家庭菜園・農業・食べ物

2023年1月 5日 (木)

伊佐屋菜園付近の事故

5日の朝は小雪が舞い数センチの積雪が見られました。
起きようとした7時前救急車のサイレンが聞こえ、自宅近くで鳴り止んだのを不思議に思い雨戸を開けたところ、パトカーやレスキュー車が止まっています。場所は上郷橋を西に下った伊佐屋菜園付近です。

レスキュー車出動 & ドクターカーも待機
P1050004 P1050009_20230106162301

法面で止まる & 近くの伊佐屋菜園
P1050020P1050019
雪がシャーベット状になっていたのと上郷橋から国道までの道がカーブしているのでスリップして曲がりきれずに落ちたのでしょう。
落ちたところが補強されている法面で、ビニールハウスのパイプ手前でとまっていました。
ガラスが割れ落ちたフロント部分から脱出したと思われる運転手さんは、怪我はされていても大事ではないようで安心しました。
落ちた衝撃で後のドアが開いて荷物が散乱しています。

ここは3年前にも車が飛び込んだ形跡が残っていました。
2019年 伊佐屋菜園受難」← クリックしてご覧ください<画面上左端の「←」ボタンでもとの記事に戻ります>

その時と違って今回は直下のTNさんやBさん、伊佐屋菜園や作物に被害はありませんでした。
出勤途中の事故でしょうが、地元に住んで慣れているようでも事故が起きます。
小雪でも朝は条件によってスリップして怖い思いをします。
雪道の運転は一層の慎重さが求められます。

 

 




 

2022年12月27日 (火)

畑の雑草(オヒシバ編)

秋から冬にかけて畑に広がり、根を張る厄介者がオヒシバです。
日向を好む芝であり、メヒシバに比べて逞しいことから「雄日芝」と名づけられます。
伊佐屋菜園にはこれがはびこって苦戦中です。
Dsc_0009_20221228093601  Dsc_0011_20221228093601
Dsc_0014_20221228093601   + Dsc_0013_20221228093601
除草鎌を使って掘り起こして、法面にまで持って行って捨てます。
繁殖はたくさんの種を風で飛ばし、種は春まで休眠して暖かくなると成長するといいます。
対策はできる限り取り除き、夏冬野菜を収穫した後のマルチをそのままにしておきます。
前回紹介した隣接農園の「ハキダメギク」は雪に遭い枯れてしまい、ダイコンがやっと目立つようになりました。
実は死んだふりをしているだけで、春に耕耘すると種が一気に広がります。

他にタンポポやアザミなどロゼット形(地面にが広がって立ち上がっていない )で、冬を過ごす野草があります。
地表に葉を広げ風から身を守り、太陽の光を全面に受け、温められた地面の熱も利用し、空間を確保して春に花を咲かせるのです。
畑のほか空き地や野や山のどこにでも見られます。厳しい冬を越す植物の知恵ですね。



  

 

2022年12月14日 (水)

畑の雑草(ハキダメギク編)

雑草という植物などない。名がないなら、つけてあげればいい 」高名な植物学者の言葉とされています。
我が家を始め近くの菜園には、いわゆる雑草が住み?ついています。
春・夏・秋・そして冬に繁殖するものがあり、人が必要とする作物の成長を妨げます。
秋から冬にかけて府市場土手外菜園にはびこっているのが、ハキダメギクです。
この可哀想な名の由来は マイブログ記事 → 『連続テレビ小説・「らんまん」』
<クリックしてご覧ください。 (開いた画面の上左端の「←」ボタンでもとの記事に戻ります)>



土手外のハキダメギク & 幼花
Pc070657  Pc070655

組合のダイコン畑とハキダメギクの競演
Pc070668 Pc070667
取り入れが終わると、トラクターですき込むので、その時は目立ちませんが、成長する時期になるとさらに増えて広がります。
除草が追いつかず放置した結果、秋に花が咲き実を付け、種が落ち広がるのです。
手をかけられないのは耕作者の減少と高齢化の結果、省力化?が進んでいるからです。
隣接する伊佐屋菜園は頑固な耕作主が、ハキダメギクを水際ならぬ畝際でガードしているので、全くといってよいほどありません。

当地の畑や空き地で目立つのは・・・

(冬・春)ハコベ・ナズナ・オオイヌノフグリ・ホトケノザ・ノゲシ・スギナ
(夏・秋)スベリヒユ・メヒシバ・イヌビエ・カヤツリグサ・ヒメジオン・コニシキソウ
(秋・冬)ハキダメギク・オヒシバ・タンポポ・ハコベ

