第27回受賞者が発表され、登山家でガイドの野村良太(28歳)さんが選ばれました。
私の住む町で植村直己さんの出身地である豊岡市がふるさとの兵庫県豊岡市が世界を舞台に活躍する冒険家に毎年贈っていて、植村さんがマッキンリーで消息を絶った2月に発表されます。
今年も植村さんの母校明治大学紫紺館で記者発表され、同時に母校府中小学校で5年生らが集まり、東京とテレビ電話中継されました。
朝日新聞但馬版記事(2月17日)
北海道の成り立ちは大陸から分かれた東側の北米プレートが、西側のユーラシアプレートにめくれ上がるように乗り上げて、日高山脈を造りだしたと聞いています。それによって、西部と東部に大きな地理的違いが生まれました。
評価されたのは、北海道の背骨ともいえる北の宗谷岬から南の襟裳岬までの分水嶺を、冬季単独縦断する冒険です。
「世界を舞台に活躍する冒険ではない、北海道での活動が認められて嬉しい」とは野村さんの弁です。
6月3日に豊岡市日高町で授賞式と講演会が行なわれる予定です。
満開だった国府桜づつみの桜 が散り始め、時折吹く優しい風に「花吹雪」が舞っています。
4月7日の神戸新聞但馬版に国府桜づつみの桜が掲載されたこともあって、多くの花見客が訪れています。
出石城や清滝の桜も見事ですが、ここの良いところは・・・・・
・20年を超す330本の桜のトンネルが楽しめる。
・車の通行がなく、安心して片道1.5㎞の長い桜並木をウオーキングできる。
・特に中段はシートを広げて弁当を食べるのに最適である。
・各所に駐車場が整備され、期間中は中央下水処理場のトイレが使用できる
花吹雪舞う国府桜づつみ
< 桜 名言集 >
● 年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず
(唐詩選)
● 世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし
(在原業平朝臣)
● 願わくは花の下にて春死なん、その如月の望月の頃
(西行法師)
● 花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものかは・・咲きぬべきほどの梢、散り萎れたる庭などこそ、見所多けれ (徒然草 137段)
● 明日ありと思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは
(親鸞聖人)
● 散る桜 残る桜も 散る桜
(良寛和尚)
● 花に嵐のたとえもあるぞ、さよならだけが人生だ
(漢詩 井伏鱒二訳)
● 世の中は、三日見ぬ間の桜かな
(大島蓼太)
● ♪桜の花の下で見る夢にも似てる人生さ・・♪
(石原裕次郎 我が人生に悔いはなし 二番)
● 春は夜桜、夏には星、秋に満月、冬には雪。それで十分酒は美味い
(比古清十郎/るろうに剣心)
連日20度近い好天の中、国府ふるさと公園や府市場伊智神社から中央浄化センター、西芝樋門までの3kmの桜が満開を迎えました。
合併前の日高町が1999年に堤防補強と憩いとふれあいの場として桜や紅葉を中心に植えました。
20年を過ぎると桜も大きくなり、サトザクラやソメイヨシノが開花すると桜のトンネルが出来上がっています。
レンギョウ & コゴメバナ(ユキヤナギ)
ふれあい公園には家族連れと高齢者施設の方も
神鍋・蘇武の連山 & ウオーキングコース
中段から桜のトンネル
堤防補強を兼ねて、内側の法面を広く取り、様々な花木が植えられていて利用者を楽しませてくれます。
府市場伊智神社から西芝樋門までの1500mを、春・夏・秋・冬の4ブロックに分け、各種サクラ・モミジなど約2,200本、芝生約2.300㎡が植えられています。
春ブロック : アセビ・サツキ・ヤマブキ・ツツジなど
夏ブロック : クチナシ・アベリア・ウツギなど
秋ブロック : ハナカイドウ・ドウダンツツジ・ハギなど
冬ブロック : ウメ・サザンカ・ツバキなど
