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但馬山友会

2017年9月 5日 (火)

2017 但馬山友会 大比叡~京都縦走

≪世界遺産・比叡山延暦寺から歴史の道を京都へ下る≫

比叡山は過去何度か候補に挙がりながら実現できなかった山でしたが、今回豊岡市出身のNさんに案内して頂いて、42名全員が無事縦走を果たしました

京都の鬼門を守る霊峰・比叡山の表参道から登り、最高峰大比叡(848m)を経由し京都きらら坂まで下ります。
日本の歴史に数々登場する地名も多く、琵琶湖や京都市内の展望も楽しみです。

日吉神社鳥居前からスタート      ガイド役のKさんに続きます
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急登の表参道                   琵琶湖を望む(琵琶湖大橋)
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急登の道も時折通り抜ける涼しい風に癒されながら、昼食場所一隅会館に12時過ぎに到着しました。
残念ながら、本堂にあたる根本中堂は平成の大修理中で、外からのお参りにとどめました。  

比叡山根本中堂                 42+1人の集合写真
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奧に山頂 大比叡(848m)            阿弥陀堂 P9030629 P9030632_3

最後の登り                    大比叡 一等三角点にタッチP9030636 P9030637

最高点の大比叡は展望もなく、グループがとどまるのがやっとの広さですが、「三百名山」にも挙げられていて、他の登山客も交代で記念写真を撮っていました。

比叡山遊園地の広場から大津や京都の町並み、大阪と奈良の県境生駒の山並みも見渡せます。

琵琶湖岸大津の町並み             比良山系 中央に蓬莱山P9030645 P9030647
下りは京都一周トレイルをたどると各所のビュースポットで絶景が楽しめます。

京都市北部                    絶景に見とれるP9030652 P9030660_2
   
京都市南部                   あべのハルカスが見えた!   

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下山場所 修学院                雲母(きらら)坂登山口P9030668_2 P9030672

比叡のお山を振り返る
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曇りときどき晴れのお天気で、林間の道を強い日差しにさらされることもなく、時折吹く涼しい秋の風に一息つきながらの楽しい山行でした。
受付一日でほぼ満員となる人気の山でもあり、皆さん「念願の比叡縦走が出来た」と喜んでもらいました。 

同郷のよしみでガイド役を快く引き受けて頂いたNさん、何度も足を運んでいただき、詳しいルート調査を基にほどよいペースで案内して頂きました。
要所要所の説明で、平安・鎌倉から近世・近代へと続く比叡山と京都の深い関係と歴史に思いを馳せながら、絶景を楽しむことができました

次会例会は9月24日、播磨富士と呼ばれる姫路市夢前町の明神山(668m)。
但馬の山では経験できない岩場や岩の尾根歩き 、クサリ場・ロープが経験できそうです。

 

2017年8月24日 (木)

2017 遠征登山 谷川岳 反省会

7月28日(金)~30日(日)にかけて行われた「但馬山友会遠征登山 谷川岳」の反省会が行われ、平日夜にもかかわらず、参加者の8割の35名が参加しました。
 
開会前に写真データを動画風に編集したDVDの映写が行われました。
当日雨のため防水カメラを持っているMoさんと伊佐屋が撮影、山友会花博士のNiさんの監修、伊佐屋が新旧2台のパソコンを駆使?して作成しました。
ソフトは「windows movie maker」で中味を、「簡単デザイン工房」でDVD表面を作成、どちらもフリーソフト、無料でダウンロードできます。
 
elegant君とlovelyちゃんが奮闘      楚々と咲くシモツケソウが主人公
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DVDは山旅編9分、花旅編5分の2部構成で作成されています。
山旅編では滅多に経験できない雨中登山の思い出をあらたにしました。
花旅編では、厳しい気象条件ゆえに「高山植物の宝庫」と言われる谷川岳です。
紹介した花だけで52種、皮肉にも我々を苦しめた雨が高山植物を引き立てていました。
 
