこなわれたそうです。幹線道路沿いで目立っていたので、気になっていました。

250610093630775 250610095347569
250610100234796 250610112422553

○なぜ防除しなくてはいけないの?
 オオキンケイギクは、かつて緑化のために積極的に散布されていました。しかし、その繁殖力の強さのため、日本古来の植物の生息域を奪っており、河原に生息する稀少植物などを絶滅させる恐れを持っています。そのため環境省は平成18年2月に特定外来生物に指定しました。

○防除方法について
 オオキンケイギクは、花が枯れた後も根が地中に残り、翌年同じ場所に生えてきます。そのため、防除方法は根ごと抜き取りが必要です。また、防除は種子が実る前に行うと効果的です。抜き取った後ビニール袋に入れしっかり縛って市の燃えるゴミに出して
焼却します。

 

 

 

 

   

2025年6月 9日 (月)

但馬山友会 山の歌声復活

5月24日(土)の例会は岡山と鳥取県境の那岐山登山でした。一日降り続く雨の中、ほぼ全員が山頂まで無事に往復を果たしました。
行き帰りのバスの中で、コロナ禍でお休みしていた山の歌を5年ぶり?歌いました。今年で25年周年となる但馬山友会で、総会や納会、遠征登山には必ず山の歌がありました。65冊の歌集も100曲近い歌データもベテラン会員Yさんが苦労して作成されたものです。

山の頂上を極め、森の息吹を感じ、友と語らい、自然の樹木や花々を愛で、山の歌を楽しむのが但馬山友会スタイルです。さっそく先日の役員会で自前の機器を購入して歌声を復活することが決まりました。

山の歌集 & ICレコーダーとマイクスピーカーセット
Trashed1751095363250524193837063 250608074133380
250608073603969 250608074015902
新機器のセットアップは伊佐屋君が担当し、ICレコーダーの歌データは、A:演奏のみ、B:歌入り、C:新しい歌、D:フォークダンス4曲、E:ラジオ体操の5フォルダーに分かれています。山の歌中心に最近のものも加えて約100曲が収録されています。
マイクスピーカーセットは納会や総会、歌声などでに使用します。バッテリー式なので充電さえしておけば、電源は必要なく屋外でも使用できます。ワイヤレスマイクも2本付属しています。機器だけの費用は約2万円で済みました。

今年は白山や北アルプス燕岳の遠征登山が予定されています。
バス車中の歌声では、ICレコーダーとケーブルだけを使用します。車内のマイクジャックを使えばスピーカーが使えます。
那岐山のバス車中でも、この5年間で入会された新メンバーには、歌声は初めての方も見受けられました。
演奏だけと歌入りの二つを用意してるので、歌入りなら初めての方でも歌声リーダーがいなくても間に合います。 

歌声は学生時代に巡り合って、人とのつながり(連帯感)、仲間といる安心感、歌を通じて共感しあうことを教えてくれました。新宿の「歌声喫茶ともしび」に何度か行きました。
カラオケ全盛の時代もありましたが、皆が声をそろえて歌うスタイルも楽しいものです。
25年にわたり但馬山友会が引き継いできた「山の歌声」の伝統が、これからも続くを期待します。


« 2025年5月 | トップページ | 2025年7月 »

2025年7月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

神鍋山野草を愛でる会

伊佐屋三木のblog1

  • 伊佐屋三木のblog1
    2007年4月から2015年5月まで8年間の記録です。 「サイト内検索」にキーワードを入れて検索すると過去記事が見られます。
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

道の駅かんなべ高原