2024 山陰旅行 島根大学運動部OB・OG会
28日松江市で、島根大学に’65年から’69年までの5年間に在籍した仲間たちの、運動部同窓会が開催されました。2009年、2013年に続いて3回目の開催です。
それぞれ歳を重ねて後期高齢者が大半を占めるようになりました。これが最後の同窓会となると思いつつ、夫婦で参加しました。
参加者31人 & 橘ふみ 松江市会議員による歓迎のご挨拶
歓迎の挨拶は橘ふみさんです。橘夫妻の娘さんで2児の母です。島大法文学部法学科卒業、父祥朗君の後を継いで日本共産党から松江市会議員に立候補し、3年前に当選しました。両親のサポートをうけて、1年生議員でも会派を代表して議会や市当局と対応されているそうです。
この会は入学年次と学部と名前だけを名札に書きます。学生運動華やかな時期に留年生も少なからずいて、卒業成否と卒業年を問うとややこしくなるからです。
一言で終わらないスピーチ & フィナーレは肩組んで「歌声」
集合写真 & 2次会
当時はアメリカによるベトナム侵略・安保改定・沖縄返還・大学紛争など政治的エポックが重なりました。
60年に結ばれた日米安全保障条約(日米安保)の改定期でもあり、その上沖縄県はアメリカの占領下にありました。このような時代背景が若者に、「不正義」「不平等」を憎み、「平和や民主主義」「人権」に対する考えを育むようになりました。
特に69年は大学改革をめぐって、学生集会・団体交渉・抗議デモと続き、「全共闘」ブームに乗った一部の跳ね上がり学生が、学部をバリケード封鎖して「大学解体」を叫びました。
一方ではバリケード封鎖に反対し、大学当局との団体交渉を通じて改革の実現を求めた「島根大学民主化運動」の仲間がいました。
そんな仲間たちが集まりました。