会長の挨拶に「山には四つの楽しみがあります。山頂を踏むこと、山や周りの景色を楽しむこと、花や森・鳥など生き物と親しむこと、最後は仲間と親しむことです。
今回雨のため景色は望めませんでしたが、他の三つをしっかり楽しむことができ、互いを思いやる素晴らしいチーム登山でした」の言葉がありました。
会食では班ごとにまとまり、谷川岳の思い出に話が弾みました。
 
Miリーダーの発声で乾杯           全員が感想・意見を述べました
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32回を数える遠征登山ですが、今回夜行バスをやめ、前日に出発し宿泊、翌日登山としたり、難易度で2コースに分けることもためされました。
体力の低下によるリスクが増えることと、自力開催による役員の負担も軽視できなくなりました。
開催時期や方法、体力に見合った山選びなど見直す時期に来ていると思われます。
 
 

2017年8月20日 (日)

2017 但馬山友会 郷路岳

8月11日が「山の日」に制定され、昨年は地元の山に感謝の気持ちを込めて、来日岳登山道の石仏を修理しました。

今年敢えて「山の日」を外したのは、二つの理由からです。
まず盆前の11日は墓掃除や親戚家族を迎える準備に大変忙しい時期であること。
そして8月中旬という時期は、飛騨や信州・北陸などの高山ならいざ知らず、全国一の気温を記録することもある但馬近隣は登山に適さないこともあります。
 
とはいうものの、「お盆が明け一段落した時期、比較的低山で無理のないところ」として、豊岡市但東町「郷路岳620m」が年間計画で選ばれました。
但馬山友会で登ったことがない数少ない但馬の山であり、以前から気になっていた山でした。
ハガキには<但馬の中央、風格ある山容>として、「なだらかな自然林の主尾根をあるく。山頂付近から丹後や丹波の海や山が展望できる」と案内されています。
 
郷路岳                                          登山口                      
Photo P8200445
 
             自然林の主尾根を登る
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この山近くを林道郷路線が走っていて、簡単に山頂を踏むことができますが、主尾根や山頂は「兵庫の森林浴50選」に指定され、豊かな自然が残っています。
今回は林道を使わず、意外と知られていない郷路岳の魅力が感じられるルートでした。
 
シロオニタケ                    林道と展望所を横に見て林間を進む
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もうすぐ山頂                    設置された看板と三角点
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福知山方向 三岳(みたけ)         東・西床尾山左奥にかすむ粟鹿山
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木陰でランチタイム                 集合写真横断幕
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8月に入って雨の降らない日がないくらい不安定なお天気が続いていましたが、この日は晴れで33度を超える暑さがぶり返しました。
参加は42名、汗だくになりながら久しぶりの山歩きを楽しみました。
 
林道横の防災無線広場で展望を楽しむ    京丹後の依遅ヶ尾山・金剛童子山
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東に大江山連峰                  北北西方向:高竜寺ヶ岳
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林道整備がなされたことで、本来の登山道が埋もれてしまった感じの郷路岳ですが、リーダー・サブリーダーの皆さんが標識整備、目印テープの設置など何度も足を運んで頂きました。
このご苦労が今後に役立ってくれることでしょう。
 
ガイドブックに載っていても地元に大事にされない山は、いずれ道を失い消えてしまいます。
これを機に持続的な整備を続けて頂き、多くの登山者が利用されることを期待します。
これは地元栗尾の皆さんだけでなく、但馬山友会の課題でもあるでしょう。
 
琵琶湖から比叡山を望む
Photo_9 次回例会は9月3日(日)バス利用で「大比叡(848m)縦走登山」です。
大津坂本から比叡山の表参道を登り、最高峰大比叡を経由して、京都きらら坂まで下ります。
豊岡市出身の中島金一郎さんにボランティアガイドをお願いしていて、琵琶湖や京都市内の展望も楽しみです。
バス定席45名を超え、補助席まで使うことになりそうです。
下見で雨に遭ったので厄払い済み、よいお天気になりますように・・・・。
 
