いけんの日 戦争法制定10年
安倍政権と自公を中心とする与党は、10年前の本日未明に安保関連法案(戦争法案と置き換える)を参議院本会議で可決成立させました。
安倍政府は世論調査で国民の8割が説明不十分、6割が今国会での成立に反対とする中で、数を頼りに採決を強行しました。 国会前には若者をはじめ数万の市民が押し寄せて絶対反対を叫びました。
特に問題となったのは、歴代政権が行使を禁じてきた「集団的自衛権」の部分的行使を容認した点です。安倍政権が、憲法を改正しないまま、長年にわたり憲法によって禁じていると解されてきた集団的自衛権を容認する法解釈と法整備を強行した記念する日となりました。
安倍政府は世論調査で国民の8割が説明不十分、6割が今国会での成立に反対とする中で、数を頼りに採決を強行しました。 国会前には若者をはじめ数万の市民が押し寄せて絶対反対を叫びました。
特に問題となったのは、歴代政権が行使を禁じてきた「集団的自衛権」の部分的行使を容認した点です。安倍政権が、憲法を改正しないまま、長年にわたり憲法によって禁じていると解されてきた集団的自衛権を容認する法解釈と法整備を強行した記念する日となりました。
戦争法については、過去に何度かブログ記事で取り上げてきました。
(それぞれクリックで記事が開き、画面の左端の←(戻るボタン)で元に戻ります)
・戦争法案に対する慎重審議を求める意見書 (7月12日)
・安保関連法案反対兵庫パレード(8月29日)
・不幸な時代の始まり (9月19日)
先の参議院選挙で、自公は過半数を割り込みました。その一方野党の中で原子力発電を容認したり9条の改憲を主張する政党、排他主義をベースに天皇を元首・国体とするなど積極的改憲を求める政党が議席を増やしました。
ウクライナを始め戦禍はあちこちに拡大し、アジアでも一部の国との緊張悪化が懸念されます。仮想敵国(中国・北朝鮮・ロシア)をつくり、侵攻に対する「抑止力」が米軍であり、日本の軍事力強化であるという考えは危険です。
よく使われる言葉である「矛盾」の語源である「矛と楯」、その愚かさを昭和の歴史で学んだはずです。「軍事には軍事」、「力には力」で対抗するのではなく、憲法9条の精神を守り、平和を願う外交努力による道を求めます。思わぬ形で戦争に巻き込まれることがないように。
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