スポーツ・レクリエーション

2024年8月16日 (金)

2024 第76回西医体 ラグビー大会

今年も暑い神鍋高原で熱~い闘いが行なわれました。西医体(西日本医科学生総合体育大会)のラグビー競技です。
西日本にある44の大学医学部・医科大学の総合体育大会で、順番に主管校が決まって主催運営を行ないます。
今年の主管校は川崎医科大学(岡山県倉敷市)なので、ほとんどの競技は岡山県内で行なわれます。ただ競技場と宿泊の関係で、スキー民宿や中学・高校の合宿地でもある神鍋高原が決められていて、植村直己記念公園競技場や但馬ドームなど4ヶ所で行なわれ、合同チームも含めて32校が参加しています。 去年の75回大会 ← クリックしてご覧ください。

熱射病、熱中症予防、グラウンドの条件などを考慮して、午前と夕方に試合が組まれ、競技者は12人、20分ハーフ 、スクラムは押し合わない、ウオータータイムを設けるなど特別ルールで運営されています。

14日の準決勝から観戦しましたが、気の毒だったのが芝のない栗栖野中央グランドだったことです。乾ききった土から砂ぼこり舞い上がり視界を遮ることもたびたびです。やはりラグビーは格闘技、存分にプレーするには芝のある競技場を選んで欲しいものです。

それでも、優勝戦と3位決定戦は、但馬ドームの芝競技場で行なわれ、トライを重ね、それぞれ1ゴール差、1トライ差の緊迫した熱戦が繰り広げられました。

< 3位決定戦 >

福井大学 24(4トライ+2ゴール)ー 岐阜大学 22((4トライ+1ゴール)

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ラインアウト & ラック後の球出し
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岐阜大のトライ & 福井大のトライ

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< 優勝戦 >

阪・奈・京合同 24(4トライ+2ゴール)ー 和歌山県立医科大学 19(3トライ+2ゴール)

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モール & ラック
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和歌山医大のトライ & 阪・奈・京合同のトライ
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優勝は大阪大学・奈良県立医科大学・京都大学3校合同チーム
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              対戦(戦績)表

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2023年8月20日 (日)

2023 第75回西医体 ラグビー大会

西日本医科学生総合体育大会 (西医体)のラグビーが、4年ぶりに我が町神鍋高原で開催されました。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、3年間中止となっていました。
宿泊は神鍋高原の民宿を利用し、但馬ドームや神鍋高原や植村直己記念スポーツ公園が会場です。

3位決定戦と決勝を植村直己記念スポーツ公園で、朝8時から観戦してきました。
3位決定戦は大阪公立大学と大分大学で、前半5対5で折り返し、後半は大分大学が2トライ2ゴールを追加し、5対19で勝利しました。

決勝は福井大学と宮崎大学、これも前半7対7で折り返す接戦となりました。
後半は宮崎大学がリードしたものの、その後、福井大学が2トライ2ゴールを挙げ21対12で優勝しました。
福井大学は厳しい日程の5試合を勝ち抜け、喜びを爆発させていました。

「大会組み合わせ表」 → 

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早朝や夕方に試合をしたり、試合を20分ハーフに短縮したり、スクラムは押し合いはなく、適時ウオーターブレイクを入れるなど熱中症対策がとられていました。

セットプレーでの攻防
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福井大学のだめ押しトライ
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医系に限られ学生数が少ないなど制約はあるのでしょうが、セットプレーやパス回し、キックやタックルなどよく鍛えられたプレーで見応えがありました。
暑さを考えての20分ハーフは、少し短いように感じられました。
それに、全く会場で情報がないことも困ったものです。少ないながらも現地の方が観戦に来ています。
本部とおぼしきテントの近くにでも「勝ち上がり表(戦績表)」を貼ったり、アナウンスでチーム名や進行状況を知らせたりして欲しいと思いました。

3位決定戦では宿泊を受け入れた民宿のご夫婦が応援に来ていらっしゃいました。
聞けば定宿制ではなく、大会本部から宿泊・弁当を委託された業者さんから各民宿に割り振られるそうです。
負ければ翌日帰り、勝てば連泊となるため気を遣うと仰っていました。
因みにこのお宿は、チーム20数人が最終日まで8連泊したそうです。


   

2019年9月20日 (金)

2019 ラグビーワールドカップ日本開催

今日からラグビーワールドカップか開会します。
アジアで初の日本開催で、A~Dに分かれた20チームが国内12都市12会場で予選ラウンドを闘います。
それぞれのプール5チームから2チームが次の決勝ラウンドに進み、世界一を競います。
近くでは神戸市御崎公園球技場で4試合が組まれているのですが、コップ片手に観戦した若い頃とは違い、テレビ観戦を決め込んでいます。