 

2017年8月 3日 (木)

但馬山友会 遠征登山 Ⅲ 谷川岳の花たち

「花の百名山」の作者田中澄江さんのことばです。
 
高山植物が何故平地の花より美しいか。地味の痩せた岩礫地帯に、風雪をしのいで精一杯に咲くからだと聞いた。どうぞ、それらの花を見たかったら、 せっせと汗をながしてそれらの花の咲いているところまで登っていって会ってほしい
 
日本海側と太平洋側の気候の境にあって、冬は豪雪と季節風の影響を強く受けます。
また季節のよいときでも、すぐ雲が湧いてきて晴天が長続きしないといいます。
雨の中しっとり濡れた谷川岳の花々が私たちを迎えてくれました。
(写真はMさんと私の2人が担当しました。花の名は取りあえずわかるものは入れておきます。間違いもあるかも知れませんが徐々に完成度を上げます)
 
ヨツバヒヨドリ                    クガイソウ
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エンレイソウ(実)                  ミヤマシノブ                    
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ミヤマセンキュウ                 ジョウシュウオニアザミ
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エゾアジサイ                   ヤグルマソウ
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アカモノ                      オオバギボウシ
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ヒロハユキザサ(実)              シモツケソウ
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ヒメシャジン                    ミネウスユキソウ
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カラマツソウ                  ジョウシュウキオン
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イワスゲ                      ミヤマホツツジ
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コメツツジ                                              オオバツツジ 
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ギンリョウソウ                   ミヤマシシウド
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クルマユリ                     ミネカエデ
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                      ウラジロナナカマド
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クロヅル                      ヤマハハコ
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ハクサンボウフウ                 ミヤマアキノキリンソウ
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ニッコウキスゲ                  コイワカガミ
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ミヤマキンポウゲ                 ウサギギク
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トマの耳からオキの耳を結ぶ稜線は高山植物が多く、ハクサンフウロやミネウスユキソウ
が出迎えてくれました。
 
エゾシオガマ                   ミネウスユキソウ
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ハクサンフウロ                  ヤマブキショウマ
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イワオトギリ                   オンタデ
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                      タカネコンギク
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コバイケイソウ                  タテヤマウツボグサ
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オニシオガマ                ノリウツギ
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花を撮る写真家は、霧吹きスプレーでしっとり感を出す人もいると聞きます。
雨のおかげで、そのままの写真が撮れました。
 
肩の小屋でHさんが記念Tシャツを購入し、翌日身につけていました。
背中には「魔の山なんて 誰が言う 味わい深し 谷川岳」と書かれています。
 
これで「但馬山友会 遠征登山 谷川岳レポート」 を終わります。
 
 

2017年8月 1日 (火)

但馬山友会 遠征登山 谷川岳 Ⅱ

登山日の29日は朝から雨が降り、止むような空模様ではありません。
バスでロープウエイ駅に向かい、7時の始発に乗車しました。

土合口駅                      ロープウエイ乗車
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外は雨                      天神平駅1319m
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44名で記念撮影                 撮影ポイントも無人                
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昨日も雨、今日も朝からの雨で木道や階段は滑りやすく、小股で慎重に登ります。
ぬかるみも覚悟しましたが、岩場が多く思ったほどではありませんでした。
一番人数が多く経験者が少ない4班を先頭にして、Mリーダーが先導しました。
 
登山開始                       厳しい段差の階段
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♪見えぬあたりが♪山頂方向         滑りやすい階段
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熊穴沢避難小屋までが約1時間、これから岩場やクサリ場の厳しい道が続きます。
 
雨が止むとガス                  熊穴沢避難小屋
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来た道、ロープウエイ駅方向          順番待ちのクサリ場
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慎重にクサリ場を登る          束の間の絶景を楽しむ
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五里霧中                      肩の小屋(1912m)到着
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8時前にスタートして約3時間、ほぼ予定通り山頂下の肩の小屋に到着しました。
休憩するまもなく、すぐにトマノ耳とオキノ耳に向かいます。
どちらもさほど時間はかかりません。
「トマ」とは手前、「オキ」とは奧を言うらしく、双耳峰らしく「耳」と名付けています。
 
