雪中四友
私の友人が、ブログ記事「2023 庭の花々 真冬編」を見て、「雪中四友」が揃っていると教えてくれました。
雪中四友(せっちゅうのしゆう)とは、早春に咲く梅、蝋梅、山茶花、水仙の4つの花をさす言葉だそうです。もともと中国でできた言葉で、文人画に好んで描かれ、馥郁たる香気を持っているとあります。
何気なく庭にあるものを載せただけですが、おかげでまた一つ賢くなりました。
私の友人が、ブログ記事「2023 庭の花々 真冬編」を見て、「雪中四友」が揃っていると教えてくれました。
雪中四友(せっちゅうのしゆう)とは、早春に咲く梅、蝋梅、山茶花、水仙の4つの花をさす言葉だそうです。もともと中国でできた言葉で、文人画に好んで描かれ、馥郁たる香気を持っているとあります。
何気なく庭にあるものを載せただけですが、おかげでまた一つ賢くなりました。
12月も間近になり、庭の最後の剪定です。
主木の松は11月以降が適期と聞いて、いつも最後の冬仕事です。
剪定前の松(おおがっそう=髪が伸びてぼさぼさになっている様)
剪定後(すっきり男前)
剪定クズ 松の剪定は素人では難しいのと時間がかかるといわれ
ますが、見よう見まねで10年近くしていますが、なんとかなるものです。
剪定で出た枝や葉は、菜園(B)で、サツマイモの蔓や黒豆の枝など農業残渣と一緒に焼却します。これら草木灰はリン酸とカリを含むアルカリ性肥料として畑作物に施します。
同時期に果樹のスモモも剪定します。上に伸びるのを抑えて収穫しやすい開いた手のひら型に広げます。遅くまで実を付ける、カキやスダチ・ユズは早春に行ないます。
剪定後のスモモ
秋に収穫を迎える柑橘類を3本植えています。
初秋に収穫するスダチ、続いてレモン、晩秋のユズです。いずれも大木にはなりませんが、鋭い棘が実を守って?います。
昨年はスダチ・ユズの両方が成り年で、あちこちに無料で押し売りしました。
一方レモンは花がほとんど咲かずに、一つか二つ実を付けるだけです。今年の雪で幹の一部が折れたこともあるのでしょう。
スダチ & ユズ
レモンの木と一つだけなった実
左からスダチ、ユズ(花柚)、カボス 先日山とものHさんから頂いたカボスと大きさを比べてみました。
ゴルフボール大のスダチ、テニスボール大のカボス、皮を食べる別種のユズはテニスボールの大きさになります。徳島県名産がスダチ、高知県がユズ、大分県がカボスです。
以前酒造メーカーが、焼酎に割った「スダチ酎」「ユズ酎」「カボス酎」を発売していましたが、味音痴の私は酸味以外の微妙な違いが分かりませんでした。
酸味が強くともまろやかなのがスダチ、カボスは同じく酸味が強く、特有の香気があり、種が多いのが欠点のユズは果実自体から風味が漂い皮も使えます。
子供のころ当地では寒さに強いユズだけが、晩秋から初冬に黄色い実を目立たせていました。
温暖化の影響か近年では、ミカンを始め南国の暖かい環境を好む柑橘類が、雪国但馬でも育つようになりました。
お盆から2週間たって朝夕が涼しくなり、秋の訪れを感じさせます。
ヤブラン & ミニバラ
キキョウ & ホトトギス
アゲラタム & ダリア
キバナヒオウギ & ヒオウギ
カセンソウ & ツユクサ
テッポウユリ
ヤナギバルイラソウ(南米・メキシコ原産シソ目キツネノマゴ科ルイラソウ属)
トレニアの蜜を吸うクロアゲハ & ゴーヤ
ブルワリア & トレニア
ウゴユリ & カタバミと蝶
オキザリス(四葉) & ジュズサンゴ
キバナコスモス & ヒャクニチソウ
センニチコウ & ミソハギ
ルドベキア & コギク
フヨウ & オミナエシ
マユミの実 & ノウゼンカズラと実った稲
ダンゴギク裏の田んぼの稲も色づいてきて、中旬には稲刈りができそうです。
ここまで来ると怖いのは台風の大風と大雨による倒伏だけです。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
<秋の七草の歌>
背高のっぽの おみなえし はぎ くず ききょう
