家庭菜園・農業・食べ物

2025年7月 1日 (火)

2025 伊佐屋菜園(B) 梅雨明け編

菜園(B)には、主にエダマメとして食べる黒鶴・岩津ネギ・蔓となって広がるサツマイモ・カボチャ・エンサイ(空心菜)を植えています。

サツマイモ(30)・カボチャ(3) & エンサイ(3)
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クロツル(42) & 岩津ネギ(80)
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菜園(A)と違って粘土質で石が多く、決してよい土壌とは言えません。一部花壇にしたり、サツマイモ・カボチャ・エンサイなどつる性のものを中心に作っています。

 

 

  

 

2025年6月30日 (月)

2025 伊佐屋菜園(A) 梅雨明け編

6月9日に梅雨入りした近畿ですが、入梅前期は前線が南にあることで北部はさほど雨が降りません。代わりに後期となると太平洋高気圧が勢力を増し前線を北に押し上げ、大雨に見舞われます。ところが今年は後期に入る前の6月27日に梅雨明けとの発表がありました。
「九州北部や中国、四国、近畿地方で、6月に梅雨明けが発表されるのは統計史上初めてで、記録的な早さとなっています」との報道です。

伊佐屋菜園は夏野菜(キュウリ・トマト・ナス・ズッキーニなど)が採れ始めるころで、梅雨後期の雨と高温によって一気に生育が進みます。
雨が少なかったことで、今後作物の出来にどう関係してくるのでしょう。特にサトイモ・ショウガは水分が生育に大きく影響します。昨年は高温少雨で葉を茂らせることができずに散々な結果でした。

伊佐屋菜園(A)全景
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菜園(A)西側 & 菜園(A)東側
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サトイモ & スイカ・メロン
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移植したニラ・第2次コーン・ズッキーニ & キュウリ・トマト・ナス・ピーマン
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イチゴ苗取り床 & 落花生・オクラ・スイートバジル
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ご覧のようにほとんど雑草がありません。周りの畑はこの時期メヒシバ・オヒシバ・スベリヒユ・ハキダメギク・ノゲシ・ノボロギク・カタバミ・コニシキソウ・スギナ・アオビユが覇を競うが如く伸びています。写真では耕耘してすぐなのであまり目立ちませんが・・・・
花が咲き実がつき目立ったころに耕耘しても、種を畑中にまき散らすようなもので、土に潜った種はその時期になると芽を出します。
成長し花を咲かせ実から種を作り、子孫を増やす種子植物のことは中学生物で習いました。またキク科のタンポポやノゲシは綿毛を風に飛ばして子孫を広げます。

伊佐屋菜園では、「伸びた時点で根ごと抜く、花を咲かせたり種をつけさせない」ことを徹底して、毎年雑草が減っています。タンポポやノゲシ・ノボロギクなど綿毛となって飛んでくるのも困りものです。これからもマルチを上手に利用しながら雑草管理を徹底していきます。







2025年6月29日 (日)

2025 スイカの収穫

GW明けに植えた小玉スイカの初収穫です。毎年JAを通じてメロン苗2本とともに購入しました。品種は赤小玉スイカ「たべて味」です。
土作り耕耘と元肥・追肥は私が、蔓の芯を止めたり整枝や受粉は嫁さんの担当です。
昔は放置しても実がなりましたが、近年蜂がいなくなって、雄花の花粉を雌花につける人工授粉が必要です。
シカは来ませんが、獣や鳥よけのネットもスイートコーンとともに設置します。甘くておいしいものは誰も好きなのです。

獣除けにネットで囲い込み
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鳥よけに糸とネット & 4.6㎏と6.4㎏
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1本の苗に10~12個ならせます。小玉スイカは通常2㎏程度、4㎏~6㎏となるともはや中玉スイカの大きさです。
イチゴとともにスイカとメロンの生育管理と収穫は甘いものに目がない嫁さんが担当します。










 

 

2025年6月21日 (土)

2025 ジャガイモの収穫

3月末に植えたジャガイモの収穫期です。花が咲き終え茎が倒れ枯れ始めるのが掘りごろサインです。
昨年からマルチを使ったら追肥や土寄せが不要な栽培に替えました。黒マルチシートも昨年のものをそのまま利用しています。