ニッコウキスゲがお出迎え           トマノ耳(1963m)
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まずはトマノ耳で班ごとの記念撮影、展望はまったくありませんが、山頂を踏むと苦労が報いられたような気がします。
さらに最高峰、オキに耳へ少し一度下って登り返します。
オキノ耳もさらに狭く、班ごとの記念写真となりました。
 
最高峰オキノ耳((1977m)         班ごとに記念写真
1_2 2_2
3 4_3
 
肩の小屋で昼休憩               満員で雨の中の昼食
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昼食後山頂出発が12時50分、下りは滑りやすい上に足腰の疲れがあって慎重さが求められます。
経験が浅く体力に不安がある女性には男性がマンツーマンでサポートするなど、チーム登
山のよいところです。
 
森林限界の下り                 岩場の下り
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見上げると雪田も                 ロープウエイ天神平駅P7290346_2 P7290349_2
先頭4班が天神平駅に着いたのが15時20分、所要時間2時間30分、予定どおりです。
さしものゴアテックスレインウエアも一日降られると、中までびしょ濡れはやむを得ないところです。
今回は日帰り登山なのでこれで済むものの、縦走であれば荷物も多く、カッパ・衣類・靴が濡れると翌日の行動が制限されます。
簡単な着替えをして、バスでこの日の宿泊地水上温泉、水上館に向かいました。
 
頑張った仲間と自分にカンパーイ!
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厳しい条件下で、無事山頂を極めることができました。
気心が知れた山仲間同士のチームワークがなにより頼りでした。
毎年1歳づつ大きくなるのと、常連から比較的経験が浅いメンバーに入れ変わりも進みます。
過渡期を迎え、32回続いた遠征も山やルートの選定、日程などいろいろ検討が必要です。
 
谷川岳は新潟と群馬の県境に位置し、日本海側と太平洋側気候の境目として豪雪や季節風の影響を受けることで知られています。
期待していた360度の大展望は得られませんでしたが、「雨には雨の楽しみ方がある」。
厳しい気象条件ゆえに谷川岳周辺は高山植物の宝庫と言われ、しっとり露を含んだ多くの野草たちが迎えてくれました。
次の記事「谷川岳の花々」で紹介します。
 
 

2017年7月31日 (月)

但馬山友会 遠征登山 谷川岳 Ⅰ

登山日の29日、小雨ながらも雨と霧が終日続く中、事故なく谷川岳山頂を極めることができました。

但馬の教育者東井義雄先生の言葉、「天に向かってブツブツ言うな 雨の日には雨の日の生き方がある」を借りれば、「天に向かってブツブツ言うな 雨の日には雨の日の山の楽しみ方がある」でしょう。

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但馬山友会の年間のメイン行事の一つが遠征登山。

32回の歴史を重ね、昨年は「尾瀬ヶ原・至仏山」、一昨年は「南アルプス鳳凰三山」、その前は「南八ヶ岳の赤岳」と、日本百名山級にチャレンジしてきました。
今回は谷川岳(1977m)、かっては魔の山として有名でしたが、登山道の整備やロープウエイ設置で身近な山になりました。
初めて夜行バス利用でなく、現地宿泊、翌日登山としたり、難易度で2コースに分けたり、過渡期を迎えた試みです。
お金と時間の節約がなにより大切だった時代から、体力に見合った方式への転換も時代の流れです。
 

雨と霧で展望がなかったものの、谷川岳周辺は高山植物の宝庫と言われます。
しっとり濡れた野草が楚々と咲いて楽しませてくれました。

また全員が同じルートをとったことで、賑やかな登山となりました。
濡れて滑りやすい登山道に、班ごとにまとまって仲間を思いやり、時には助け合いながらのチーム登山もよい経験でした。                 