ふじばかま かくれんぼうのなでしこさん
すすきがみんなを呼んでいる 秋の七草 美しい 色とりどりに美しい
我が家の果樹は、カキ3本、スモモ3本。、サクランボ1本、レモン1本です。
かってはキュウイフルーツ、ウメ、大グミ、ナツメ、ブドウ、イチジク、ポポーがありましたが、枯れたり、手に余って伐採してしまいました。
安定的に実をつけるのは富有柿の3本だけ、木が若いレモンも昨年大豊作のスモモもまったく実をつけませんでした。
開花や受粉時期にハチなど媒介する虫がいなかったり、急な寒さに遭ったりいろいろ要因があるのでしょう。
たくさんなった柿を放置することで木に負担がかかり、翌年は実が少なくなります。
また手入れをしないと枝がどんどん伸びて、手が届かなくなります。
柿は6月の生理落果が終了する時期の6月~8月に摘果を行ないます。
一昨年は豊作で昨年は不作だったこともあって、凄まじいほどの実付きです。
冬の剪定をしっかりしなかったので、枝が混み合いすぎて日当たりも悪くなっています。
これは放任が原因で、剪定・施肥・摘果・消毒など手間をかけることで、毎年安定してよい実がなるのは分かっていますが・・・・・。
摘果した実のほんの一部
摘果後の富有柿
かってどこの家にもあった柿の木も近年少なくなりました。
私の子供のころ、秋祭りや運動会のデザートに皮をむいた柿が出るのが常でした。
伊佐屋三木のblog記事 「柿あれこれ」← <クリックしてご覧ください。
<画面上左端の「←」ボタンでもとの記事に戻ります>
収穫時期は10月半ばから~11月始め、自家消費と無料の押し売りができれば御の字です。
庭の手入れがやっと終わりました。
炎天下での仕事がいやで、通年管理に変えたつもりでしたが、やはり「お盆前にみっともない」という気になりました。11年前にリタイアして暇が売るほどあるのと、費用削減のため見よう見まねの自前作業を続けています。「暇はあるけど金はない、出来ることは自分でやる。出来ないことでもやってみる」のです。
各種の剪定ばさみや電動トリマー、脚立など揃えています。
剪定道具 & 高枝切り挟み
築山となっている不安定な前庭の高所作業は危険が伴い、膝と腰に不安があるので、脚立は一番低いものを使い、高枝は専用の高枝切り挟みを使います。マキ、マツ、紅梅、ヒイラギ、モッコク、モクセイなどの高木はすべて上部3分の一をカットし、姿形を犠牲にして安全剪定を心がけています。
正面二方向
庭の内側 & 剪定後の枝と葉
昨日から二日がかりというものの、暑さで30分働いては30分休む贅沢仕事です。
剪定した枝や葉は明日処分します。
主木となるマツは冬が剪定適期であり、正月前の冬仕事に残しておきます。
道路に面した生け垣ベニカナメモチやウメ・マキが伸び放題になっていてみっともなかったのが、これですっきりしました。
台風4号の影響で、草花も束の間のお湿りを楽しんだものの、また炎天に戻りました。
庭の草花も夏真っ盛りになってきました。
スス病になって5~6年咲かなかったクチナシが花をつけました。碁や将棋盤の足の形は、この花に似せているそうです。
「クチナシ=口なし」
♪クチナシの白い花♪ & ギボウシ
ネジバナ & ハンゲショウ
ヒメヒオウギズイセン & ノウゼンカズラ
ハマユウ & ミニバラ
キキョウ & ヤナギバルイラソウ
緑のカーテン(ゴーヤ・アサガオ)
アジサイ
アガパンサス & オキザリス(四葉)
レインリリー & グププトペタルム
スダチ & カキ
ゴーヤの赤ちゃん昨年はスモモ・スダチ・ユズが大豊作でした。
スモモは「ミキプルーン」ならぬ「ミキプラム」と言って、あちこちに押しつけ喜んで頂きました。
スダチも秋が深まって黄色く熟したものも配っていました。
ところが今年はプラムは皆無、スモモ・スダチも不作です。
ただ富有柿は鈴なりになっています。
摘果をすれば良いのでしょうが、そんなレベルではないので、へた虫や大風で自然落下するのを待ちます。