府市場物語

2025年9月15日 (月)

2025 敬老の日と老人の日

Img_20250914_0001_20250915073401 府市場区から敬老のお祝いの言葉と記念品(商品券)が届きました。記念品には区長と女性部長・子供代表の3人から心がこもった言葉が添えられていました。

6年前までは3月に敬老会として食事会を催し、アトラクションも用意されていました。
高齢化が進み対象者が増えるにつれて、徐々に見直しが決まりました。

①対象を数え70歳から75歳に引き上げる
②役員の負担が大きいわりに参加が少ない敬老会行事を廃止し、記念品(商品券)でお祝いとする。

「人生100年時代」に敬老祝いの見直しは、全国のあちこちで始まっていると聞きます。

ところで、敬老の日と老人の日は別物だと知りませんでした。
「敬老の日」は
毎年9月の第3月曜日に定められ、2025年は9月15日です。
趣旨は、「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」とされています。

「老人の日」は毎年9月15日です。「老人福祉への理解や関心を高めること」「老人が自らの生活の向上に努める意欲を促す」目的の日だそうです。こちらはちと厳しい。 

総務省の統計では、高齢者は3619万人と前年より5万人減ったものの、総人口に占める割合(高齢化率)は0.1ポイント増の29.4%で、比較可能な1950年以降で過去最高を更新しました。

 男女別では、女性は2051万人(女性人口の32.4%)、男性は1568万人(男性人口の26.2%)。年代別では、70歳以上は4万人増の2901万人(総人口の23.5%)、75歳以上は49万人増の2124万人(同17.2%)、80歳以上は1万人増の1289万人(同10.5%)です
 
75歳以上の増加が多いのは、とうとう「団塊世代」全員が到達したからでしょう。

高齢化率29.4%は、主要7カ国(G7)の中でトップ。人口が4千万人以上ある世界38カ国の中で比べても最も高く、G7で日本に次ぐのはイタリアの25.1%で、ドイツ23.7%、フランス22.5%と続きます」。

これは、「医療の進歩などによる平均寿命の延伸」と「出生率の低下(少子化)」の二つの要因が複合的に影響しているためとされます。

少子化といえば、私が生まれた1947年(昭和22年)の出生数は267万人で、前年の1946年(昭和21年)は157万人、100万人まで減ったのが2015年(平成27年)、 直近の2024年(令和6年)は、68万6061人で、とうとう70万人台を割り込みました。
ここまで少子化となると、人口が減るのも無理ありません。「増える老人、減る子供」なのです。

 



 

2025年8月23日 (土)

2025 地蔵まつり

地蔵盆の23日は府市場区でも「府市場地蔵まつり」が区を挙げて行われます。

案内文書には『お地蔵さまはすべての民を救済してくださり、関西では子供を守る仏として、府市場でも8月23日の「地蔵盆」には子供たちがお祭りし、お団子をお供えしています。昭和の時代、国府市場(こうのいちば 6・7隣保)では、お団子の代わりに木型を使ってタイやハスの形を作り、食紅で色をつけて蒸した手作りのお菓子をお供えしていました。2005年(平成17年)から子供中心の「地蔵盆」を「地蔵まつり」と変えて、区全体のお祭りとしてバザーを用意し、区民の懇親・交流をはかる夏祭りとなりました。』と書かれています

つまり今年が2025年ということは、区主催の「地蔵まつり」になって20周年になります。
かっては屋外の薬師師堂前の広場で行われていたのが、残暑厳しい折、熱中症やトイレ、バザーで提供する食品など衛生面を考慮して公民館と公民館前広場で行われるようになりはや7年になりました。

歓談の場所は大広間 & 靴だけでも40足、他に下駄箱にも多数
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人気の焼きそば & かき氷と風船吊り
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今年はいつも以上に見慣れない顔があったのは、新しく入区した方や次の世代の家族が多かったからでしょう。世代交代が進んでいるのです。
役員負担軽減から、見直しの意見も出ていますが、家族が揃って集まる機会はこの夏まつり以外ありません。
区役員を中心に、20人を超えるスタッフの皆さん! 連日の熱中症警戒アラート発令中にもかかわらず、準備や当日の運営、片付けと大変お世話になりました。