男爵系のキタアカリ、メークインをそれぞれ2㎏の種イモを購入して植えました。昨年との違いは、キタアカリの大きいものの一部に縦に割れ目が入ることです。食べたり保存するには問題ありませんが、体裁が悪いだけのようです。
ネットで調べると「急激な水分吸収や肥料の過多などが原因として考えられる」とあります。芋の成長が早く皮の成長が追い付かないとき、皮の薄いキタアカリに起きるようです。条件が同じにも関わらずメークインにはこの症状は出ません。

手前メークイン奥がキタアカリ & 割れ目が入ったキタアカリ
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マルチ栽培の効用>
①追肥・土寄せが要らない(省力効果)
②地温が高められ茎がよく茂る(温熱効果)
③葉を食べ、卵を産み付けるやっかいものテントウムシダマシが全くいない(防虫効果)
マルチシートが陽を遮って、土寄せしなくとも芋が緑化しない(遮光効果)
⑤芋づる式に持ち上がって収穫が楽である(省力効果)

マルチも穴が広くなったり破れたりして、3度目の利用は無理なようです。
毎年悩まされるテントウムシダマシがほとんどいない理由は、マルチ使用に起因するのか不明です。これが発生するとジャガイモが終わると他のナス科&ウリ科野菜(ナス・トマト・ピーマン・キュウリ)に移り、葉を食べてレース状にしてしまいます。

 

2025年6月20日 (金)

2025 タマネギ・ニンニクの収穫

どちらも順調に生育し、6月上旬に収穫できました。
天候を見て畑に3日間放置して、しっかり乾かしてから取り入れます。
ニンニクは2種合わせて250球、タマネギは1か月前に収穫した早生の「ソニック」100球、晩生の「もみじ3号」100球、赤タマネギ50球とに分けました。

早生種ソニック & 晩生種もみじ3号
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ニンニク(嘉定)
250621095142859タマネギは例年病原菌によるべと病に悩まされます。今年はしっかり生育し茎が倒れたのを見計らって収穫できました。
JAの農業情報に従って、「プロポーズ水和剤」を水に溶かして、展着剤を加えて2回消毒したのが奏功したのかも。
収穫後はどちらも風通しの良いところに吊るして保存します。

 

 

 

 

 

2025年5月30日 (金)

2025 落花生の定植

30373一昨年から再開した落花生栽培です。1年目はさんざんな結果で、2年目はまずまずでした。
落花生はカタカナでなく漢字で書くほうがしっくりきます。花が咲いた後に子房柄が下に伸びて地中に潜って実になるからです。
10年以上前に作ったものの、収穫した莢を洗って乾かして、焙烙で煎って食べる手間に降参して止めました。

ところが、収穫した落花生を洗うだけで、湯がいて食べる「塩茹で落花生」を教えてもらってから嵌りました。
ビールのお供に最高!関東では千葉県や神奈川県産が、「茹で落花生」用として生で売られていると聞きます。

その落花生の定植が終わりました。昨年の5割増し2本立ちを24株です。芽出しは種豆を一晩水につけたほうが順調でした。今年の春が寒かったので、苗物の生育が遅かったそうです。来年から5月中旬に苗作りを始めます。
品種は「千葉半立」、香ばしく甘みのある濃厚な味わいで、「煎り」のほか「茹で」も楽しめます。

伊佐屋菜園(A)は河川の堆積土で、土が細かく砂交じりなので栽培に向いています。収穫は秋、ビール好きにはたまらない「塩茹で落花生」が楽しみです。

昨年の苗づくりの様子は 「落花生栽培に再チャレンジⅠ ← クリックしてご覧ください。画面上部左端の(  )で元の記事に戻ります。






2025年5月15日 (木)

2025 さなぼり

250517080918611 「さなぼり」とは、田植えの終了の意味で使われます。「さなぶり」と呼ぶ地域もあります。嫁さんの実家岡山県では「シロミテ」と呼ぶそうです。「代が満てる」の表現でしょうが、わかりやすいですね。
我が家は6aの狭い田んぼですが、娘二人の家族も入れた消費を賄っています。
コメの値段が5㎏で4,000円超と2倍近くになったので、値打ちが出てきました。玄米で保管し、リクエストの都度15㎏を精米して送ります。ということは12,000円です。