2015年ワールドカップに関するマイブログ記事 →「楕円球の魅力 ラグビーフットボール

ラグビーはほかのスポーツと違って、国籍がなくても3年以上継続して住むなどで、その国の代表になることができるのです。
もともと国対抗というより、クラブチーム主体で闘ってきたことと、発祥の地イギリスから植民地を中心に普及してきた経緯によるもので、英国以外の国でも代表になれることを考えたともいわれます。

日本代表31人の中で外国出身者が11人なのも、①日本で生まれた②両親、祖父母の6人のうち誰かが日本で生まれた③日本に継続して3年以上住んでいる要件が満たされればよいからです。
サッカーなどと較べて違和感を感じる人もあるでしょうが、これがラグビーらしいところでもあります。
ジョセフ監督曰く「全員日本人ではないが、誰もが日本のために闘う」。

先週最終回となった、テレビドラマ「ノーサイド・ゲーム」の話題性もあって、池井戸潤氏原作「ノーサイド・ゲーム」は豊岡市立図書館で24人待ち、やっと順番が来た17日に借りるとまだ15人待ちでした。
2日で読み切ってすぐに返却したものの、ワールドカップ開催も相まって大人気です。

原作にあったように、現在のトップリーグも国内大企業による財政的支えで成り立っていて、スポーツとして自立しているとは言えません。
協会財政基盤の弱さ、集客力の弱さ、サッカーと較べてファンの偏り(高齢化)など多くの問題を抱えています。
’21年にはプロ化も予定されているそうですが、開催を機に国内ラグビーも更に新しいステージに育っていくことを願います。





 

 

2018年5月27日 (日)

阪神ー巨人戦 サヨナラ試合

26日(土)に府市場区の2隣保恒例の旅行で、甲子園球場の阪神VS巨人戦を観戦してきました。

金曜日は1-0で阪神の勝ち、勢いに乗って土・日と3連勝して交流戦に弾みをつけたいところです。
メンバー9人のうち巨人ファンが2人、阪神ファンが6人、残る私が中立の立場です。
切符確保の都合上、立場を越えて3塁側アイビーシート(4,800円)で観戦しました。
 
                 満員の阪神甲子園球場
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試合は巨人が2点を重ねて先行したものの、阪神が4点を重ねて逆転し、8回には巨人が2ランホームランで追いつくおもしろい展開です。
 
                 ラッキーセブン ジェット風船
Ready!                       Go!
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最終回裏の阪神が2アウトながらランナー1・2塁と攻めたて、中谷のサヨナラヒットで勝利するという虎ファンには堪えられない結果となりました。
 
巨人ファンの応援席                阪神のサヨナラ勝ち
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試合よりもおもしろかったのは球場の雰囲気です。
巨人ファンがオレンジ色のグッズを身につけて、おおっぴらに応援できる席はなんとレフト側外野席4列だけ、ほかはすべて虎カラー一色に染まっています。
誰が決めたわけでもないのに、自然と棲み分けができているのでしょう。
残る巨人ファンは隠れキリシタンならぬ「隠れ巨人ファン」として、おとなしく応援しているようです。
 
どちらが勝っても気にならないどころか、できればどちらも負けて欲しい私にとっては試合よりも、球場の雰囲気や応援風景がおもしろく感じられました。
「心を一つに」は大切ですが、何ごとにおいても多様性が重視される社会で、ワンパターンで独善的な感じさえする虎キチ達を覚めた目で見てしまいました。
 
小学生の頃から野球好きで、中学時代は野球部でセカンド2番バッターで活躍?した私ですが、社会人になってラグビーを見る機会が増え、楕円球の魅力にとりつかれています。
 
 

2017年3月23日 (木)

2017 スキーシーズン終了

正月は雪には恵まれませんでしたが、1月中旬から2月中旬にかけて5年ぶりの大雪となりました。

伊佐屋の住む豊岡市日高町には神鍋高原があり、スキー場が3箇所営業しています。
さしもの雪も気温の上昇と雨で溶け始めて、アップ神鍋スキー場に続き万場スキー場も営業を終了しました。
一番高所にある奧神鍋スキー場のみもう暫く営業します。
 
我が家から神鍋高原を望む         営業を続ける奧神鍋スキー場        
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          営業終了の万場スキー場とアップ神鍋スキー場
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折しも北近畿豊岡自動車道が3月25日(土)に日高神鍋高原インターまで延伸します。
我が家から日高神鍋高原ICまで車で約5分、遠出するにはさらに便利になります。
こちらは道路公団による高速道路ではなく、税金による建設で費用の回収が要らないので基本無料で利用できます。
 
ついに我が町日高町に自動車道が開通して、スキーシーズンだけでなく、四季を通じた神鍋高原の利用促進が期待されます。
 
 
 

2015年11月 1日 (日)