府市場区には7ヶ所にお地蔵さまがお祭りされています。2020年の役員の時、調べたものがブログに残っていました。

「府市場七地蔵めぐり(一)観音堂横」↓ 
http://izayamiki2.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-b3ebd7.html

ここから7回連続で、区内のお地蔵様の調査結果を載せています。

 

 

2025年8月19日 (火)

もうすぐ地蔵盆

我が家に隣接して観音堂が置かれ、その横に寄り添うように地蔵堂が置かれています。広場には子供の遊び場として、鉄棒・滑り台・雲梯が設置されています。
我が家の隣地でもあり、農機や自転車の出入りに利用させてもらっています。                

最近スズメバチも見まごうほどのアシナガバチが出入りしているので調べると、本尊の奥の石仏の裏に大きな巣を作っていました。
蜂の動きがない早朝を見計らって、蜂撃退スプレーで退治しておきました。数えると13匹は確認できました。

石仏の奥 & 退治後の巣とハチ
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地蔵盆には地蔵尊を広い観音堂に移動する作業があり、中学生に被害が及ぶところでした。
その時気づいたのが、地蔵尊の御前に設置してある賽銭箱が箱ごとなくなっていました。お参りされる方のお気持ちの受け皿として、百均の賽銭箱を強粘着テープで止めていました。

箱ごと引きちぎられた賽銭箱跡
250814070757690地蔵盆に子供たちに外させて、お賽銭として処理つもりが、その前にやられてしまいました。
たぶん「流しの仕業」でしょうが、罰当たりなことです。

一昨年夏に盗られて、厳重に張り付けたのですが、強い力には勝てなかったのでしょう。
昨年は大丈夫だったので、油断していました。
次はもう少し厳重な方法を考えます。

こういう輩こそ蜂に刺されればよいのに・・・・。

 

 

 

 

 

 

   

 

 

2024年10月13日 (日)

2024 府市場区秋大祭

久しぶりに神輿渡御が行われました。前回が2018年なので6年ぶりです。秋祭りは毎年行われるも、神輿渡御が行われる大祭りは3年に1度と決められていて、2021年は本社の令和大修理の披露もかねた区内巡行がコロナ過で中止になりました。

神事 & ご神体の動座
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宮を出る神輿 & お供衆
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メインの国道 & 旧道(伊佐屋前)
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中学生中心の引きだんじり & 子供だんじり
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堤防下から帰社
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10世紀の記録「延喜式神名帳」に列せられる由緒ある伊智神社です。
現存する本社は棟札によると天和3年(1683年・4代将軍綱吉)に造られたものが、天保6年(1835年・11代将軍家斉)に再建されています。以後大正・昭和・平成、令和に修理を重ねてきました。

神輿は明治期のものが老朽化して、昭和12年に新造され、平成8年に全面的に改装されました。先祖は戦争と農村不況にあえぎながらも、村の宝であり、心の拠り所でもある神社護持に力を注いできました。
秋の晴天の下、金色に輝く神輿が白丁・烏帽子をまとった氏子によって担がれ、伊智神社旗を持つ氏子代表に続き、役員と装束に身を固めた10人の供衆が進みます。    

府市場区 御輿供衆順番
(供行列) 
神社旗・見通し・立ち傘・長刀・鉾・大鳥毛(白)・大鳥毛(黒)・天狗・白鬼・先箱(2)
(役員)
御刀(区長)・金御幣(総代2名)、御幣(隣保代表) 

一方、子供だんじりですが、団塊第2世代の我が娘たちの頃は、小学生だけで数10人を超しさらに幼児も多く、岸和田のだんじりをまねて本体前部に取り付けた長いロープを引き、スピードが出すぎて危ないので、後ろから大人たちがブレーキ綱で調整したこともありました。
今と比べて隔世の感があります。