谷川岳をモチーフ 上越線土合駅       462段のモグラ駅

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バス利用のためモグラ駅は利用しませんが、プラットホームから長い階段を上るうちに、登山モードのスイッチが入り、ウオーミングアップにもなるというのは理解できます。
 
バスは満席44人、但馬から近畿豊岡道→舞鶴若狭道→北陸道→関越道を乗り継いで
10時間かけて到着しました。
梅雨明けした関西では比較的安定した天気でしたが、こちらは雨や曇りの予報どおり、新潟と群馬の境、約11km関越トンネルを抜けるとそこは雨でした。
1日目の宿泊は「土合山の家」、土合駅のすぐ側でゆったりとした山小屋風の作りです。
 
土合山の家に到着               窓の外は雨
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まずは前祝いの乾杯             カニとヤマメ・コンニャク刺身のご馳走
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明日の予報も谷川岳は終日雨、役員が集まり登山指導センターの助言も加味して、全員が往復ロープウエイ利用の天神尾根コースと決めました。
 
当初、麓から登る「厳剛コース」を選択したのが28人、外で降りしきる雨音と早めの判断で、不満もなく「天神尾根コース」を登ることが了承されました。
またMリーダーから、ロープウエイ利用の天神尾根ルートを甘く見ないこと、「雨対策を万全に」「リュックの中味はできるだけ軽く」することなど指示がありました。
 
 

2017年7月 9日 (日)

2017 但馬山友会 青倉山

7月例会は9日、ふるさと兵庫100山にも挙げられる青倉山811mです。

案内ハガキには「悠久の歴史を持つ青倉神社。今は車で神社の下まで行くことができますが、今回は多々良木ダムから林道を歩き山頂を目指します。青倉神社にも参拝します。」
 
コースレートは(初級+)となっていて、※熱中症・ヤマビル対策は各自でお願いします。
(+)がついている分通常の初級よりおまけがありそうです。
 
梅雨本番を迎え、福岡県や大分県では豪雨による浸水、土砂崩れで死傷者や不明者が多く出ているのが気になります。
兵庫北部の予報は曇りときどき雨、早朝から参加を鈍らせる弱い雨が降り続いています。
そんな雨にも負けない強い子35人が、関電奧多々良木発電所・エコパークに集まりました。
 
女性リーダーNさんのご挨拶           雨も止み、いざ出発
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参道入り口                
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こちらは周回道路の神社鳥居           まずは目の健康をお参り
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神社横から山の腹を巻くように登山道が続いていて一部急登はあるものの比較的順調に進めるようです。
 
                     林間の急登
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参道に入った頃から「わっ!ヤマビル!」の叫びが聞こえ、足元のズボンやスパッツからにじり上がってきます。
4月の室尾山例会でも経験しましたが、そんな生やさしいものではありません。
 
休憩の度にNリーダーから「ヤマビルチェックをお願いします」と声がかかり、自分やお隣の足元や体をチェックします。
靴下に入り込まれたり、手袋の中・ズボンの中にも侵入される被害も一部出ました。
衣服から入り込むと血を吸うときに痛みを麻痺させる成分と血の凝固を妨げる成分をだすそうで、被害に遭い衣服が真っ赤に染まってやっと気づくことがあります。
 
ヤマビル                     塩漬けの刑を執行
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心強いネーミングの駆除剤          朝来山山頂811m
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ランチタイム                   四季の歌を歌おう
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予想通り山頂はガスっていて、僅かに南方向に笠形山が屹立していました。
今年入会されたKさんの提案で、山頂で「四季の歌」を合唱しました。
春夏秋冬に分かれる歌詞は自然を愛する人そのもので、今でも歌い継がれています。
(私ごとですが45年前、私たち夫婦の結婚祝賀会のテーマソングでした。と言うことは今年がサファイヤ婚?)
 
