お天気・気象・防災

2024年8月31日 (土)

台風10号通過

数日前から日本列島をうかがっていた台風10号ですが、勢力が強く歩みが遅いことで、風や雨による被害が心配されました。
進路の予報円が大きくて先が読めないことも不安でした。本体は九州に上陸して向きを東に変えて四国や近畿南部から東に向かいました。
台風通過地域はもちろん離れていても、強風による建物被害や大雨によるがけ崩れや洪水の被害が出ています。
どうやら兵庫県北部は強い風もなく、適度な雨をもたらしてくれました。

稲の倒伏
24535 24533
被害があった方や地域に申し訳ありませんが、あえて言うなら稲刈り適期前なので稲の倒伏があちこち見られました。今後お天気が続くようなので、コンバインによる刈り取り効率が落ちるものの、品質にはさほど影響しないようです。
聞けばあちこち同じ状況で、稲穂の茎の長さが例年に較べて長いのが原因のようです。これはまさに天候の影響でしょう。

売り場にコメがなく、入荷してもすぐに売れてしまう状況が盛んに報道されています。当地も早場米は出荷が始まり、主力のコシヒカリも台風以後お天気が回復したら収穫が始まります。コメ騒動も一息つくことでしょう。
ただ、農家にとっての悩みは肥料等農業資材の高騰と燃料や輸送費の値上がりで、買い取り価格のアップは是が非でも実現してほしいところです。




    

2024年8月25日 (日)

干天の慈雨

午後2時前からやっと雨が降りました。今まで降りそうで降らなかった当地で、久しぶりに纏まった雨が降りました。
一昨日は39.7度を記録しました。
P8250002  P8250005  

「干天の慈雨」→ 「干ばつのときなど田畑や山野をうるおす恵みの雨。 夏の暑さに身体も心もぐったりしているところに降ってくる雨」(goo辞書より)
こちらの表現がぴったりします

雨は夜まで降り続くようなので、庭木や鉢物も畑の作物が一期に元気になるでしょう。

昨年の干ばつにも悩まされました。「2023 菜園農家の悩み 日照りと干ばつ」←クリック
ちょっと早いけど1発目の大根の種を播いたところなので、good assist でした。

 

 

   

2024年8月23日 (金)

熱~い!全国一&県内観測史上最高

午後2時頃に外で立ち話をしている数分の間に、額や首筋から汗が噴き出します。
こんな暑さは異常だなと思っていると豊岡市では午後1時半ごろに39.7度を観測し、全国一の暑さとなったうえ、県内の観測史上、最も高くなりました。
明日の予報は36度、これでも大変な暑さです。午後になると雨も降りそうなので一息つけそうです。過去雨が降るかもという予報、「降る降る詐欺」に何度騙されたことでしょう。昔は地蔵盆のころには涼しくなるはずでした。 

雨なしの上に高温が続き 、日中は畑の作物も葉を縮めて暑さから身を守っています。
種から育ったものは枯れることはありませんが、苗で育てたものは水やりしないと根付かず、それでも数日で枯れてしまう物があります。高温の影響か稲の成長が早く、当地でも9月始めから「コシヒカリ」の稲刈りが予定されています。

不謹慎ですがもはや台風による雨を待つしか無いなぁ
と思っていると、日本の南の海上にある台風10号が、27日から28日にかけて近畿地方に接近するおそれがありそうです。
「千日の旱魃に一日の洪水」とことわざがあります。 雨は欲しいけど、そんな強くて怖い台風は要りません。「くわばら くわばら」
    
   
   

2024年5月23日 (木)

早苗田に映る夕焼け

5月も半ばを過ぎると、ほとんどの田に苗が植わってきました。
我家から揃った早苗越しに夕陽が映えています。
春彼岸で真西の蘇武岳・金山間にあった夕陽が夏至に向かって北へ移動してきました。
夏至まであと1ヶ月、大岡山の山頂付近から右肩まで動いて夏至を迎えると、南に少しずつ蘇武岳方向へ戻ってきます。
      P5230145

 

 

 

     

2024年1月25日 (木)

