マスコミ・出版

2023年4月 4日 (火)

朝日新聞兵庫県地方版の統合

一般新聞には、所属する地域ごとのニュースを掲載する「地方版」ページがあります。
各都道府県ごとをエリアとする地方紙が得意とするところで、全国紙や複数の都道府県をカバーするブロック新聞の場合も、幾つかの地域に分けて、身の回りのニュースを掲載します。

速報性と話題性でネットニュースが重宝され、新聞離れが進んでいます。各新聞社も朝夕刊とネットを繋いだWEBサービスを強化しています。
それに関連して各エリアの支局が廃止されたり、人員の削減が進んでいます。

私が購読する朝日新聞は兵庫県エリアに「但馬」「阪神・三田」「丹波・篠山」「はりま」「淡路」「阪神」「神戸」の7エリアで地域版が発行されていました。首都圏を除いて兵庫県の地理的・歴史的特性によるのか、極めて希な対応なのでしょう。

それが3月31日付け地方版の片隅に、『題字が変ります 4月から「但馬版」は「ひょうご 播磨 但馬 丹波・篠山版」に変ります』の記事が載りました。他に「三田」は「阪神」に、「淡路」が「神戸」に統合されています。つまり、7エリアが3になったのです。支局も加古川支局の名が消えています。
新聞離れの結果である減部による支局の減員・費用削減などにより、従来からニュース記事のエリア形骸化が進んでいました。
これは、読売・毎日・産経など全国紙も同様です。

原油高や原材料(用紙・インク)の高騰・輸送経費の増大によるコスト増が追い打ちをかけ、厳しくなる経営環境の中、骨抜きだけでなく身を大きな部位にまとめるのは理解できますが、直前の一片の通知記事で事足りるとされるのは納得がいきません。
見逃したかも知れませんが、それなりの経過やこれからの覚悟が欲しいものでした。

読者はニュースに国際性・全国性を求める一方、住む地域の身近な話題に興味を持つものです。
「身近な話題は地方紙(兵庫なら神戸新聞)でどうぞ」といわんばかりの対応に、50年前に但馬にUターンして以来の但馬版愛読者として大いに不満を感じました。

 

 

   

2020年4月23日 (木)

インドア派の心強い味方

山友が古本と特製卵を差し入れてくれました。
㐂らく文庫のメンバーで、この時期頭にも体にも滋養がつくものをと陣中見舞でしょう。
いつも気を遣っていただき恐縮しています。

ところで、ここ10日間はまっているのが「朝日新聞デジタル」です。
以前から気になっていて、「春トクキャンペーン」で、まず10日間無料で体験してから、6ヶ月間を半額の500円/月で申し込みました。
もちろん読者として購読している特別価格なので、デジタルだけの利用は3,800円となります。

「朝日新聞デジタル」のサイトに接続し、スマホでもパソコンでも利用できます。
「紙面ビュー」では、新聞そのものの画面で見られます。

PC画面とスマホ画面
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便利だと思ったのが・・・
①東京版・大阪版・名古屋版など各地の最新版の紙面が見られること
(我が家は大阪版の13版、デジタルでは14版)
②地域欄で各県別の地方記事が見られること
③当地にはない夕刊が見られること
④気に入った記事を切り取ることができ、スクラップ帳に整理し保存できること
⑤過去記事の検索が簡単にできること。
⑥紙面をめくるのが指一本でできること
⑦スマホなら時と場所を問わないこと     などなど・・・。

スクラップ機能
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スマホ画面と拡大画面
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便利さになれて、敵の作戦に乗って6ヶ月後正規料金の1,000円にもどっても、使い続けるかもしれません。
どこの新聞社もやっているサービスでしょうが、マスコミの本分である「権力におもねらず、監視の役割を果たす」というスタンスが気に入り、就職してからずっと朝日新聞を愛読しています。

ただ、全国紙のどこも経費削減で地方局の人減らしが進んでいます。
当地の「但馬版」は名ばかりで、全県のニュースに少しばかり混ざっているだけです。
さすがに地方紙の「神戸新聞」は局のスタッフも多く、地元ニュースを売りにしています。

外出自粛要請を受け、ゲーム・動画も多数提供されていますが、音や画よりも文字好きの方にお奨めです。
なにより、新聞一日分は新書2冊分の情報量があるといいます。

朝日新聞デジタルのお試しは → https://digital.asahi.com/info/otameshi/

 

 

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