 

 

 

    

 

 

  

2022年12月 9日 (金)

エンドウ発芽の不思議

2022秋仕舞い」として、タマネギ定植のあと莢エンドウ、実エンドウ、スナックエンドウの3種を播きました。
約1ヶ月経って芽出しを確認すると、莢エンドウはバッチリ、実エンドウもOK、スナックとなるとまったくといってよいほど芽が出ません。スナップエンドウともいい、アメリカ原産の比較的新しい品種で、豆が熟してもさやが固くならず甘さもあるので、さやごとそのまま食べます。
どれも1箇所に4~5粒播いて、春に2本にします。

莢エンドウ & 実エンドウ
Pc070660  Pc070662

スナックエンドウ & 育苗ポットのスナックエンドウ
Pc070661 Pc070669

前年収穫した種
Dsc_0011_20221209091201すべて条件は同じでも、それぞれの特性によると思われます。
豆類の発芽時の水分過多は、芽が出にくいことから、播種前にたっぷり水をやって、その後散水はしなくとも地面にひびが入り徐々に顔を出すはずです。播種後の何回かの雨で、スナックだけはひびがそのまま閉じて、種は腐ってしまいます。

毎年同じ過ちを繰り返しているので、別に軒先で育苗ポットに植えて育てて移植することにしています。
豆類は枝豆を除いて、小豆、七夕豆、黒豆など種は買わずに前年のものを利用します。エンドウも今年はスナックだけ購入しました。




  

 

2022年11月15日 (火)

2022 収穫の秋(豆類)

Dsc_0074 アズキを始め豆類が熟してきて収穫期を迎え、早生の黒豆(黒鶴)も収穫できました。
大事な作業は、乾燥させて莢から実を取り出すことです。
しっかり乾燥すると、莢が半分開いて簡単に豆が出てくるので、それを選り分けて追乾燥させて出来上がりです。
出来上がるには5~7日かかります。比較的晴天が多い11月半ばまでが適期です。

写真の手前から種用の七夕豆(まだまで畑で熟すのを待っているものがある)、真ん中が第2次収穫のアズキ、黒鶴の順です。
面白いのが黒豆が陽を受けて乾燥すると「パチン」と音を立てて自分で飛び出すことです。昼の「アズキ干し」、夜の「アズキ選り」は暇な爺婆の仕事です。

 

 

 

 

 

     

 

2022年11月11日 (金)

2022 秋仕舞い

11月も半ばとなると、タマネギの苗を移植します。
自家で種から苗を育てる農家と育った苗を購入する農家と二通りあります。
我が家は量が少ないので後者、赤タマネギを入れて260本で、中晩生の「ネオアース」が8割を占めます。

もう一仕事は、エンドウの種まきです。サヤエンドウ、スナックエンドウ、実エンドウの3種を並べても、受粉の仕組み上交雑しにくいといいます。本格的な雪が降る前に、芽だしして雪の下で冬を越させます。
雪が溶けた早春に追肥して支柱を立てたり網を張ると蔓がどんどん伸びて、6月にはサヤ・スナック・実エンドウの順に食べられるようになります。

タマネギの移植 & エンドウの種まき
Dsc_0064  Dsc_0060
これで種まきや苗植の作業がすべて終わり、残るは秋冬野菜の収穫と草取りや片付け仕事です。過去3年続いた「別荘暮らし」の予定がないので、来年に向けて草対策を行ないます。

   伊佐屋菜園(A)の全景
 Dsc_0068


 

 

 

2022年10月17日 (月)

2022 伊佐屋菜園(B)秋本番

別の場所に菜園(B)があり、石が多いのとさほど肥沃でもないので、栽培時期の長いサツマイモ・サトイモなど根野菜と黒豆の在来種黒鶴が中心です。

サツマイモの収穫跡 & 左:黒豆・右:サトイモ
Pa160176 Pa160177 

同一作物を同じ場所で作ると「連作障害」が気になりますが、気にならないのがヒルガオ科のサツマイモ・クウシンサイ、イネ科のトウモロコシ、ウリ科のカボチャ・ズッキーニです。連作に弱い黒鶴とサトイモは場所を変えています。
ただ、昨年芋類を栽培して、今年黒豆を植えた畝では、連作障害(立ち枯れ病)が3割程度発生しました。
一年空けたくらいではダメでした。(反省)

 

 

  

2022年10月16日 (日)

