環境・まちづくり

2024年7月17日 (水)

2024 コウノトリ山本巣塔 巣立ち終了

7月6日頃に3羽のうち2羽が巣立ちし、1羽は巣塔に残ったままでした。
最後の1羽は伏せていたり、巣塔の上を動き回ったり飛ぶ練習をしていることもありました。
17日に確認すると巣は空っぽ、最後まで残った「J0787」がとうとう巣立ったのでしょうか?
2羽に遅れること10日、ここまで差がでるのはちょっと珍しいケースかな。

残る1羽(7月6日) & 田圃の中の山本巣塔
P7100002  P7170005

空き家になった山本巣塔(7月17日)
P7170009 P7170011
近くの府市場の田圃で幼鳥2羽が餌を採っていて、母鳥が一緒にいることもあります。これから「山本3兄弟」が一緒にいる光景が見られるでしょう。

いままでほとんどの田圃は水を絶つ「中干し」をして、根を伸ばし広げる段階でした、これから出穂→穂孕み時期となるので湛水状態が必要です。どちらにしても国府平野には餌が豊富な状態が続きます。

 

 

 

2024年7月 6日 (土)

2024 コウノトリ山本巣塔 ヒナの巣立ち

3羽のヒナが順調に成長していて、7月に入り巣立ちの時期となりました。
気づきませんでしたが、高所作業車を使ってヒナを収容し足環装着がなされたでしょう。
ヒナ番号はJ0786、J0787、J0788に決まったそうです。

巣塔に3羽(6月29日) & 伏せているのは1羽?(7月6日)
P6290003 P7060009
先に巣立ったのがJ0788とされていて、府市場の田圃で母鳥と一緒に餌をあさっています。
山本巣塔には1羽が伏せているのが確認出来ました。

自動撮影中の調査カメラ
P7060012 山本巣塔には、コウノトリ市民レンジャーの観測場所に、定点カメラが2機設置してありました。

市民レンジャーさんの目撃情報を補完する意味で、定点カメラの設置が考えられたのでしょう。


 

 

 

 

 

 

      

2024年6月18日 (火)

2024 コウノトリ山本巣塔 ヒナの成長 Ⅱ

久しぶりに山本巣塔に立ち寄ると、巣の上が白と黒で賑やかです。
2羽かもと思っていましたが、しっかり3羽が育っていました。
P6180001 P6180006

「5月10日頃に孵化が確認されたので、およそ2ヶ月後の7月中旬には巣立つことでしょう。

 

 

    

2024年5月27日 (月)

2024 コウノトリ山本巣塔 ヒナの成長 Ⅰ

3羽いるかもしれませんが、2羽のヒナが順調に育っている様子が、望遠鏡で確認出来ます。
性別確認などはいずれ時期を見て行なわれるでしょう。
孵化が確認できたのが5月10日頃だったので、巣立ちは2ヶ月後の7月中頃となるでしょう。
昨年のようなトラブルがなく、元気で巣立ってもらいたいものです。
P5270010 P5270005

コウノトリの巣立ちまでの様子がわかります。 ↓ クリックで拡大します。 

    4_20240528081901

「とよおか生きもの歳時記 コウノトリの巣立ち」(広報とよおか 2024年6月号より)

 

 

      

2024年5月13日 (月)

2024 コウノトリ山本巣塔 ヒナ誕生 Ⅱ

辛抱強く観察しているとついにヒナが見えました。
写真で確認出来たのは2羽でした。「コウノトリ市民レンジャー」さんの報告と同じです。

母親におねだり & 代掻きが終わった周囲の水田
P5130007P5130011
昨年は、カラスや別のコウノトリとの争いでメスが傷つき、ヒナ3羽をコウノトリ郷公園へ収容することになりました。

2023 コウノトリ山本巣塔 ヒナの救護 ← クリックして記事を確認してください

今年は順調に育ってほしいものです。

 

 

 

 

    

2024年5月11日 (土)