2024 大寒波 警報解除

降雪のピークが過ぎました。
24日朝からの大雪警報が今朝4時に解除されました。ほぼ丸1日警報が出されていました。
積雪は昨夜からほとんど増えていません。小康状態ではなく、峠を越したのです。
雪が降ることがあってもこれ以上積雪が増えることはないでしょう。
24日早朝から降り始めて一気に降り積もったのが今回の特徴です。予報されていたものの除雪が遅れた理由かも知れません。

「AMeDAS」(アメダス)

Photo_20240125084801
「アメダス」では、海沿いの香住43、中心の豊岡市48、山地の兎和野高原59、南但馬の和田山34cmです。昨夜から和田山が増えたくらいでほぼ変わらず、ピークが過ぎたことが分かります。

今回心配したのが、能登半島地震の被災地の積雪でした。「アメダス」では、輪島市4cm、珠洲市11cmで、厳しい寒波に被災生活は辛いでしょうが、積雪が少ないことがせめてもの救いでした。

それにしてもテレビやラジオに頼ること無く、インターネットを通じてスマホかパソコンで、気象データが取れるのは便利なことです。

除雪された伊佐屋家前の市道 & マイガレージ(除雪で前が塞がれる)
P1250001  P1250013

消雪(国道)と除雪(市道)の分岐 & 活躍する消雪装置
P1250008  P1250010

府中郵便局前の国道(融雪の飛びはね)
P1250004消雪装置が稼働した国道はご覧の通りです。国道でも人家が途切れると除雪機の登場です。除雪して気温零度以下となると、圧雪状態となって凍結して通行に支障がでます。幸い今回はそこまでにはなっていません。
昨日は山陰線の特急が運休、北近畿豊岡道も一部閉鎖、学校も休校でした。これから生活も動き出します。

毎日の行動ノルマである「日高東部健康福祉センター」のトレーニングですが、本日25日(木)大雪による周囲の除雪・道路状況悪化のため臨時休館と致します 」(今朝のホームページより)2日連続休館です。
「不要不急の外出しないで」の指示に従って、自宅付近のスコップによる「除雪筋トレに切り替えます。




2024年1月24日 (水)

2024 大寒波(1月24日)

とうとうやってきました。この冬一番の寒波が・・。

昨夜の予報
Dsc_0002_20240124093501兵庫北部は明日(24日)夕方まで、平地・山地に拘わらず80Cmの積雪予報です。
なお、明後日(25日)夕方まで、平地で30cm~50cmの積雪が予報されました。
「平地・山地」とも積雪が同じくらいは珍しいことです。
今回の寒波の特徴かも知れません。

過去3年の寒波は、2023大寒波(1月26日)、2022立春寒波(2月6日)、2021 2月の大雪(2月18日)でした。

今朝(24日・9時)の積雪
P1240001 P1240005
朝の時点では、積雪は15cmくらい、まだまだ降り積もります。これで全スキー場が滑走可能になり、遅まきながら地元経済が動き出すことでしょう。

除雪車が出動する目安は、およそ15cm以上と決められていて、今季初の出動です。
除雪経費が少ないのはよいことですが、スキー場にお金が落ちないのは困ったことです。 「痛し痒し」、「あちら立てればこちらが立たぬ」。

もう一つの雪対策は、道路中央に設置された消雪装置です。地下水をポンプでくみ上げ、四方に小さく噴出させ雪を溶かします。
当然これは交通量が多いメイン道路だけ、我が家は国道から一本外れていて、恩恵を蒙ることはできません。
ただ、車が通る度に溶けた水が飛び跳ねてきて、家の前がびしょ濡れになります。
これが凍るとさらに始末が悪くなります。雨と違って雪が迷惑となる所以です。


2024年1月21日 (日)

我が家の防災対策(家具転倒防止)

能登半島地震は発生後20日を過ぎて、やっと孤立集落が解消しました。
いまも1万6千人の方々が避難生活を続けていらっしゃいます。

1989年(平成元年)に府市場壮年グループで旅行したのが能登でした。
和倉温泉に泊まり、翌日輪島の朝市を見学し、能登半島沿いを南下して千里浜で「なぎさドライブ」を楽しみました。
そこは山陰とは別の海・山・生活があり、活気溢れる町でした。

生活を含めて多くのものが破壊されことを知り胸が傷みます。
生活再建は遠く厳しいものとなるでしょう。行政を初め国民的な息の長い支援が求められます。私にできることとして、行政や政党・地域の募金に応じます。

