2025 伊佐屋菜園(A) 梅雨明け編
6月9日に梅雨入りした近畿ですが、入梅前期は前線が南にあることで北部はさほど雨が降りません。代わりに後期となると太平洋高気圧が勢力を増し前線を北に押し上げ、大雨に見舞われます。ところが今年は後期に入る前の6月27日に梅雨明けとの発表がありました。
「九州北部や中国、四国、近畿地方で、6月に梅雨明けが発表されるのは統計史上初めてで、記録的な早さとなっています」との報道です。
伊佐屋菜園は夏野菜(キュウリ・トマト・ナス・ズッキーニなど)が採れ始めるころで、梅雨後期の雨と高温によって一気に生育が進みます。
雨が少なかったことで、今後作物の出来にどう関係してくるのでしょう。特にサトイモ・ショウガは水分が生育に大きく影響します。昨年は高温少雨で葉を茂らせることができずに散々な結果でした。
伊佐屋菜園(A)全景
菜園(A)西側 & 菜園(A)東側
サトイモ & スイカ・メロン
移植したニラ・第2次コーン・ズッキーニ & キュウリ・トマト・ナス・ピーマン
イチゴ苗取り床 & 落花生・オクラ・スイートバジル
ご覧のようにほとんど雑草がありません。周りの畑はこの時期メヒシバ・オヒシバ・スベリヒユ・ハキダメギク・ノゲシ・ノボロギク・カタバミ・コニシキソウ・スギナ・アオビユが覇を競うが如く伸びています。写真では耕耘してすぐなのであまり目立ちませんが・・・・
花が咲き実がつき目立ったころに耕耘しても、種を畑中にまき散らすようなもので、土に潜った種はその時期になると芽を出します。
成長し花を咲かせ実から種を作り、子孫を増やす種子植物のことは中学生物で習いました。またキク科のタンポポやノゲシは綿毛を風に飛ばして子孫を広げます。
伊佐屋菜園では、「伸びた時点で根ごと抜く、花を咲かせたり種をつけさせない」ことを徹底して、毎年雑草が減っています。タンポポやノゲシ・ノボロギクなど綿毛となって飛んでくるのも困りものです。これからもマルチを上手に利用しながら雑草管理を徹底していきます。