神輿巡行風景(動画)

 

 

 







 

2024年2月 6日 (火)

府市場タヌキ

府市場に生息していた獣で、キツネアナグマアライグマを記事にしました。ついにタヌキの登場です。(イタチやテンはよく見かけます)
<それぞれ動物名をクリックして、確認してください。 移行した画面の左端(←)戻るボタンで記事に戻ります>

以下LINEによる2隣保住民への連絡です
2隣保付近に住みつくタヌキの相談です。鳥獣保護管理法により、捕獲または殺傷することをを原則として禁止しています。捕獲には行政の許可が必要です。ただ、タヌキは空家や人がいないガレージの天井や隅などに巣をして、つがいになると年間数頭の子供を生みます。雑食性で夜間行動します。見かけた場所は、2隣保市道の東側の溝や倉庫・ガレージ付近です。

皆さんにお尋ねします。タヌキによる実害があるのでしょうか?特に被害がないなら様子見したらどうでしょうか?大事なことは住みそうな場所をなくすること、餌になるものを放置しないことです。特に生ゴミの保管に注意してください。

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実害があったのか皆さんに尋ねると、大きな糞が残っていたことと、国道を挟んだ畑で一部食害があった程度です。(あくまでも状況証拠でしかありません)
今回のタヌキ、当初は親子の二匹でうろちょろしていましたが、その後はぐれてしまい今は親のタヌキだけが2隣保周辺をさまよっている状況だと思います。ただかなりの老タヌキで、逃げても人間が歩くスピードよりも遅く、目もほとんど開いてない状態でかなり弱っています。多分このままどこかで死んでしまうと思います。ですからしばらく様子見でいいと思います。」という暖かい意見も書き込まれました。目撃者は多く、やはりゆっくり歩いていたとのこと。

小動物捕獲檻
Dsc_0015_20240206082901 写真のように、府市場区農会所有の捕獲檻があります。餌はキャットフードが有効だそうですが、猫が入ることもあるけど、檻に入るだけで傷つかないのでリリースします。過去にアライグマの駆除に活躍しました。

意見を聞いた結果、被害が証明できず、「起訴猶予」とし、檻を返しました。
誰も殺生はしたくないので、このまま「天寿」を全うするまで見守ることにします。




  



 



2023年11月26日 (日)

府市場区収穫感謝祭(秋ブラナイン)

Dsc_0053 府市場区収穫祭 秋ブラナインが開催されます。

12月3日(日)12時

ポスターが張り出されています。
「秋ブラ」は、秋にランチがてらぶらりと寄ってみてねという意味とのこと。
府市場区農会・府市場区環境保全会・府市場農産の3者の共催です。
区民に限らずどなたでも参加OKだそうです。

手辺ソバは、府市場農産が植えて収穫した地元産です。

手辺ソバ栽培中」← クリック

第8回府市場収穫感謝祭」← クリック

 

 

 

 

 

     

2023年9月30日 (土)

手辺ソバ栽培中

伊佐屋菜園(C)は約8アールあってトラクターでないと対応できないので、府市場農産に耕作を無償提供しています。昨年秋に小麦が植わり6月に収穫のあと、ソバが栽培されています。
花も満開を迎えてハチがブンブン飛び交っていました。


伊佐屋菜園(c)で栽培中のソバ
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いまのところ順調のようで、台風が来なければ収穫が見込めるでしょう。
ソバは府市場区農会・府市場区環境保全会・府市場農産の3者の共催する12月始めの「収穫祭秋ブラに提供されます。




   

2023年9月18日 (月)

2023 敬老の日

Dsc_0015_20230918112501 府市場区から敬老のお祝いの言葉と記念品(商品券)が届きました。記念品には区長と女性部長・子供代表の3人から心がこもった言葉が添えられていました。

