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家庭菜園・農業・食べ物

2017年12月 6日 (水)

七夕豆が横浜へお嫁に

我が家で25年以上前から作っている「七夕豆」が横浜にお嫁に行きました。
嫁入り先は横浜市内に住むOさん宅。
 
10月21日に「兵庫県在来種保存会」のYさんからの転送メールを受け取りました。
「本年9月末に豊岡・出石・竹田を観光し、七夕豆を購入して横浜の方に帰りました。
茹でて頂いた所、他のインゲンに無い美味しいものでした。
来年、家庭菜園で作ろうとネットであちこち探しましたが販売されておらず、兵庫在来種保存会様が七夕豆の記事を掲載されていましたので連絡させて頂きました。」
横浜で栽培が可能であるなら育てたいので、種を分けて欲しいとの依頼でした。
 
七夕豆とは、我が家で作り続けている豆で、この地方で自家採種によって継続して栽培されてきたもので、「在来作物「伝統野菜」と呼ばれ、七夕過ぎに種を蒔くことからそう名付けたものと思われます。
 
平莢インゲンの一種でも播種・収穫時期も違い、筋もなく湯がいて生姜醤油で食べたり、煮ても揚げても柔らかく美味しいので、直販所にも少しですが販売されていることもあります。
主に若莢を食べますが、熟して採るふっくらとした白豆も美味しくいただけます。
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左:アズキ 右:七夕豆             採取した伊佐屋菜園の種
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Oさんに自然乾燥させて採取した種を11月末にお送りしたところ、丁寧なお礼メールを頂きました。
 
もとはと言えば、近所の農家から種を頂いたもので、その方も隣村からいただき、さらに隣村の方も出石の知り合いからもらったそうでルーツは定かでありません。
聞けば旧豊岡市内に住む山仲間も作っているとか。
 
台風21号の強風で倒壊寸前
20171023_101811背丈が2mを越し葉が茂ることと、台風時期と重なることで強風で倒壊することがあります。
 
今年も三度の台風で、被害を受けた農家さんからも種の依頼を受けました。
 
幸い我が家は心配したダメージもなく十分な種を採ることができました。
災害や不作でもお互い融通しながら、種をつないでできたのです。
 
横浜のOさんは私と同じ団塊世代とお聞きしました。
種が取り持つ縁を感じつつ、但馬の在来野菜が気候も風土も違う横浜で、根をはり実を付けてくれることを願っています。
 
 

2017年11月23日 (木)

2017 伊佐屋菜園 晩秋編 Ⅱ

伊佐屋は府市場の村中に、菜園Bも所有しています。

13aの広さですが、大半を人に借りてもらって、3aが自分の守備範囲です。
 
菜園Bの全景(手前サツマイモ跡)      葉を落とし自然乾燥中のクロマメ
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堆肥とスクモで冬越し、アスパラガス     年末収穫のヤマノイモ
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岩津と見まごう九条太ネギ
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上郷橋手前にある菜園Aと土質が違って、もっぱらサツマイモ・クロマメ・カボチャ・ネギ類など地味が痩せていてもできるものが中心です。
 
耕耘してもしても小石・中石が出てきて、ご先祖さまの苦労が偲ばれます。
墓地に近い一部は嫁さんの担当で、花畑にしてときどき「庭の草花」で紹介しています。
 
 

2017年11月21日 (火)

2017 伊佐屋菜園 晩秋編 Ⅰ

久しぶりの菜園ネタです。

晩秋といっても初冬に近く、19日から一気に冷え込み蘇武岳や妙見山・神鍋山にも20日朝初雪が確認できました。
 
伊佐屋菜園Aの全景
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台風で傷んだハクサイ             キクナ・キャベツ・ブロッコリー
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手前ラッキョウとニンニク・タマネギ     ダイコン・ニンジン・セロリ
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冬ごもりに向かうイチゴ         聖護院ダイコン・岩津ネギ
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3度の台風の雨と風で葉物野菜が傷めつけられました。
見た目が悪いだけで、味は変わらず気になりません。
 