下りの山道
P7090104_2 登山中は雨がほとんどなく、歴史ある青倉山と青倉神社参道を辿り、当時に思いを馳せる有意義な例会となりました。
ところでお隣の朝来山の南但馬自然学校を利用する生徒は、塩を全員携帯するそうです。
これは被害に遭った駆除用の措置です。
 
予防は、ヤマビル忌避剤が有効といわれ、自分で用意するなら、食塩水または消毒用エタノールをスプレー容器にいれたものが効果があるそうです。
ヤマビルで有名な?進美寺の法印も虫除けスプレーの事前吹きつけも効果があると言っていました。

本格的な被害を経験した今回の教訓として、登山前に忌避スプレーを振っていたのがさほど効果がなく、結局ヤマビルを撃退する駆除剤が有効で、塩をヤマビルに直接振りかけるのがシンプルでした。
 
シカの北上に連れて、これから但馬の山はヤマビル被害がさらに広がるでしょう。
「忌避剤より駆除剤が効果的」だったのが今回の教訓です。
ヤマビル対策は以下のホームページでどうぞ!
 
登山マガジン YAMA HACK のホームページ
「ヤマビル対策をするための20の方法」 ↓
http://yamahack.com/220 

神奈川県の山ヒル対策リーフレット
http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/449904.pdf 
 
 
 

2017年7月 4日 (火)

2017 比叡山から京都縦走 下見編

滋賀県と京都府の境にある比叡山、天台宗の総本山比叡山延暦寺は世界遺産に指定されています。
京都の鬼門である北東の守護と、日本仏教の開祖は叡山で修業をかさね独自の仏教を開いてきましたことから、日本仏教の母山とも言われます。

但馬山友会の9月例会は、大津坂本から日吉大社横の表参道を山頂を目指して登り、根本中堂にお参りしたあと最高峰大比叡(おおびえい)から歴史を感じさせる雲母(きらら)坂を降ります。
2年前に登った愛宕山に続く京都シリーズで、本番は9月3日大型貸し切りバスによる日帰り登山で、コースや時間などの確認のため4人で下見に行ってきました。
 
表参道                        まずは石段の道
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登山道                          急坂を登る
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4人の下見メンバーに加えて、心強いガイドをお願いしました。
豊岡市神美地区出身で、高校・大学の2年後輩「金ちゃん」です。
府職員を退職後、京都市ガイドの勉強をしたバリバリの現役ガイドです。
コースに不案内で頼りない先輩のお願いに、快くガイドを引き受けてくれました。
 
延暦寺会館                     最高峰大比叡(848m)
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予報では昼頃から雨、台風も接近している悪コンディションでしたが、例会や遠征登山などを控えて仕切り直しもできず決行しました。
案の定、根本中堂近くの延暦寺会館に着くころから雨が降り始めました。
 
昼食後改装工事中の根本中堂にお参りし、大比叡に到達すると雨がさらにひどくなり、このまま登山道を雲母坂へ降ることは無理と判断し、やむなく「ケーブルひえい」で八瀬遊園まで下りました。
 
全行程のちょうど半分、琵琶湖や京都市内の景色もまったく見えず、本番のお楽しみとなりました。
幸い「乗りかかった舟」と決めて、本番も金ちゃんがガイドしてくれることになり、下見メンバー一同胸をなで下ろしました。
 
金ちゃんも同じ地区出身のWさんとの話も弾み懐かしそうでした。
金ちゃんと私との接点となった「秘話」や山友会の活動を話題にしながらワイワイガヤガヤ楽しく登りました。
汗っかきの私は雨に遭う前にびしょ濡れ、女性2人を含む健脚4人についていくのがやっとです。
登り2時間30分、下り2時間30分、合計5時間は中級扱いとなるでしょう。
 
本番は9月3日(日)、バスの定員は40人、早朝出発で夜帰着となりますが、世界遺産延暦寺の表参道をのぼり、途中の景色を楽しみながら歴史ある道を京都に下る魅力あるコースです。
受付は先着順なので、8月初旬発送のハガキにある受付開始日がきたら早めにお申し込みください。
 
 
 

2017年7月 1日 (土)

