2021 スモーククッキングパーティ
30回を数えるスモーククッキングパーティ(薫製を楽しむ会)ですが、昨年は新型コロナの感染が進みやむなく中止しました。
今年は事前に世話人が集まり・・・
①第5波もピークを越えてから、感染者がかなり減少していること。
②11月中には希望者のほとんどがワクチン接種を終える見込みであること。
③個々がワクチン接種・マスク着用・手指消毒・密回避などの感染対策ができていること。
以上を勘案し、主催者側も消毒の徹底、密対策をとりながら、実施することとなりました。
山里広場 全景
紅葉の八鹿町三谷 & スモーク会場
薫製メニューは、肉系ではシカ肉・シカジャーキー、鶏ムネ肉・手羽元・ササミ・合鴨ロース、魚系ではサバ・イカ、ほかにプロセスチーズ、卵、ウインナーソーセージ、11台のスモーカーがフル稼働しました。
漬け込み & 材料別スモーカー
肉や魚は事前に自家製薫製液につけたり、塩・スパイスを混ぜ込むなど前処理をします。
乾きの弱いものは、スモーカーにセットしたあと、煙をかけずに炭火の火力を使って1時間弱あぶります。その後燻煙作業になりますが、短いものは1時間長いものは3時間強、手に入りやすく何にでも合うサクラチップを使いました。
スモーカー毎に担当を決め、温度と煙の量を炭火とチップの補充で管理し、都度出来具合を確かめます。
塩サバ & 卵・ウインナーが出来上がり
昼食の盛り付け & 具だくさんの豚汁
集まったのが、阪神・播磨・丹波・但馬から27家族、48人でした。
中にはネパール人のシェルパ(ポーター・ガイド)さんも・・・。
薫製以外に、石窯による焼きたてパン、赤米パン、野菜、鍋物は具だくさんの豚汁が用意されました。自分達が作った燻製を食べながら交流し、帰りには仕上がった薫製を土産に持ち帰れます。
昼食パーティ & 各グループの自己紹介
おみやげ天気予報「北部は終日曇りながら、弱い通り雨もある」がぴったり当たりました。
2度弱い通り雨に遭いましたが、支障が出るほどのことは無く順調にすすみました。
養父市八鹿町三谷の山里で、温かい焚き火や立ち上るマイルドな煙が人の心を和らげてくれます。参加の皆さんは、山と海の恵みを頂きながらゆく秋の紅葉を十分楽しんでいただけたと思います。
「山里交流ネットワーク」さんには、事前の準備から、当日の運営や指導までお世話をいただきました。
この会が始まったのが平成2年とのこと、30回も数えれば世話をする側も歳を重ね、身体が思うにまかせぬようです。
11台のスモーカーの面倒を見るのは大変です。会を続けるにはメニューの種類及び量の見直しとともに、作業の分担や世話人の増員など課題も多く見つかりました。