肥料が5割程度値上がりしたのと、燃料の高騰などで作業料も上がっています。
耕耘・代搔き・田植え・稲刈りの機械仕事はご近所のSさんにお任せして、肥料と水管理だけが私の仕事です。家の側で変形している田んぼなので、田植えや稲刈りが手間どって申し訳ない気がします。
お詫びというか手間賃に、田植えと稲刈りの都度よく冷えたロング缶6本とおつまみをお渡しします。

4か月後の9月中旬には「伊佐屋の稲刈り」が始まり、最短で翌日には新米が食べられます。

 

 

 

2025年5月12日 (月)

2025 伊佐屋菜園(初夏編)Ⅱ

ビニールトンネルの中で、ゴーヤ・カボチャ・ズッキーニ・ラッカセイ・バジル・リーフレタスの苗づくりをしています。
空いている場所も苗ができるとほとんど埋まります。
伊佐屋菜園では少量多品種を旨とし、作らないのはソラマメとゴボウ
くらいなものです。

晩生のタマネギ(早生は収穫済み) & キャベツ
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イチゴ & 青ネギ
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エンドウ(3種) & ニンニク
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小玉スイカ・プリンスメロン & 夏野菜(トマ・トナス・ピーマン・オクラ)
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ジャガイモ(2㎏+2㎏) & サトイモ(30個)
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インゲン & スイートコーン
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大ショウガ & キュウリ
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ご覧のようにマルチを適宜使用したのが奏功しています。また暇があれば草取りに励んだおかげで、ほとんど草が目立ちません。ともかく小さいうちに抜いてしまいます。
周りの畑は、タンポポ・ノゲシ・イヌガラシ・ナズナ・ハキダメギクがはびこっています。それらの種が空を飛んでやってきます。

トラクターで耕すと一時的に草がないように見えます。広い場所なのでやむをえないでしょうが、草の種をばらまいているようなもので、後で苦労することになります。
大きくさせない」「花を咲かせない」「実をつけさせない」ことが大切です。






2025年5月11日 (日)

2025 伊佐屋菜園(初夏編)Ⅰ

年越し野菜の代表選手であるタマネギの早生種「ソニック」の収穫を終えました。赤タマネギ50本と貯蔵性の良い晩生の「モミジ3号」はもう少し後になります。近年べと病になるものが多く、吊って保存中に腐って落ちることが多くなりました。JAお勧めの薬剤を2度散布したところ、青々として太い茎のタマネギになりました。また董立ちしたタマネギもどの畑にも見られません。寒かったシーズンが影響したのでしょうか?

伊佐屋菜園A全景
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西半分 & 東半分
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同じ年越し野菜であるエンドウ3種も収穫が始まり、イチゴも間もなく始まります。
3月末に植えたジャガイモが、大きくなって蕾をつけています。

GW明けに植えた夏冬野菜の苗が活着を終え、これから暑くなると成長を始めます。
夏野菜のほとんどが支柱が必要なので、作る側は大忙しです。





2025年3月31日 (月)

2025 伊佐屋菜園早春編

彼岸を過ぎると暖かくなるはずが、「彼岸寒波」に続き、「年度末寒波」で寒い日が続いています。
30日は雪がちらつき、神鍋高原はうっすら積もりました。麓から見ると山はまだまだ白く輝いています。

   伊佐屋菜園(A)全景(クリックで拡大します)
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エンドウ & タマネギ
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マルチをかけたイチゴ & マルチ栽培のジャガイモ

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ニンニク & ニラ

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薹を食べるノラボウナ
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トンネル育苗
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ジャガイモは、男爵系のキタアカリとメークインをそれぞれ2㎏、カットしてマルチシートを張った畝の74穴に植えています。
昨年から始めたマルチ栽培は、成長の促進、追肥が不要、収穫が簡単など効果があります。 マイブログ 初のマルチ栽培が成功 ← クリック
(上部左端の戻るボタン(←)で、元の記事に戻ります)

トンネルで苗づくりは、スイートコーン・エダマメ・インゲン・リーフレタスです。
通常の直播より半月早く成長します。畑の用意ができていない早春時期に便利です。
一緒にサトイモを浅植えして芽出しを早めます。

 

   

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