2017 但馬山友会 遠征登山説明会

2月の総会で遠征登山は谷川岳(1977m)と決まっていて、6月始めに案内ハガキが発送されました。

夜行バスが常道だったのが、今年から朝出発夕方着、翌日登山に変わりました。
旅行費用と時間の節約が重視されたスタイルから、無理のない「体力温存型」に変わった「歴史的転換」の年になりました。
登山ルートもマチガ沢から厳剛(がんごう)新道を登るのとは別に、往復ロープウエイを使う天神尾根ルートの二本立てが計画されました。
それが奏功したのか受付初日で定員が埋まり、キャンセル待ちが出る近年にない盛況ぶりです。
 
満員の説明会
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・実施日は7月28日(金)から7月30日(日)
・参加者名簿と班編制、バス乗降場所の確認
・行程とルート説明
・注意事項と装備のチェック
・訓練登山の設定
 
参加者を4班に分け色別タオルが配られ、役員と参加者の自己紹介がおこなわれました。
6割を女性が占めるのは時代の流れでしょうか。
 
遠征登山も今年が32回を数えます。
説明会が終わり、本番に向けて訓練などいよいよ本番モードになってきました。
安全に留意し、山頂を極めるだけでなく景色や草花、仲間とのコミュニケーションを楽しみたいと思います。
 

2017年6月17日 (土)

2017 但馬山友会 剣蛇ヶ岳

旧豊岡市に位置する剣蛇ヶ岳422mが6月後半の例会です。

2013年(へび年)8月19日干支に因んで登ってから4年ぶりです。
剣蛇ヶ岳(けんじゃがたけ)は豊岡市と京丹後市久美浜町の境にあってる抜群の眺めで知られていて、白雲山とも呼ばれています。
5月・6月と中級や健脚コースが続いたこともあって、気軽に登れる山を待ちかねていたのか参加者が78名、私が入会してからの記憶にない盛況ぶりです。
 
剣蛇ヶ岳                       集合はコウノトリの郷公園
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地元もびっくりの長の列            コース案内図と登山経路
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コウノトリの郷公園からで登山口まで30分、山頂まではよく整備された登山道を1時間強で登れます。
 
水澄不動尊から山頂まで1300m      林間の登山道
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丹後と但馬を分けるこさづ峠         あと一息
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イワガラミ                     ネジキ
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山頂は広場になっていて、一気に展望が広がります。
北方向は京丹後市や丹後町の景色が広がっていて、3月例会「ジオウオーク」のかぶと山、4月例会「依遅ヶ尾山」も見えます。
 
参加者のうち90歳を超える大先輩Yさんのお顔も見え、毎日ウオークで鍛えた元気な足取りでした。
京丹後市の女性4人も体験入会され、下山後入会を決められました。
 
山頂到着                      山名表示
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西、南方向に広がる但馬の山々
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絶景に見とれる                  豊岡市街地と但馬空港
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久美浜湾、中央に小天橋、右は甲山     中央に依遅ヶ尾山
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ヤマボウシ                    ヒトリシズカ
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広い山頂広場で絶景を眺めながらのランチタイム、フキの佃煮や果物・お菓子などが次々とまわってきます。
山仲間の気のおけないところです。
下山後コウノトリの郷公園の自然観察コース散策が募集されると、元気もん42名が参加しました。
               約50分の里山散策
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リョウブ                      巣を見下ろせるのはここだけ(親と雛3羽)
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曇りのお天気で、林の多い登山路は涼しく、日陰の少ない山頂もさして苦になりませんでした。
顔を見るのが久しぶりの方も多く、あちこちで会話が弾み、前回の氷ノ山例会や7月の谷川岳登山も話題になっていました。
仲間と山を歩くことの楽しさを改めて感じた一日でした。
 
次回は7月9日(日)<目の神様を祀る歴史の山>、青倉山(811m)が予定され、コースレベルは「初級+」となっています。
梅雨時期で南但馬の山であることから、ヤマビル対策が必要です。
 
 

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