野菜が高いそうですが、少量多品種の伊佐屋菜園では、この時期キュウリ・トマト・ナスなど夏野菜は無理でも、ほぼ自給できています。
ダイコンも早まきと遅まきの青首ダイコン、紅芯ダイコン、聖護院ダイコンの3種類を作ります。
 
秋仕舞いの作業として11月8日にタマネギ苗を植え、11月10日にエンドウを播きました。
エンドウは莢・実・スナックの3種類、それぞれ芽が出てきました。
 
天日乾燥して選別前のアズキ         乾燥中の黒豆の一部
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莢から取り出し乾燥中の七夕豆       府市場納会の燻炭づくり 
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豆類は時期に応じた収穫後、まず莢のまま乾燥させて実を取り出し、天日乾燥させます。
但馬の晩秋から初冬は、曇り模様で日が差したと思うと雨となり、時には雪に変わったりの繰り返しで、気が抜けません。
 
豆が乾いてからの選別は夜なべ仕事で、父が老眼鏡をかけて選っているのを子らが手伝いました。
ラジオしかなかった昔は、耳以外は空いていたのです。
 
 
 

2017年9月14日 (木)

2017 伊佐屋の米作り 収穫編Ⅱ

翌日の8時に籾摺りです。

劇的に変わったのはコンバインから直接軽トラに乗せた籾コンテナーへ移し、農作業場にある乾燥機に投入したことです。
営農組合で数年前から規模別の乾燥機を購入し省力体制が整いました。
今までは籾袋に入れて各自の乾燥機で乾燥し、農作業場に運び込んで籾摺りしていました。
省力化が一番なのと、稲刈りのあと籾のままJAカントリーに渡すだけなら価格は低いままですが、乾燥し玄米にして渡すと付加価値がつくことが魅力のようです。
 
乾燥機から籾摺り機へ自動移送       籾摺り後玄米を米袋に
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自動計量機                 腰の位置まで自動でリフトアップ
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我が家はすべて自家消費を目的とする「保有米」で、籾摺りが終え米袋に入れた玄米が伊佐屋の米倉?に運び込まれたのが1時間半後の9時30分でした。
今日以降「古米」となった在庫があるため、さすがに精米には至りませんでした。
 
少子高齢化による農業の担い手不足と競争力アップなどいろいろ理由はあります。
導入初期費用は半端ではないと思われます。
そのお陰で代々受け継いだ米作りを続けることができます。
家族総出で手間をかけ汗を流しながらの収穫風景は昔話の世界となりました。
 
 

2017年9月13日 (水)

2017 伊佐屋の米作り 収穫編Ⅰ

伊佐屋西隣に隣接する圃場の田植えが終わったのは5月19日でした。

耕耘・代掻き・田植・稲刈りと機械仕事はすべてSさんにお願いして、水の管理・除草・施肥は私の担当です。
田植え後3ヶ月間、順調に生育して稲刈りが終わりました。
どこの圃場も1週間近く収穫時期が早いそうですが、我が家は昨年と同じです。
 
稲刈り日和                   直接コンテナへ
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この時期気になるのは稲の倒伏具合で、倒れが大きいとコンバインでの収穫がしにくいのが問題です。
一方、この時期にしゃんと立っていると、頭が軽く成熟不足が気になり、我が家は後者です。
 
乾燥機に横づけ                 パイプで籾を乾燥機へ
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今日の仕事はここまで、作業場がすぐ近くにあるので稲刈り開始から1時間で終了です。
乾燥が終わるのが明日朝、寝て待つだけです。
 
 

2017年9月 8日 (金)

2017 伊佐屋菜園 早秋編

9月の声を聞くと朝晩の涼しさに加えて、湿気が少ない爽やかな季節となりました。

どこの菜園も夏野菜が片付けられ、秋冬野菜の植え付け準備がされています。
少し早めに播いたダイコンが芽を出し、ニンジンも生えそろいました。
 
芽が出たニンジン                 早まきのダイコン
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一方、育苗中のハクサイ・タカナ・レタスが大きくなりました。
葉はもちろん根が広がって巻くほどになると移植適期です。
それまでに、石灰や堆肥・化成肥料をすき込んで畝を付ける、受入体制も行います。
 