2022 伊佐屋菜園(A)秋本番

10月も半ば、高山の山頂付近の紅葉も目につくようになりました。
ちょうど秋祭りの季節で、夏日なみの気温のもとで、ダンジリや神輿の巡行も行なわれたと聞きます。
伊佐屋菜園も秋本番を迎え、サツマイモや豆類など秋野菜の収穫と同時に、冬野菜の手入れと来年春収穫のイチゴやニンニクの植え付け、タマネギの移植とエンドウの種まきが続きます。

         伊佐屋菜園(A)の全景
     Pa1601801
Pa160187_20221017085801Pa160188_20221017085801

定植が終わったイチゴ苗 & 九条ネギ
Pa160189 Pa160191

タカナ & ブロッコリー
Pa170227    Pa160196_20221017090201

ダイコン & キャベツ・ロマネスコ(カリフラワー)
Pa160212  Pa160197

セロリ & ニラ
Pa170223  Pa170222

ショウガ & ミズナ・サニーレタス・サンチュ(自家苗)
Pa160205  Pa170220

ハクサイ & 岩津ネギ
Pa160202  Pa160207

ニンジン & カブ
Pa160208  Pa160209

シュンギク & ホウレンソウ
Pa160210  Pa170221

収穫間近のアズキ
Pa160213  Pa160215

七夕豆(収穫をほぼ終え、種取りへ)
Pa160216Pa160217

ニンニク(嘉定・六片・ホワイト) & タマネギの植床(7穴×38列)

Pa160204  Pa160203

ラッキョウ & 春にトウを食べるアスパラ菜
Pa160206  Pa170224
ご覧のように「少量多品種」の典型的な家庭菜園です。
なにより3年続いた「別荘行き」がなかったので、毎日のように草取りに精を出しました。
約100坪(3畝)の畑で、こんなに手間暇かけたところはまずないでしょう。趣味の世界です。 
(^o^)//""" パチパチ



 

2022年10月 4日 (火)

2022 七夕豆の収穫期

7月20日過ぎに播いたものの発芽が悪く、ポットに変更、育苗して移植しました。
聞くとあちこちの栽培者も、2割程度や半分しか生えなかっので、8月始めにまき直したとの報告でした。播種時期の7月20日頃から月末までの猛暑が関係しているかも知れません。
(種に余裕があれば、ポット育苗というバックアップが必要かも)

彼岸を過ぎて花が咲き始めて、10月に入って莢が肥大してきました。
幸いなことに、2度の台風も直接被害を受けませんでした。
Dsc_0028_20221006083701 Dsc_0029_20221006083701
若莢を収穫して、湯がいてショウガ醤油、卵とじ、天ぷらで食るのが一般的です。
ご近所にお裾分けしていて、「美味しいので、作るから種をください」との依頼もチラホラ。
伝統野菜の輪が広がるのは楽しいものです。

 

 

 

    

2022年9月 4日 (日)

2022 伊佐菜園 秋冬野菜の準備

厳しい夏と涼しい秋のせめぎ合いの中で、秋彼岸に向けて秋冬野菜の準備が始まります。
夏野菜の片付けがほぼ終わり、僅かにピーマン、シシトウ、ナス、第2次キュウリが頑張っています。
高い気温と雨による水分補強が雑草「スベリヒユ・メヒシバ、オヒシバ、カヤツリグサ、ノゲシ達」を大きく育てます。
盆を過ぎて涼しくなった朝夕に頑張って畑の草取りをほぼ終えました。

伊佐屋菜園(A): 野菜各種

P9040002_20220904104701P9040003

アズキ & 七夕豆
P9040010_20220904105101  P9040009

ナス・キュウリ & ピーマン・シシトウ
P9040007P9040011_20220904105401

伊佐屋菜園(B): 黒豆・サツマイモ・サトイモがメイン
P9040013 P9040014

苗作り: ハクサイ・タカナ・レタス類・ロマネスコ & イチゴ
Dsc_0026_20220905082201   P9040008
これから彼岸に向けて、育った苗を定植したり、ダイコン・カブ・ホウレンソウ・キクナなど秋冬野菜の種まきを行ないます。

  

より以前の記事一覧

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

神鍋山野草を愛でる会

お気に入り

伊佐屋三木のblog

  • 伊佐屋三木のblog
    2007年4月から2015年5月まで8年間の記録です。 「サイト内検索」にキーワードを入れて検索すると過去記事が見られます。

九条の会

  • 九条の会
    日本が誇る憲法第九条をまもり、平和な世の中を築くため行動します