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2019年4月 2日 (火)

新元号騒動

4月1日に新元号「令和」が発表されました。
天皇退位表明が2016年8月、正式に発表されたのが2017年12月でした。
この後、新元号が何に決まるのかいろいろ取りざたされました。
朝から「特番」を組んだテレビもさることながら直後のマスメディアの報道の異常さにあきれる一方、話題性とビジネス性もあって、あちこちで盛り上がっています。

もともと、元号は「君主は刻(とき)を支配する」を権威づける天皇制と直結していて、憲法の精神である「国民主権」とは違和感を感じます。
ただ、器用な日本人は古来からの慣習である和暦とグローバルスタンダードの西暦を使い分けています。

新聞を例にとると、一面トップの日付は西暦で書き( )で和暦を入れています。
一番保守的立場の産経は和暦と( )西暦としている「独自性」を発揮しています。
一方、日本共産党の「しんぶん赤旗」も2017年4月から、「読者の要望もあり、慣習となっている」として元号を併記するようになりました。
ただ、どの新聞社も記事の中の数字は、便利で合理的でわかりやすい西暦を採用しています。
役所も伝統を重んじ変化を求めないし、昭和54年に制定された「元号法」を法的根拠にしてすべて和暦のみで西暦との併記はしていません。
  
時代を区分するのに元号はそれなりに便利で、慣習的な使用も否定しませんが、これほどまでに大騒ぎをするのは???
「日銀短観」での企業景況感の悪化や「働き方法」の施行や「改正入管法」による外国人受入の拡大・増税前の食料品一斉値上げなどなど生活に直結する問題が多々あります。
この「狂騒」は5月1日の「新天皇即位」と繋がり、さらにいつまで続くのでしょうか?
    
憲法第一条の「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く」の意味をよく考えたいものです。
因みに「伊佐屋三木のblog」では「主権在民」「グローバルスタンダード」重視の立場から、西暦使用を旨としています。

 

 

 

  

2017年1月17日 (火)

あれから22年 阪神・淡路大震災

1995年1月17日、6434人が犠牲となった阪神・淡路大震災の発生から22年が経ちました。

22年経った今でも午前5時には目を覚まし、テレビで放映される追悼行事を見ます。
 
神戸東遊園地 午前5時46分        淡路でも
P1170009 P1170005
報道で驚いたのは、2014年の統計で神戸市の人口の56%が、震災を経験していない
ことです。
もっとも私のように直接経験しなくとも、いろいろな思いを抱いている方は全国にたくさんいらっしゃいます。
マイブログ記事「1995.1.17 但馬にて」 2015年1月17日をクリックでご覧ください。
震災当日の但馬の様子やその後炊き出し支援に神戸に通った亡き母の話しなどを記しています。
今日の催しでも歌われた復興のシンボル曲『しあわせ運べるように』もYou Tubeでお聞きください。
 
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