4年前までは3月に敬老会として食事会を催し、アトラクションも用意されていました。
高齢化が進み対象者が増えるにつれて、徐々に見直しが決まりました。
①対象を数え70歳から75歳に引き上げる
②役員の負担が大きいわりに参加が少ない敬老会行事を廃止する③かわりに記念品(商品券)でお祝いとする。と決まりました。
「人生100年時代」に敬老祝いの見直しは、全国のあちこちで始まっていると聞きます。

ところで、敬老の日と老人の日は別物だと知っていましたか?うかつにも知りませんでした。
「敬老の日」は
毎年9月の第3月曜日に定められ、2023年は9月18日です。
趣旨は、「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」とされています。

「老人の日」は毎年9月15日で、「老人福祉への理解や関心を高めること」「老人が自らの生活の向上に努める意欲を促す」目的の日です。
そして21日までが「老人週間」と定めています。 

うーん・・・やはり「めでたくもあり、めでたくもなし」ですね、

2023年8月 6日 (日)

手辺市(盆)

お盆を前にして、各商業施設でセールが始まりました。

私の住む府市場区の国道を挟んで西部を「手辺」(てへん)と呼び、農家が多い
東部の国府市場(こうのいちば)と比べて商店が建ち並んでいました。
また、盆と暮れには豊岡・江原の商人も店を出し、露店も集まって、年2回の「手辺市」で賑わいました。
我が家もここで菓子屋「伊佐屋」を営み、羊羹・巻きせんべい、水飴・松露糖の他に文房具なども販売していました。
盆、
暮れに開かれる特別な市には、近隣からも八代や中筋など遠方からも買いに来たそうです。

手辺市で賑わった通り
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●年代 : 明治期から大正期を経て昭和初期まで           
●時期 : 盆(8月7日ごろ)と暮れ(12月23日ごろ)
●期間 : 一週間程度
●場所 : 府中郵便局の上から南へ旧街道沿い両側200mほど
●形式 : 手辺商店街の一斉大売り出しと近隣商店や露店も出店
●店舗 : 酒屋・魚屋・豆腐・小間物・菓子・呉服・金物・農具・履物・雑貨
●露天商: (盆)玩具・鯛焼・易者・盆用品・アイスクリーム・アメ湯・七夕紙など
       (暮)玩具・鯛焼・易者・正月飾り・神飾り・数の子・おせち材料など
大正期の手辺の町並み(菅村驛一氏 匂うふるさと) 
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堤防の付け替えとともに新道ができたことで、我が家付近から土居・松岡の住宅添いは旧道となりました。
100年も経つと、社会、経済環境も変化し、当時の商家40軒のうち残っているのは、「よろずや・しゃかん」を前身とする「田結庄釣具店・ワンリーフ不動産」と、
明治15年に開設された府中郵便局だけとなりました。





2023年7月17日 (月)

2023 手辺の観音まつり

7月17日(水)は祇園祭の宵山で知られていますが、翌18日が観音さまの縁日にあたることから、当区では前夜に1~5隣保が交替でお祭りしています。以前観音堂は地蔵堂とともに昔の堤防付近、現府市場公民館付近の高台にありましたが、昭和14年に当区出身で大阪在住の「濱田さく」氏の寄進で、伊佐屋家の隣である現在地に移転しました。 
(浜田さくさんは同時期に薬師堂も新築寄進されています)

昭和の中頃は近隣区からのお参りもあって、夜店が数店並び結構賑わっていました。
「親戚呼び」をしてご馳走を食べる習慣もありましたが、時代と生活の変化からかほとんどなくなり、今は区民のお参りもだんだん少なく、当番隣保だけとなりました。

今年は若い隣保長を中心に、区内に回覧を回したり、露店の出店など子供たちも楽しめる祭りを企画してくれました。

観音堂全景 & 隣保女性が中心にご詠歌をあげる
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かき氷と風船つり、ボールすくい 
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子供たち中心にお参りも増えて、ご詠歌と子供たちの歓声が入り交じった賑やかな観音まつりになりました。








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