円山川氾濫による洪水被害は、ハザードマップでは床上浸水まで、2階避難が妥当とされます。思いつく防災グッズは2階に置いてあります。(登山用品が役立ちます)

ということで、我が家の防災は地震対策が中心です。
地震で大揺れしたとき、家具の下敷きになって命を落とすケースが報告されています。

台所家具と転倒防止具
P1210002 P1210001
P1210003 P1210004
 P1210005 P1210006
P1210008 P1210009

居間ほか
P1210010_20240121123501  P12100123

よく利用する居間に背が高い家具は置きません。絵や写真額が落ちるのはやむおえないとして、ここで怖いのはPCプリンターでしょうか。
2階は寝室中心で、家具は壁に作り付けているものがほとんどです。
まず、台所・居間・寝室の3ヶ所を抑えておきます。




 

 

     

 





 

 

2024年1月18日 (木)

2024年は暖冬か?

Photo_20240118152201 もうすぐ大寒を迎えても、除雪は一度もしていません。週間天気では雨が多く、雪模様もあっても、大雪の予報は出ません。昔と比べて暖冬傾向であるのは間違いありません。
17日に、鉢伏スキー場を持つ養父市で、50年ぶりの「降雪祈願祭」が養父神社で行なわれたことが報じられました。

過去3年の1月以降の寒波をブログ記事にしています。
( それぞれクリックしてご覧ください。 左端の「←」ボタンで、もとの記事に戻ります )

2023 大寒波(1月26日)、 

2022 立春寒波(2月6日)

2021 2月の大雪(2月18日)

冬至を過ぎてもうすぐ1ヶ月です。少しずつですが、日の出が早く、日の入り遅く、太陽の位置(南中高度)も高くなってきたのが感じられます。
でもこれからが冬本番なのです。あと1ヶ月、油断は禁物です。






 

2024年1月17日 (水)

穏やかな冬日

今日は阪神淡路大震災から29年を迎えます。5時前に目が覚めて、テレビの追悼行事を見ながら当時を思い出しました。
昨年の記事「阪神淡路大震災から28年」← クリックしてご覧ください。

今朝はマイナス2度、最高気温は12度くらいになるそうです。いわゆる放射冷却です。地面から熱が放出されて冷えることですが、気象予報士は「雲のお布団が無いので冷えますよ」と比喩で分かりやすく教えてくれます。

我が家の近くの桜づつみ堤防から撮った写真です。ご覧のように山やスキー場は見かけは白くとも積雪は少なく、滑走には全然足りません。
里ではまだ一度も雪かきをしていません。20日は「大寒」ですが、予報では小さな達磨さんがあるくらいです。

左から妙見山、蘇武岳・神鍋連山・大岡山
P1170001_20240117130401P1170002

2024年1月 8日 (月)

2024 シーズン3度目の積雪

昨年12月17日に初雪、2度目が12月22日、今日3度目の積雪です。
深夜も確認したところ、やはり3~4cm、朝になると道路は溶けています。

   今朝の積雪:神鍋山・蘇武岳・大岡山方向
   P1080003

兵庫北部の今日の天気  週間天気
Photo_20240108090601 1_20240108090601

    冬型が緩んだ気圧配置
   2_20240108090601
どうやら今回も大雪にはなりませんでした。これでは、スキー場も滑走不能です。

   豪雪地帯で有名な香美町・兎和野高原アメダス
   Photo_20240108091701

調べると、気温マイナス2度、積雪14cmです。喜んで良いのか悪いのか、今年も暖冬模様です。「カメムシ予報」は、やはり当てになりません。
よく似た話で、「モズの早贄(にえ)」があります。 伊佐屋三木blog記事「モズの早贄(にえ)」をクリックしてご覧ください。

心配される能登半島ですが、輪島市気温1.2度、積雪9cm、珠洲市気温0.5度、積雪13cmとなっています。大雪は避けられたものの厳しい寒さが避難の身にこたえます。   


より以前の記事一覧

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

神鍋山野草を愛でる会

道の駅かんなべ高原

お気に入り

伊佐屋三木のblog1

  • 伊佐屋三木のblog1
    2007年4月から2015年5月まで8年間の記録です。 「サイト内検索」にキーワードを入れて検索すると過去記事が見られます。