ハクサイ                       タカナ
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サニーレタス
P9080674_2サニーレタスとは日本語、英語ではred leaf  lettuce と呼び、玉レタスより栄養価が高いそうです。
作りやすいこともあって、我が家は玉より赤葉を作ってサラダや野菜ジュースに使います。
 
秋に植えるといっても初秋、盛秋、晩秋など適期があるのと、種を播くのか苗を植えるのか移植するのか様々です。
その目安となるのが彼岸、今年は9月23日が中日となり、太陽の動きが光・気温・水に影響し、生物の成長に関わっているのがわかります。
 
伊佐屋の真東が但東町東里ヶ岳、真西が蘇武岳にあたり、日の出日の入りの位置が徐々に近づいています。
 
 

2017年8月29日 (火)

2017 伊佐屋菜園 初秋編

但馬の夏は、梅雨明けが早く気温の高い日が続きました。

8月に入ると迷走台風5号の影響もあって、お盆過ぎまで雨が多かったように思います。
「雨が欲しい」と嘆き、降ればふったで「もう要らん、日が照って欲しい」と愚痴が聞かれます。
自分や作物に都合のよいお天気などありはしないのに・・・・・・。
 
伊佐屋菜園も夏野菜が終わり、ピーマンとナス・遅まきのキュウリがあるくらいです。
夏野菜は片付けが大変で、枝や茎・蔓を乾燥させて畑で焼却し、焼却した灰は肥料「草木灰」として使用します。
(野焼きの例外として、菜園で出る残渣は人に迷惑をかけない範囲で許されます)
秋になって一段と成長するものは、サトイモ・ショウガ・クロマメ・サツマイモです。
 
夏野菜が片付いた伊佐屋菜園A
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美味しい秋ナス                 ネギ・ピーマン・シシトウ
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サトイモ                       ショウガ
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アズキもまずまず            彼岸頃に収穫する七夕豆
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キャベツ苗の植え付け               ニンジンの種まき
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移植用のイチゴポット苗            ハクサイ・レタス・タカナノ苗づくり
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               菜園Aにミニ倉庫を組み立て設置しました
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ネット通販で1万円強、炎天下に熱中症に注意しながら組み立てました。
液肥や肥料・石灰、メジャーやカッターナイフ、菜園ハンドブックなどの小道具を収容するのに便利です。
樹脂製で軽くてさびないのが特徴で、強風と積雪に負けなければ私よりも長持ちしそうです。
 

2017年7月23日 (日)

2017 伊佐屋菜園 梅雨明け編 

先日突然「梅雨が明けたと思われる」の発表に戸惑う私です。

福岡や大分の豪雨被害もあり、あまりにもあっけない梅雨明け宣言でした。
 
夏野菜が片付いた伊佐屋菜園A
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時間と体力はあるので、梅雨時期の「大草」も頑張って除草し、さほど目立たないようになりました。
夏野菜も順調に生育して、毎日の食卓を賑わせてくれます。
雨が少なく、成長は遅れるものの甘さは増しているように感じます。
 
小玉スイカ&メロン               サトイモ
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トマト&スイートコーン              オクラ・キュウリ・ナス・枝豆
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次は秋準備、小豆やインゲンの在来種「七夕豆」は「清正公大祭(23日」に合わせて、種を播くことにしています。
一方5月に収穫を終えたイチゴは、親株からランナーを伸ばし、秋に植える苗作りを始めています。
 
小豆は種                    イチゴ苗取り
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菜園Bにはサツマイモ・カボチャ・クロマメ・アスパラガス・ネギ・ヤマノイモなど比較的場所をとるものを栽培しています。
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2017年6月 2日 (金)

2017 伊佐屋菜園 トウモロコシ考

1日夕方から竜巻注意報が発令され、雷とともに久しぶりの雨が降りました。

朝起きた様子だと、深夜から明け方まで降り続いたのでしょうか?
昨日まで散歩道や畑で会う人の挨拶は、「一雨欲しいですね」の一言でした。
温度と湿度の両方が揃い、畑の作物も稲も一段と成長するでしょう。
 
