2025 敬老の日と老人の日
府市場区から敬老のお祝いの言葉と記念品(商品券)が届きました。記念品には区長と女性部長・子供代表の3人から心がこもった言葉が添えられていました。
6年前までは3月に敬老会として食事会を催し、アトラクションも用意されていました。
高齢化が進み対象者が増えるにつれて、徐々に見直しが決まりました。
①対象を数え70歳から75歳に引き上げる
②役員の負担が大きいわりに参加が少ない敬老会行事を廃止し、記念品(商品券)でお祝いとする。
「人生100年時代」に敬老祝いの見直しは、全国のあちこちで始まっていると聞きます。
ところで、敬老の日と老人の日は別物だと知りませんでした。
「敬老の日」は毎年9月の第3月曜日に定められ、2025年は9月15日です。
趣旨は、「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」とされています。
「老人の日」は毎年9月15日です。「老人福祉への理解や関心を高めること」「老人が自らの生活の向上に努める意欲を促す」目的の日だそうです。こちらはちと厳しい。
総務省の統計では、高齢者は3619万人と前年より5万人減ったものの、総人口に占める割合(高齢化率)は0.1ポイント増の29.4%で、比較可能な1950年以降で過去最高を更新しました。
男女別では、女性は2051万人(女性人口の32.4%)、男性は1568万人(男性人口の26.2%)。年代別では、70歳以上は4万人増の2901万人(総人口の23.5%)、75歳以上は49万人増の2124万人(同17.2%)、80歳以上は1万人増の1289万人(同10.5%)です。
75歳以上の増加が多いのは、とうとう「団塊世代」全員が到達したからでしょう。
高齢化率29.4%は、主要7カ国(G7)の中でトップ。人口が4千万人以上ある世界38カ国の中で比べても最も高く、G7で日本に次ぐのはイタリアの25.1%で、ドイツ23.7%、フランス22.5%と続きます」。
これは、「医療の進歩などによる平均寿命の延伸」と「出生率の低下(少子化)」の二つの要因が複合的に影響しているためとされます。
少子化といえば、私が生まれた1947年(昭和22年)の出生数は267万人で、前年の1946年(昭和21年)は157万人、100万人まで減ったのが2015年(平成27年)、 直近の2024年(令和6年)は、68万6061人で、とうとう70万人台を割り込みました。
ここまで少子化となると、人口が減るのも無理ありません。「増える老人、減る子供」なのです。
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