楕円球の魅力 ラグビーフットボール

ラグビーのワールドカップイングランド大会は、ニュージーランドがオーストラリアを34―17で破り、2大会連続3度目の優勝を果たしました。
ニュージーランドの2連覇は史上初で、3度の優勝も単独最多となりました。
「ラグビー」は正式には、ラグビーフットボールと呼び、フットボールの原型から分かれ進化したもので、サッカー(フットボール)、アメリカンフットボールも仲間です。
手を一切使わない原型を守ったサッカーから、前にさえ投げなければ手を使えるラグビーも、何でもあり?のアメフトも、由緒である「フットボール」を名に冠しています。

私は大阪在住の頃からのラグビーファンで、冬の花園には足繁く通いました。
当時社会人は新日鉄釜石、関西では近鉄と神戸製鋼が強く、学生では明治と早稲田、同志社が覇を競っていました。
魅力の一つは楕円の形にあり、地面に落ちるとどの方向に転ぶかわからないことです。
その不確かさ故に数々のドラマが生まれました。
もう一つはフォワード、ハーフ、バックスと役割が決まっていて、体の大きさや頑強さ、俊敏さや足の速さと作戦能力など、体格・体力・知力を始めいろいろな個性や能力が混じり合ってインテグレートされたプレーができることです。

ワールドカップで日本チームは予選リーグで3勝1敗、優勝候補の南アフリカに競り勝つなど、大健闘しました。
感動的だったのはタックルしてすぐに起き上がってまたタックルにいく、これが最後まで続いたことでした。
二人がかりのしつこいタックルに南アは根負けしたのでしょう。

野球やサッカーに較べチーム数や競技人口少ないスポーツですが、これを機に競技を始めたり、ファンが増えることを期待しています。
東京五輪の前年、2019年の第9回大会は日本開催で国内12都市で競技が行われます。
近くは神戸御崎公園球技場と東大阪花園ラグビー場ですが、40年来のファンとして観戦するつもりです。

<伊佐屋三木のblog 過去記事>
 
「ラグビーがお酒の次に好きです」 ← クリックでどうぞ。
因みにこの年のワールドカップの優勝は南アフリカチームでした。
 
 

  
 

2015年8月 5日 (水)

ピースナイター

明日8月6日は70年前、広島に原爆が投下された日です。
一発の原子爆弾爆により焦土と化した広島では、一日で何万という罪なき市民の命が絶たれ、その年のうちに14万人が亡くなりました。
当日は広島市主催の平和記念式典や原水爆禁止日本評議会などの平和団体による諸行事も行われます。

被爆70年を迎えプロ野球界でも地元球団広島カープが「ピースナイター 」として、監督・コーチ・全選手が「86」のユニフォームを着用し試合を行います。

<広島カープ公式ホームページ ニュース >からの引用です。

今年広島は未曽有の惨事から70年を迎えます。
原爆で壊滅した街の復興を旗印に産声を上げたカープ球団。
地域の力添えによりさまざまな困難を乗り越え、被爆地の復興とともに歩んできました。
球団の歴史は広島の復興の歴史でもあります。 試合開催にあたり、慰霊の意を表すとともに「8月6日」に対する多くの方々の想いや記憶の歴史を継承し、次世代に引き継ぐきっかけになる事を願っております。
 

広島では5年前衝撃的な調査結果が出ました。
広島市の小中学校に、広島への原爆投下日時をたずねたところ、正解率は小学校で33%、中学校で55.7%までに低下していると言う事実です。
被爆の惨状を継承するうえで最も基本的な知識が被爆地、広島市の小中学生ですら欠如しており全国となるとどのような結果となるのでしょうか。
被爆70年の8月6日に広島で開催される試合で、私たちが継承して行かなければならない70年前の記憶、8月6日という特別な日を、グランドに立つ選手の背番号「86」を通じて全国に伝えたいと思います。
また、ユニフォームの片袖には今年度までに慰霊碑に奉納された原爆死没者数を刻印しております。
犠牲者の冥福をお祈りいたします。

                       

過去に米国でも放映された話題のドキュメンタリー映画「ヒロシマナガサキ」の冒頭シーン、東京の繁華街で日本の若者たちに「1945年8月6日に何が起こったか?」との問いかけに、「わからない」「知らない」「歴史は苦手だから」と答える場面がありました。

そして皆が同じ背番号でプレーするので有名なのは大リーグ「ジャッキーロビンソンズデー」です。
こちらは最初は希望者だけがつけていた「42」が全球団に広がり、使用したユニフォームはオークションにかけて基金に充当されます。
今後も8月6日にゲームがあるとは限りませんが、この催しは全球団に広がって欲しいものです。
「不幸で悲惨な歴史を忘れないで未来に生かす」ために・・・・。
 

 

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