伊佐屋菜園で目立つものがトウモロコシです。
米と小麦とともに世界三大穀物で、用途は家畜の飼料が最も多く、コーンスターチ(デンプン)や油・燃料としても注目されています。
最近の好みは昔のトウモロコシではなく、甘みの強いスイートコーンがほとんどです。
早生種「ハニーバンタムピーター235」を4月始めからトンネルで育苗し、GW開けに移植します。
 
移植して1ヶ月                   株元からの脇芽はそのままに
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オス穂               メス穂
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マルチで地温を高めていることもあって、通常より半月以上早い6月末に収穫できます。
一本立ちで育てたトウモロコシで収穫するの実は通常1本だけ、他の野菜と較べてなんともったいない感がします。
ただメス穂は数本つくので一番上の1本を残して、他は早めに獲って「ヤングコーン」として利用できます。
 
ジャガイモと同じく病気はほとんどなくて、アワノメイガがオス穂に産卵し、幼虫が茎に潜り込みさらに実に入り込んで食い荒らします。
販売するわけではありませんが、皮をむくと幼虫が食い荒らしているのは商品価値を失わせます。
不本意ですが対策としてオス穂がでかかった時に殺虫剤を散布したり、受粉が終わったオス穂を早めに切り取って被害を防ぎます。
 
円山川と国道に囲まれて被害が少なかった伊佐屋ファームも獣被害に遭うようになりました。
以前はカラスが穂先を突くくらいでしたが、最近は「府市場アナグマ」の類が実を茎から引きちぎって食い荒らすのが目立ちます。
対策は周りを網で囲ってめくり上げられないよう、マルチ抑え(トンボ)で押さえ込んで固定します。
敵は穴掘り名人ながらも深穴を掘ってまで侵入しないので被害が防げます。
 
中生種「ゆめのコーン」
20170531_0616065月も中旬に入ると中生の「ゆめのコーン」を播きます。
トウモロコシは別品種を近くに播くと交雑(キセニア)しやすいので収穫時期をずらす必要があります。
 
やたらコーンを作るのは子や孫たちが好きなのとイネ科の作物なので、ナス科・マメ科・ウリ科などと連作障害がなく、肥料の吸収もよく「輪作作物」として重宝しているからです。
そういえば同じイネ科の稲は太古の昔から同じ場所に作られる究極の連作可能植物ですね。
 
 

2017年5月28日 (日)

2017 伊佐屋菜園 ジャガイモ考

夏野菜苗が活着し、緑一色となった畑をジャガイモが彩りを添えています。

3月末に種芋を植え、施肥と土寄せを行い順調に育って花盛りを迎えました。
種類はメークインとダンシャク系のキタアカリを植えます。
煮崩れしにくいメークインは煮物やシチューカレーに適していて、でんぷん質が多く、ホクホクとした食感のダンシャク系はコロッケやサラダなどに向いています。
 
ジャガイモ畑             花盛り
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ジャガイモがナス科だとはあまり知られていません。
地中から穫れる芋とナスやトマトの実とのギャップがそうさせるのでしょう。
花の形はナスに似て実がつくとトマトに似ていることで「似たもの同士」とわかります。
またナス科同士は障害が出ることで連作はしないのは「菜園人」なら常識で、余地がない場合は接ぎ木苗を植え「忌地(いやぢ)現象」を避けます。
 
もう一つ、芋は根の先につくのではなく茎(地下茎)につきます。
日光が当たるところに放置していると緑色に変わるのは茎である証拠で、成長に合わせて土寄せが必要なのは根が肥大するサツマイモと違うところです。
 
販売されている種芋を使うかぎり病気はほとんどありせんが、天敵はテントウムシダマシです。
地中に卵がいるのか、どこからともなく現れて葉を食べて網目状にしてしまいます。
対策は手で捕殺するか殺虫剤を散布するしかありません
交尾して子孫を増やし、芋を収穫した後には次のナス科の野菜に移るので、暇人の私は毎朝殺生しています。
 
花後にトマト似の実が              テントウムシダマシ
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父の教えですが、例年ジャガイモの後には、マメ科のアズキを植えるのと連作予防のため一年ごとに位置をずらせます。
収穫時期と播種時期が近く後作に便利なのと相性がよく、ジャガイモの残肥も活用する知恵ですね。
 
 

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