2024 コウノトリ山本巣塔 ヒナ誕生 Ⅰ

鳥類は交尾→産卵→抱卵→孵化と進むのでしょうが、「ヒナ誕生」としました。
お待たせしました。山本巣塔の J0011とJ0399の間に2年ぶりのヒナ誕生です。

代掻きが終わった田 
P5120112 P5120118

子供を気遣う素振り & 直ぐに座り込む
P5120108  P5120117

ヒナ誕生の確認は、「コウノトリ市民レンジャー」さんの報告で確認しました。
じっくり待って2羽のヒナに餌遣りの瞬間を撮られています。
無断借用もできないので、伊佐屋レンジャーのヒナ確認の写真はしばらくお待ちください。

 

 

 

 




 

2024年4月 3日 (水)

2024 コウノトリ山本巣塔 抱卵

いろいろ気を揉ませました。どうやら数日前からどちらかが伏せているのが見かけられます。
一方、足環から見て近くの湛水田圃で餌取りしてるのがメスです。

抱卵中のオス & 餌採り中のメス
P4030012 P4030016

コウノトリの産卵孵化の様子がよくわかります。 ↓ クリックで拡大します。

   Photo_20240403163201

豊岡市広報4月号(NPO法人コウノトリ市民研究所 高橋信 氏)

  

 

 

 

2024年3月 8日 (金)

2024 山本巣塔 抱卵せず

3月3日付けで抱卵開始か?と記事にした山本巣塔の夫婦ですが、その後巣塔を空けたり立ったりしているので抱卵していません。

巣塔に立っているのは雄
P3080006 P3080005
昨年の抱卵開始は9日でした。
つがいは「J0011」と「J0399」で間違いないので、どちらかが巣塔内で伏せる行動を起こすと抱卵開始となります。

 

2024年3月 3日 (日)

2024 山本巣塔 抱卵開始か?

3月に入って繁殖行動が盛んになる時期です。巣塔の2羽は巣を空けたり、居ても立ったままの状態でした。
3日になって2羽が揃い、交尾行動らしき様子があり、その後1羽が巣に伏せました。
山本巣塔で初めて巣に座り込むのが見られました。

交尾か?
P3030022
「コウノトリは連日にわたって相当な回数で交尾するので、どの交尾で受精したかも知ることはできない」(コウノトリの郷公園記録)

座っているのが雌

P3030045

雄が飛び立って 
P3030061

動かない雌
P3030058_20240304082701

雌にお土産
P3030062
 
立ったり巣を空けたりせず、ずっと座っているなら間違いないでしょう。
昨年は産卵推定が3月9日頃でした。昨年のようなトラブル(ヒナの救護)がなく順調なら、抱卵→孵化→子育て→巣立ちへと進むでしょう。





2024年2月13日 (火)

2024 コウノトリ  番外編

マイプロフィール写真
1_20240213084401 もう一つのコウノトリネタです。
私がLINEで使っているプロフィール写真は、山本巣塔のコウノトリです。仲よさそうに2羽が写っていても、実は先妻と後妻(ひょっとして前夫)が争う壮絶な写真なのです。
一昨年に新聞やテレビで報道された大事件『コウノトリ、初の「破局」と「再婚」』、「一生添い遂げるはずが・・・」が有名になりました。

私が撮影した動画「2022 コウノトリ山本巣塔 空中戦 ← クリックしてご覧ください。

神戸新聞記事2022年5月6日  クリックすると記事がダウンロードできます
ダウンロード - e7a59ee688b8e696b0e8819ee8a898e4ba8b.pdf

今日の夫婦
P2130019 10日の記事で、「足環をつけている右が雌、左でつけていないのが雄ですね。立っているのは左足、「黒・緑・緑」と見えます。先妻か後妻かは右脚を見ないと判定できません。」と書きました。 
今日確認すると、左に立つのは足環がないオス、右の雌の右脚は「青・黒・なし」です。
ということは、先妻の「J0399」に間違いありません。

昨年この巣塔でヒナを孵化させたのは後妻の「J0024」でした。なぜかカラスや他のコウノトリとのバトルが続いていました。5月1日に「J0024」が怪我で郷公園に収容されたとの報告もありました。雄の「J0011」だけでは子育てができないとして、3羽のヒナが収容されたのです。
コウノトリのヒナが放鳥」 ← クリックしてご覧ください。

ウーン! 執念で先妻が雄と巣塔を取り戻したようです。 ご立派!!!










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