ゆったり流れる円山川の上郷橋の河畔林を、さらに歩きながら四方を眺めると、南から進美寺山、須留岐山、高竜寺岳・法沢山、大師山、三開山、剣蛇ヶ岳、西へ矢次山、大岡山、神鍋山、蘇武岳、妙見山など東但馬の山々が見渡せます。
久しぶりに日が差す雪の朝、「こくふ桜づつみ歩キングコース」から西に広がる山並みです。
どちらも左から、但馬妙見山1139m・蘇武岳1074m・大岡山662mで、画像にありませんが、さらに北へ矢次山568m・但馬空港へと続きます。
中央から右付近の太い雪筋が、奧神鍋スキー場です。
ゆったり流れる円山川の上郷橋付近の1kmにわたる河畔林が、川を挟んで東方向は、進美寺山361m・須留岐山450m。
上郷や中筋の山が邪魔をしていますが、桜づつみを移動するにつれて、床尾山843m・大師山・東里ヶ岳664m・高竜寺ヶ岳697m・法沢山644m・三開山202m・剣蛇ヶ岳422mそして来日岳567mまで但馬北東部のほとんどの山々が望めます。
中央浄化センター付近から(手前はソーラーパネル基地)
府市場伊智神社付近から
桜づつみの堤防はアスファルト舗装がしてあります。車の通行は禁じられていますが、堤防直下の堀、野々庄、西芝に駐車場所が設けられていて、ここに停めてウオーキングと景色が楽しめます。
マイブログ記事 「桜づつみ 春」 ← クリックしてご覧ください。
〃 「こくふ花街道 桜づつみコース」 ← クリックしてご覧ください。
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桜堤から眺める冬の蘇武岳・神鍋山・大岡山
蘇武岳上部は樹木がないので、積雪の時は白い皿を伏せたように見えるのが山頂です。
ということは山頂から伊佐屋も含む国府の町並みが見えます。
国府桜づつみ歩キングコース & 桜並木
堤防補強を兼ねて、内側の法面を広く取り、様々な花木が植えられていて利用者を楽しませてくれます。
春は梅に始まり、ツバキ・アセビ・ユキヤナギ・レンギョウ・ソメイヨシノ・八重桜・ドウダンツツジ・ボケ・クチナシ・アジサイ秋にはハギ・桜の間に植わっているモミジが、紅葉を楽しませてくれます。
ゆったり流れる円山川の上郷橋の河畔林を、さらに歩きながら四方を眺めると、南から進美寺山・須留岐山、高竜寺岳・法沢山、大師山、三開山、剣蛇ヶ岳、西へ矢次山・大岡山・神鍋山・蘇武岳・妙見山など但馬の山々が見渡せます。
自宅近くを流れる円山川の上郷橋から西芝水門まで、絶好の散歩コースで、ここから眺める景色が大好きです。
片道3.5kmで上郷橋から往復すると7kmの「豊岡市歩キングコース」に指定されています。
通称「婆焼き」と称され、4月14日(旧暦3月14日)に、松を立て周囲を竹で囲いお鉢を作り、上部に老婆に見立てた人形を縛り付けて、焼き捨てるという珍しい火祭りが行われます。
9日からNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が始まりました。
あいにく山歩きグループ「TeamF1b」の新年会と重なり見逃しましたが、今週土曜日の再放送に期待します。
便利な世の中になったもので、朝ドラなど再放送以外に一挙放映もあるようで、一体視聴率とはどんな意味があるのかと疑問を持ちます。
ドラマの主人公となる両雄、北条義時と後鳥羽上皇の争いのクライマックスは「承久の乱」ですが、御家人13人衆も大きな役割を果たします。
「新撰組!」、「真田丸」に続き、大河三作目の脚本は三谷幸喜さん、「基本的に史実に忠実なんです。史実ではっきりしない部分を想像力でまかなうのです」と話されています。
想像力の中に三谷さん得意のユーモアを含むエンターテイメント性を持たせてくれるのを期待しましょう。
ところで、「承久の乱」に関わる史実をもとに、豊岡市いや国府地区に今なお引き継がれている行事が残っています。
つい2年前には伊佐屋もかかわっていました。それはまた別の機会に・・・・・。
昨日から冬晴れが続いています。
通称「婆焼き」と称され、4月14日(旧暦3月14日)に、松を立て周囲を竹で囲いお鉢を作り、上部に老婆に見立てた人形を縛り付けて、焼き捨てるという珍しい火祭りが行われました。